被災地からのレポート

世嬉の一酒造2016年4月2日 18:42

【ご報告です】店頭での募金箱に少し足して「いわて学びの希望基金」に今年も寄付させていただきました。

4月2日土曜日。 岩手県からお礼状が届きました。 毎年店頭のレジに置いてある募金箱に入った震災寄付金を今年も「いわて学び希望基金」に寄付させていただきました。 このいわて学びの希望基金は、震災で、親を失った子ども達の独立するまでの息の長い支援を目的としてできた基金です。 主に、両親を亡くした孤児や、片親を亡くした遺児の社会人として独り立ちするために学業や生活を支援するための基金です。 今年も店頭でいただいたみなさまの善意に、当社から少しだけ追加させていただき、学びの基金に寄付しましたのでご報告申し上げます。

領収書

今年は、皆様かの寄付が5995円でした。当社からも5万円お出しし、10万995円を寄付しました。

今年で寄付は3年目、トータル66万1113円寄付しております。

引き続き、店頭募金と福香ビール&酒による恩送りプロジェクトを行っていきたいと思います。

岩手県から届いたものもこちらで掲載させていただきたいと思います。

まずは、活動状況です。

学びの希望基金活用状況

そして、基金を受け取っている子供たちからの手紙もありますので掲載します。

子どもたちのメッセージ1

子どもたちのメッセージ2

子どもたちのメッセージ3

子どもたちのメッセージ5

そして、岩手県知事様から感謝状が来ています。当社にというより、皆様へと思いますので掲載します。

知事の感謝状

そして活動報告もありましたので掲載します。

新聞1

 

新聞2

以上報告になります。

だんだん、震災も忘れ去られてきておりますが、孤児、遺児の方々は力強く前にすすんでいっております。

世嬉の一も微力ながらお手伝いできるように頑張りたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

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世嬉の一酒造2016年4月1日 17:27

世嬉の一では今年も新入社員を迎えることができました!

入社式1

今日は4月1日、世の中はエープリールフールかもしれませんが、
世嬉の一は厳かで緊張感のある、入社式です。

今年は、中途で入社してくるビール部門のスタッフと、
高校を先月卒業したばかりの新入社員さんがスーツ姿で出社してくれました。

入社式2

社長も珍しく?スーツ姿。
社長といえども現場が多く、スーツ姿でいることがほとんどない会社です。

しかし、新しい仲間を迎えるに当たり、スーツを着て、髪をビシっとして参加しています。

今まで坊主だったのですが、いつの間にか髪が伸びてきました。

さて、世の中では毎年入社式があるのが当たり前なのかもしれませんが、
私達零細企業では、決して毎年新入社員が入社するわけではありません。

当社に昨年1月に中途採用で来ていただいた40代のスタッフは、
生まれて初めて入社式に参加したという人もいます。

地方の企業は、すぐやめてしまうスタッフも多く、また、都会に人が流れていくことも否めないため、
毎年採用するという事自体まれな場合もあります。
また、家業で行っているという会社も多いですね。

しかし、当社の企業理念で3番目に「当社を通じて地域が豊かになること」をうたっています。
そのため、なるべく地域の方々を雇用するようにしています。
そして、高校卒業生は毎年入社してきてもらっています。 

また、嬉しいのは入社した高校生が辞めずに世嬉の一で頑張ってくれている事です。

2013年に入社してスタッフは、レストランで居なくては困る存在になっています。

2014年に入社したスタッフはもう三年目、すっかり立派な先輩に成長しています。

そして、それぞれが個性を発揮し始めています。

2015年に入社したスタッフもしっかりしてきました。其々の部門でなくてはならない存在になり、それぞれの目標を見つけています。

まだまだ10代、他の職場に興味をもったりくじけたりすることも多いと思いますが、
世嬉の一についてきてくれていることに感謝です。

入社式4

その昨年入社した3人の先輩にそれぞの視点から歓迎の言葉を発表していただきました。

1年たつとこんなに発言がかわるのだなぁ・・・と感動してしまします。

年の離れた弟、妹みたいです(いや言い過ぎました。子供ですね)

