お知らせ 奈良公園 鹿と共生 雑貨づくりファンド

2019年1月5日 17:00

年頭にあたって少しまじめな話。

皆さま、あけましておめでとうございます。
ご挨拶が遅れてしまいましたが
清々しく穏やかな新年をお迎えになられたことと存じます。


今年も笑顔で行きましょっ!
(と言ってそうで、実は元旦の大仏殿前でうっとり日向ぼっこ中の雄鹿さん)

旧年中、早々から私たちのファンドに賛同してくださった皆様には
この場をお借りして、あらためてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。

そして、これから新しく出会う皆様も、どうぞよろしくお願いいたします。

いきなりですが、新年は大好きです。
今までのよくないことをリセットして
新しい自分で進める感じがするからです。(自分勝手な解釈ですが…)

今回は、今までお伝えできなかったことをお話しできればと思います。
長くなるかもしれませんが、ご容赦ください。

現在『奈良公園 鹿と共生 雑貨づくりファンド』という名称で走っています。
初見すると「あ、鹿が好きなのね、守りたいのね」と思われますね。
もちろん、その通りです。大好きです、守りたいです。

でも実際、ファンド名を決めるとき、それはそれは悩みました。
もちろん使える文字数が決まっています。
本当に伝えたいことは、とても広く言ってしまうと
『生きとし生けるものが、はるか昔から脈々とつなげてきた自然の循環を守りたい』
ということです。
そのあまりに壮大なテーマを、自分がなんとか係われるまで凝縮したのが
目の前にあった奈良公園でした。
そして、その場所を共有する全ての生物(ヒトも含め)にとって、
いつまでも心地よい場所として、次に繋げていくべきだと思ったのです。

奈良の大仏様はやはり特別な存在です。
特に、そのお膝元に暮らす私たちは、大きなまなざしに包まれているのを感じています。
(私だけ?でしょうか)

ある日の朝日新聞で、東大寺の上司永照師が、とあるフォーラムで講演をされた要約を見ました。
約1300年前、国内に災害や疫病が蔓延し、それを憂えた聖武天皇が蘆舎那大仏の建立を決意されました。その詔に【乾坤相泰(けんこんあいやすらかに)動植咸栄(どうしょくことごとくさかえん)】と記されたとのこと。【天地が共に健やかで、動物も植物もみんな栄える】という意味です。
大きなポイントは “人間(だけ)が” とは述べておられないこと。

そのような遥か昔からあった思いです。
それを現在を生きる私たちが感じている…その普遍性にとても心打たれました。

奈良公園では、植物(芝草・樹木・木の実)-動物(鹿)-昆虫(糞虫/ふんころがし)がみごとに共生しています。また、奈良の鹿愛護会さんが『しかっぴ』という堆肥を作られています。原材料は鹿苑内の鹿の糞です。鹿苑内は鹿密度が高く、糞虫の手(?)が足りないので、ヒトが手間と時間をかけて発酵させて堆肥化します。できた『しかっぴ』は畑や花壇で植物の生育を助けます。なんてすばらしい循環だろうと思っています。

ヒトは他の生物より知能や技術を持つようになりました。
それは本来、全ての生物の手助けとなるよう使われるべきものだと思います。
しかし昨今では、ヒトの快楽に使われること、身勝手な満足に使われることが増えてきたように感じます。ましてや、他の生物を脅かすような、美しい自然の循環を損なうようなことに使われるのは言語道断です。

そう感じることが、こんな身近な奈良公園でも起こっています。
後をたたない鹿の交通事故。
無秩序に放置されるゴミ。
安易に様々な食べ物を鹿に与える人々。
他の場所でも、鹿はいないにしても同じようなことが起こっているのではと感じます。

しかし、手遅れだとは思っていません。
少しでも、一歩でも動くこと、伝えることで、違った未来になると信じています。
まだほんの一部しか伝えきれていませんが、そんな思いがぎゅっ!とつまったファンドなのです。


 
【ご留意事項】
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