今年は、中途採用でビール部門に1名、レストラン部門に新人1名が入社してくれました。

ビール部門の男の子は、1か月間レストラン厨房で世嬉の一の社風や考え方を学び、今日からビール部門に参加します。

自分の希望していない部門に最初の1ヵ月配属されたにも関わらず、本気で厨房の事を学び一生懸命学ぶ姿に、ビール部門に移ったらさらに精進するのだろうなぁと期待しています。

(研修となると自分の希望と異なると本気で学ばない人が時々いますが、彼は真剣にやっていました。かくいう私や現工場長も最初はレストラン厨房の研修からスタートしています。)

そして、期待の新人さんは、レストランホール希望。

今年も笑顔の素敵なスタッフが来てくれました。

現在は、厨房で料理の勉強していますが、ホールでの希望です。

地域の伝統文化を学び、お客様に地域の良さを伝えるスタッフに成長することを願っています。

今年は餅マイスターも狙っていきたいですね。

入社式3

世嬉の一は新しいスタッフを迎え、気持ちも新たに今年度をスタートしました。

今日も元気に営業中です。

---------イベント情報---------------

 

touhokubeer

東北の5社が集まり、醸造したビール「東北魂ビール プロジェクト」

詳細はこちら

 

【ご参加しませんか!】
世界に伝えたい日本のクラフトビールネットで当社のビールが選定されました。
よかったら会場で一緒に飲みませんか?
4月14日 外国人記者クラブ 19時~
参加申し込みははこちら

questionnaire2016-event

ページの右上に上記のバナーがあります。

【イベント情報】

お子さんが1歳になったら、一升餅をしょいましょう!

一升餅体験を開催中です。

一升餅チラシbana

http://blog.sekinoichi.co.jp/event/issyoumochi/

【4月23-24日】
ワクワクお花見蔵祭り!

三世代で楽しめる蔵のイベント『世嬉の一の蔵祭り』が4月23日、24日開催します!

蔵祭りチラシ表

詳細はこちら

■■■■■■■■■■■
イベントのお知らせ
東京ビアウィークにてイベント開催します!

私たちは各地区の飲食店にお伺いしてビールイベントを行います。
■■■■■■■■■■■

東京、千葉、盛岡でお客様と楽しく過ごすビールイベント開催します!
ぜひ皆様と直接お会いしましょう!

【千葉市】餅とビールのマリアージュ。
千葉のビアバーで楽しいイベント
4月16日開催
↓ ↓ ↓
https://www.facebook.com/events/1739937182961529/

【東京 代々木】東北5社が集まる東北魂ビールを楽しむ会!
4月17日開催
↓ ↓ ↓
http://beerweek.jp/2016/detail/?id=8

【岩手県 盛岡市】

岩手が誇る人気ブルワリー「いわて蔵ビール」から、10種+お楽しみ1種のビールをON TAP!!
4月19日開催
↓ ↓ ↓
http://beerweek.jp/2016/detail/?id=22

【東京八丁堀】
岩手の食といわて蔵ビール10種の楽しむイベント
4月23日
↓ ↓ ↓
http://beerweek.jp/2016/detail/?id=11

 

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世嬉の一酒造2016年3月31日 17:39

お陰様で60期が無事に終了しました。

世嬉の一の60期(会社は98年ですが、法人化して60年です)もあと数時間で終了します。

60期もあっというまでした。

今期も多くのお客様に支えられ、スタッフに支えられ、家族に支えられ過ごしてきました。

こうして、無事4月1日を迎え、新入社員を迎えることができるのが本当にうれしいことです。

ただ、私自身嬉しかったことよりも痛烈に反省することも多かった1年だったことも事実です。

今期を振り返ると、

高校を卒業したばかりの新入社員が3名入社してきました。

おどおどとしつつも元気で出社していた3名も、今では立派な社会人。

学生らしさが抜け、すっかり社会人らしい顔つきになっています。

成長しているのだなぁと感心してしまいます。

おととし入社したスタッフはしかっり先輩となっていろいろ指導している姿に嬉しくなります。

途中入社してくれたスタッフもいます。

世嬉の一の独特の社風や習慣になれず大変だと思います。

ついてきていただき本当にありがたいです。

お客様との出会いも様々ありました。

お客様から商品開発のアイディアをいただき成長した部分もあります。

いわてペールエール(IPA)ヨイツギ・・・地球環境を守るリバースプロジェクトの皆様

釜石のハマユリ酵母でのビール・・・釜石市の皆様、北里大学海洋売テクノロジーの先生方

様々な農産物でのビール・・・農家の皆様

今年はビールの開発が多かったですね。

イベントでは手伝ってくれるボランティアスタッフの皆様

肉フエスはあまりの暑さと忙しさん、長時間労働にボランティアの皆様、本当に申し訳なかったです。

また、さまざまなイベントでお手伝いいただきました。

町おこしでは、「もちで町をもちあげよう」を合言葉に委員会の皆様や出店業者の皆様

2012年に立ち上げた「もちサミット」。

あの時には予想できなかったくらいイベントが盛り上るようになりました。

しかし、それだけではだめだと、イベントの成功=町おこしの成功ではない!と反省しつつ前に進んでいます。

18回目を迎えた地ビールフェスティバル、84社の出店ビールメーカー様とボランティア、委員会、町の皆様のおかげで無事に終了しました。

なんだかんだであっという間でした。

そして、世嬉の一は少し成長しているような気がします。

成長していないのは経営者の私のみ。

反省することばかり頭に浮かびます。

猪突猛進の私は、家族やスタッフに本当に迷惑をかけていると思いました。

本当にわがままに生きているのではと思います。

スタッフはよく我慢してついてきているなぁと思いました。

私自身が成長しなければ・・・と思います。

当社の企業理念は

「幸せの創造」

・当社を通じて、お客様が幸せになること

・当社を通じて、社員が成長すること

・当社を通じて、地域が豊かになること

「社員が自信の成長を実感することがその人の幸せにつながる」と信じていました。

今も信じていますが、何か足りないのかもしれません。

私自身、器を大きく、包容力をつけなければと思います。

ある経営の先生に「やせ我慢」という教えをいただいています。

「もっともっと大きな夢がある」

それを自覚して61期を迎えたいと思います。

61期はより多くのお客様に幸せを感じられる企業となること、

今いるスタッフが成長を感じ、安心を感じ、そして幸せを感じる企業になること

世嬉の一が活動することで町の元気に寄与できるようにすること

明日からまた、1日1日を過ごしていきたいと思います。

今日も世嬉の一は60期の最後の日を元気に営業できました。

皆様ありがとうございます。

DSC_0105

世嬉の一から見える須川岳の夕日。

とても美しく一関に生まれて幸せだなぁと思います。

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歌津小太郎2016年3月31日 10:21

今年も行きます!



今年も、歌津小太郎・千葉が埼玉県蓮田市にお邪魔します。
今が旬のめかぶ漬・塩蔵わかめなど新物商品を持って伺いますので、 お楽しみに~( *´艸`)


記事担当:三浦

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震災から5年。現在の課題と求められるもの2016年3月23日 19:13

被災地からのレポート-2015年総集編-

東日本大震災から5年。
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
各事業者固有の課題もあれば、地域の課題もあります。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。


各事業者ごとの詳細は下記をクリックしてご覧ください。

 ※ 回答は順次掲載しております。

丸光製麺(宮城県気仙沼市/製麺・販売)

八木澤商店 (岩手県陸前高田市/醤油・味噌・つゆ等の加工)
斉吉商店 (宮城県気仙沼市/小売、水産加工等)
アンカーコーヒー (宮城県気仙沼市/飲食店)
石渡商店 (宮城県気仙沼市/ふかひれ加工、製造)
ヤマウチ (宮城県南三陸町/鮮魚、魚介類の生鮮品販売等)
タツミ食品 (宮城県石巻市/わかめ・昆布の養殖・加工等)
津田鮮魚店(石巻津田水産) (宮城県石巻市/鮮魚の加工・小売等
寒梅酒造 (宮城県大崎市/清酒製造)
及善商店 (宮城県南三陸町/水産加工・製造)
星のり店 (宮城県七ヶ浜/海苔養殖・加工)
菱屋酒造 (岩手県宮古市/清酒製造)
三陸とれたて市場 (岩手県大船渡市/地魚の加工食品開発等)
三陸味処三五十 (岩手県山田町/飲食業・食品加工)
伊藤 (宮城県南三陸町/水産加工)
マルセン食品 (宮城県南三陸町/かまぼこ製造・水産加工等)
酔仙酒造 (岩手県陸前高田市/清酒・焼酎製造)
御菓子司木村屋 (岩手県陸前高田市/菓子製造・販売)
のり工房矢本 (宮城県東松島市/海苔の加工・販売)
山元いちご農園 (宮城県亘理郡/いちご農園)
ヤマジュウ (北海道霧多布/水産加工)
いわ井 (岩手県陸前高田市/和雑貨等の販売)
盛屋水産 (宮城県気仙沼市/牡蠣・魚介の養殖等)
さんいちファーム (宮城県名取市/健康野菜の栽培等)(※)
佐藤造船所 (宮城県石巻市/船舶の製造・修繕等)

木村水産 (宮城県石巻市/水産加工)
大木代吉本店 (福島県西白河郡/清酒等の製造・販売)
KFアテイン (宮城県仙台市/塗料メーカー)
マルトヨ食品 (宮城県気仙沼市/水産加工)
東北とらやフーズ (宮城県石巻市/水産加工)
三陸オーシャン (宮城県仙台市/食品製造・販売)
歌津小太郎 (宮城県南三陸町/水産加工等
ドラゴンフラワーズ (宮城県岩沼市/花壇苗生産等)
世嬉の一酒造 (岩手県一関市/清酒・ビール等の製造、レストラン業等)
藤田商店 (宮城県気仙沼市/水産加工)

鵜の助 (宮城県石巻市/わかめ・昆布の養殖・加工等)
矢部園(宮城県塩竈市/お茶等の製造・販売)
喜久盛酒造(岩手県北上市
/清酒製造 


セキュリテ被災地応援ファンド
参加事業社の地域

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震災から5年。現在の課題と求められるもの2016年3月23日 12:09

アンカーコーヒー (宮城県気仙沼市/飲食店)の場合

東日本大震災から間もなく5年。
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
(アンケート実施期間:2015年12月~2016年2月)

◆この1年間を振り返り、昨年に比べ、事業の業況はいかがですか。

ほぼ同じ


◆この5年間を振り返り、ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、事業の進捗はいかがですか。

当初の計画より進んでいない


◆上記について、具体的な内容やその要因などを教えてください。

地元の人口減少。市場環境の悪化。


◆現在、直面している課題を教えてください。

人材の確保、原材料の調達、販路の開拓、商品開発

昨年に比べると店舗数を増やしているのでやはり人材難です。


◆今後、出資者や個人の方、もしくは弊社がお役に立てそうなことや期待されることがあれば教えてください。

地元を楽しい場所にするためには、若く資金が不足している人たちのチャレンジが必要です。そのような需要に応えていっていただけると助かります。


◆今後、事業を進める上で、国や行政、金融機関等から期待する施策や取り組み、関わり方等、あれば教えて下さい。

新しい取り組みや事業を行う際にはやはり資金が必要です。事業毎の資金調達が容易にできるようなチャレンジングが枠組みがあると良いと思います。


◆震災から間もなく5年を迎えるにあたり、あらためて出資者や応援して下さる全国の皆さまへのメッセージをお願いします。

いつも応援してくださり本当にありがとうございます。5年というのは被災地にいる我々には節目でもなんでもなく、毎日が個人、家族、友人、会社、地域の問題に取り組み続けています。

被災した地区を見ても、まだまだスタート地点にも震災前の0地点にも建てていない状態です。5年たった被災地を是非、ご自分の目で確かめに来ていただけたら、私たちにとって大きな励みになります。

アンカーコーヒーの市場環境も震災前、震災後、震災5年後で大きく変化しています。私たちもその変化に反応し、少しずつですが、変化しています。その変化を体験しに来ていただけると嬉しいです。どんどん楽しく過ごしていただけるような場所に気仙沼そして三陸が変化できるようにがんばります。



→他の事業者のアンケートを見るにはこちら)

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震災から5年。現在の課題と求められるもの2016年3月23日 12:00

ドラゴンフラワーズ (宮城県岩沼市/花壇苗生産等)の場合

東日本大震災から間もなく5年。
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
(アンケート実施期間:2015年12月~2016年2月)

◆この1年間を振り返り、昨年に比べ、事業の業況はいかがですか。

今年の方がよい


◆この5年間を振り返り、ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、事業の進捗はいかがですか。

ほぼ計画通り


◆上記について、具体的な内容やその要因などを教えてください。

新規の取り組みについては比較的うまくいっているが、既存事業については伸び悩んでいる。


◆現在、直面している課題を教えてください。

人材の確保、販路の開拓

規模拡大に伴って、人手が必要になってきている。また、新規販路を開拓し、より計画的な生産・販売をできるようにしたい。


◆今後、出資者や個人の方、もしくは弊社がお役に立てそうなことや期待されることがあれば教えてください。

新規の小さいプロジェクトなどに、今後、クラウドファンディングを活用したい。そういう機会があれば、ぜひ宜しくお願いします。


◆今後、事業を進める上で、国や行政、金融機関等から期待する施策や取り組み、関わり方等、あれば教えて下さい。

施策や取り組みについての情報提供をお願いしたい。自分で調べればいいのだが、なかなか自分で探して、見つけにいくことができない。


◆震災から間もなく5年を迎えるにあたり、あらためて出資者や応援して下さる全国の皆さまへのメッセージをお願いします。

5年間が経ち、売上の数字的にはほぼ予定通りに推移してきております。
しかし、なかなか情報発信ができておりませんでした。
今年は、出資者や応援してくださる皆さまにもっと情報発信を行い、近況や新規事業の取り組みなどを知っていただけるようにしたいと思います。



→他の事業者のアンケートを見るにはこちら)

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歌津小太郎2016年3月22日 10:21

2015年10‐12月報告~明日の歌津につなげる夢工房・第二工場オープンしました!~

”歌津小太郎 こぶ巻ファンド”の(有)橋本水産食品の千葉孝浩です。大変にご無沙汰をしておりました。 我々の出資者の皆様と、そしてこちらミュージックセキュリティーズさんのサイトを通じて東北の復興を見守って下さっている皆様に私たちの近況をご報告させていただきます。

 おかげさまで”歌津小太郎 こぶ巻ファンド”は2015年9月下旬にファンド募集額の満額を達成することが出来ました。改めて多くの皆様からご支援を頂いたことに感謝致します。

 そのファンド資金がどのように使われたか――2013年4月オープンの第一工場の建設に活用させて頂くとともに、2015年12月中旬に全面オープンとなりました第二工場の建設に使わせて頂きました。第二工場に併設した直営店舗のオープンイベントには沢山のお客様にお越しいただき門出の言葉を頂きました。本当に多くの皆さんの応援があってここまで来られましたが、各方面の皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思いながらも、その第二工場のオープンまでの間、様々な準備作業に追われておりました。それゆえ2015年の秋以降、情報発信のほうが滞ってしまいましたことを反省しつつ、久しぶりに長文の報告をさせていただきます。




2015年12月13日、歌津小太郎第二工場併設店舗お披露目イベント当日の一コマです。


 いつもの長文報告の中では<あとがき>の中で時折触れていました『事業の進捗度合いを登山に例えると…』ですが、今回は<まえがき>先にご報告します。

<まえがき: 登山に例えると…> 前回は、2015年4月23日の記事『復活2年目~2月・3月の報告:第二工場着工・ホームページリニューアル』の<あとがき>の中で次のように表現していました。
 https://www.securite.jp/news/oen?a=2766

2015年4月の時点までを、『6合目からなだらかに長く続く7合目を目指して歩み続けてきたといったところ』、そして、それに続いて、 『この秋にオープンの第二工場が完成すると一気に状況が変わります。登山に例えるならば、7合目の先には斜面60度の難関が待っているというイメージでしょうか。第一工場の倍の生産量に増やすことが出来るのですが、一方ではそれを支える製造スタッフを増員しなければなりません。秋からのボトルネックが『製造スタッフ』となることが明確なので、その準備を今からしております』と。

 あれから約1年が経過した今、2016年3月の時点の実感としましてはここまでの1年の経過を振り返ると、  ◎9月頃にようやく7合目に到着: 2015年の新さんまのシーズンを迎えて前年よりもさらに多くの皆様に新さんまの昆布巻をお届けすることが出来ました。  ◎続いて12月下旬に8合目に到着: 10月から12月初旬にかけて、第二工場の完成と新施設稼働に向けた準備、その間に新スタッフのトレーニング、そしてむかえた12月11日の第二工場の全面オープン、12月中旬に出荷ピークを迎えるお歳暮ギフトの取り扱いと、怒涛のような業務量をこなしました。 4月の時点で、『斜面60度の難関』と例えて心の準備はしていたものの、予想を上回る状況でした。

 もちろん小太郎社長や専務の私だけでなく、全部で17名となった歌津側のスタッフ全員が一丸となってこの嵐のような3カ月間をくぐり抜けました。仙台/藤崎デパートの直営店舗スタッフ5名も一人で二人分の仕事量をこなし対応してくれました。

 と、ここまで“大変だ~!大忙し!”といったような多忙な様子ばかりをザックリとご報告させて頂きましたが、後から数字で振り返りますと当然ながら忙しさと比例して売上のほうも2015年12月の単月の比較ではありますが、震災前ピーク時の数値とほぼ同等の売上実績を達成することが出来ました。(年ベースでは依然として震災前の6割にとどまりますので、すごい成績でした!) これも応援して下さった皆さんのおかけで、歌津小太郎が大きなステップアップを図れた成果でございます。被災地応援ファンドを通じて長く応援を続けて下さる皆様に感謝致します。


 さて、長い<まえがき>はここまでで、順を追って10月からの出来事をご報告させて頂きます。

 ●2015年10月のご報告: 2012年6月から募集をさせて頂いたこちらの被災地応援ファンドでの出資者の募集ですが、2015年9月下旬に800名を超える出資者様のお力を借りましてようやく満額となりました。ちょうど、出資者特典としてご用意していたトロさんまの昆布巻のシーズンとも重なりまして、10月初旬のうちに全ての出資者の皆様に特典を発送することが出来まして、一区切りをつけることが出来ました。


 丁寧に丁寧に包装作業をしております!

 その出資金・応援金を活用しまして建設することとなった第二工場のほうは、この頃、工事の最終段階を迎えていました。9月上旬の時点で足場を取り払い、歌津小太郎の看板を取り付け、目の前の国道45号線を通る皆さんにその姿をお見せすることが出来るようになりました。



 看板取り付け時の写真。左手奥(車の影)にちょっとだけ見えるのが南三陸直売所『みなさん館』、写真には写っていませんが写真より右手の位置に歌津小太郎第一工場という並びになります。

 生産規模が増えること、そして直営店舗も設けることとなりますので、以前から懸案でしたスタッフの増員も行いまして、9月には4名の方が新しく歌津小太郎の仲間となりました。この時点で総勢、22名。震災の前よりも人数的には多くなりました。



 10月下旬には新スタッフの歓迎会を兼ねて親睦会を開催しました。ご覧のように歌津小太郎は漁師町の女性達に支えられています。

 また、10月限定で発売しましたセキュリテセットの『トロさんま昆布巻』のほうは前年の『新さんま昆布巻』に比べ、1.5倍のご注文を頂くことが出来ました。『トロさんま』が通常のサンマとどう違うかと申しますと、水揚げ時点から冷凍処理を一切してないサンマのみを使用して提案した商品です。これまで数量が少ないのであえて『トロさんま』だと強調することなく提供してきたのですが、やはりキチンと商品の特徴を説明することが大変に重要なのだと感じました。特に水産物は工業製品と違い、シーズン毎に脂ののりとかが違ってくるわけですが、そういったきめ細やかな違いを正しくお伝えしつつ、良い原料が入ったときにはその特徴を正しくお伝えすることが我々のような小さな水産加工食品会社の一つのブランド化の手法であると実感しました。

 ●2015年11月のご報告: 11月上旬、毎年恒例となりました神奈川県座間市(11月1日)・埼玉県蓮田市(11月3日)でのイベントに参加しました。



 11月1日、座間市ふるさと祭りでの販売(ここでの販売スタッフさんは普段は建設業の皆さんなのです)

 震災前に比べ、諸般の事情でなかなか歌津の地を離れることができず、歌津小太郎として首都圏の催事イベントに出店することが少なくなったのですが、4月・8月そしてこの11月のイベントは2012年4月から欠かさず出店させて頂いております。やっぱり自分自身で直接、お客様に販売するのが楽しいですし、座間市も蓮田市も震災後のボランティアがきっかけで知り合ったかけがえのない友人であり応援者でもある多くの皆さんに会えるのが嬉しいのです。

 今回もホタテ焼きと沢山の歌津小太郎自慢の商品をお持ちしました。恒例の『完売御礼!』集合写真に多くの仲間が参加してくれること、毎年、この写真のコレクションが増えていくことで、一歩ずつ前進出来ていることを実感します。



 11月3日、蓮田市”雅楽谷(ウタヤ)の森のフェスティバル”『完売御礼!』


 11月中旬に入りますと、再びお歳暮商戦の時期を迎えます。その時期と、第二工場内直営店舗の開店準備が大詰めを迎えて来るため、本当に慌ただしい毎日でした。


 ●2015年12月のご報告: 12月11日(金)、第二工場に併設します直営店舗がいよいよオープンの運びとなりました。そして13日(日)にはオープニングイベントを開催!

 こちらの様子は写真のほうでご紹介します。



 歌津小太郎第二工場併設の直営店舗です。12月11日の開店当日は朝から嵐の一日でした。



 販売コーナーの一角には「田んぼも畑もいらぬ わが家には 大磯の北西(なれ)に 宝があり」、歌津津小太郎の千葉家で先祖代々伝わる言葉を掲げています。


 出来たての商品の全ラインナップが並びます。

 他にも沢山の写真がありますが、本文の後半でご紹介します。

 これまで歌津のほうではお隣の『みなさん館』で限られた商品数・量を販売していただけでしたが、このたびの直営店舗のオープンにより、歌津小太郎の全商品と四季折々の歌津で水揚げされる海産物を販売できることになりました。震災前にはこのような店舗の運営など全く想像していなかっただけに、大きな飛躍となりました。地元の漁師さん達の期待も大きいですし、彼らの後押しもあって大変に励みになります!

 看板商品が『昆布巻』という歌津小太郎ではお歳暮商戦とお正月料理向けで12月が最も売上の多い月となります。皆様の応援により2015年12月は前年度よりもさらに活気に満ちた年末となりました。仙台地下鉄東西線が開通してよりいっそう便利となった仙台/藤崎デパートの店舗では12月31日17時の仕事納めまでお客様が途切れることなく続きました。


 <あとがき>
 2015年を振り返りますと本当にあっという間に過ぎ去った感があります。 父・千葉小太郎が母のあさ子とともに個人事業として海藻類の加工品を中心に商売を始めたのが1975年(昭和50年)。それからちょうど40年の節目の年であったのですが、多くの人々の支援を受けて第二工場の建設にまでこぎつけることが出来、大きく飛躍した年となりました。

 2013年4月に歌津小太郎第一工場で再スタートした頃は、まだ震災・津波の影響で小さな町の小さな漁港の復興のほうは追いついておらず、地元の海の資源を水揚げしても処理できずにと、とにもかくにも、工場だけあっても原材料が追いつかないという状況が一年以上続きました。2014年の後半になりますと、依然として南三陸町の中でも超小規模な歌津/馬場中山地区の漁港の整備は遅れていましたが、なんとか周辺地域の設備で補完するような状況で、2014年末のお歳暮商戦の需要などを賄うことが出来ました。

 そして迎えた2015年の年末商戦でしたが、毎日何かしらのトラブルは抱えながらも、震災前の規模よりも増員となったスタッフ達に支えられ、予想以上の好成績をおさめることが出来ました。

 地域の海の恵みを生かした水産加工業という生業(なりわい)で、この南三陸町・歌津の地で50年先も100年先も生きていく――震災前は100年先のことなんて考えたこともなかったですが、今ならば自信を持ってこの大きな目標に向けて迷いなく進んでいけます。震災直後の絶望の状況から、こうした自信と地域に対する誇りを取り戻す後押しをして下さった日本中の多くの皆様に感謝します。

 南三陸/歌津では今がわかめ漁の最盛期で、小さな港も活気づいています。我々の自信作、2016年産わかめ・海藻類を使ったうまいものをこの春も沢山お届けしますのでご期待下さい!


 次のご報告、2016年1-3月期のご報告はタイムラグのないように早目にご報告したいと思います。引き続き、私たちの復興を見守って頂けますようよろしくお願いします。

 記事担当: 千葉孝浩

 <写真特集: 12月11日・13日の歌津小太郎第二工場直営店舗オープンの様子>
 

 12月13日、オープンイベント前の様子です。




 お祝いのお花を沢山頂きました。ありがとうございます。


 オープンイベントの目玉は活アワビや活ホタテ・牡蠣の販売!!
 スタッフの皆さんに段取りを説明している私(千葉)です。


 目玉商品の活きアワビ目当てに多くの皆さんの行列が出来ました。

 
 歌津小太郎でこれまで扱っていなかった生鮮品(活アワビ・活ホタテ)はコチラの漁師さん達の支えで販売にこぎつけました!


 活ホタテです。活アワビの方は写真を撮る隙もなく完売となりました。




 工場併設の直営店舗ですので歌津小太郎の全商品ラインナップが並びます。



 店舗内部の全景はこんなかんじです。


 いつもの販売スタイル、バンダナ帽に歌津小太郎のハッピ姿です。
 (写真協力: 馬場中山カオル商店)


 ■歌津小太郎/歌津直営店舗までのアクセス お車でお越しの場合: 三陸自動車道、登米東和ICより国道398号線で南三陸町に入り、南三陸町志津川で国道45号線に乗り換え気仙沼方面を目指してお越しください。ローソン歌津店が目印です。(カーナビの場合は「平成の森」を入力すると施設の入り口付近に歌津小太郎があります)
  ※登米東和ICより約40分
  ※仙台市内より約2時間30分

 旅行などで宮城県にいらっしゃる際にはぜひ南三陸町の歌津小太郎にもお立ち寄りください!

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及善商店2016年3月16日 13:18

【及善新聞】2016年3月号
























日頃よりご愛顧賜り誠にありがとうございます。






及善新聞3月号が完成致しましたのでお知らせ致します。









南三陸にも美味しい春のたよりが届きました。

ぜひご一読ください。






皆さまでお読みいただけたら幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します









株式会社 及善商店





六代目 及川 善弥











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寒梅酒造2016年3月14日 13:11

【宮寒梅】 2016年3月11日

みなさま、こんにちは。

合名会社 寒梅酒造 5代目 岩﨑 真奈です。

 

3月11日、震災から5年目が経過しました。

正直、早いような遅いような不思議な思いです。

毎年カウントダウンはしなくても良い、何年経とうが気持ちは変わらない。と先日話ていた方がおりました。

「たしかにそうだよな。」と私は改めて感じましたが、しかし、やはりこの災害は後世に伝えて残していかなければいけないことだと思っています。

自分たちは、生きているのだから、今出来る事を無駄にしないでやる。そして、生かされている意味を忘れてはいけないと思っています。

 

女川の銀行で勤務中に津波被害にあい、息子さんを失った知人が、つい先日裁判で敗訴しました。

きっと、震災から5年間、多くの方の意見や重圧がのしかかりとてもしんどかったと思います。

でも、知り合いがここまで頑張ってきているのは、やはり息子さんの生きた証を守るためであって、一人の命を尊重するためだと感じていました。

 

月日が経ち、一見、街も日常生活も不自由なく暮らしている人も多くいると思います。

でも、悲しみや苦しみは癒えることはないでしょう。

しかし、みんな生かされているから今を精一杯生きてまっとうして生活していると思います。

 

まだまだ、たくさんの方の力添えが必要なこともたくさんあります。

そして、やはり、あの日のことは忘れてはいけないと思います。

二度と、同じようなことが起こらない為にも。

 

震災から5年間、私たちも多くの方とここで出会い背中を押して頂き歩んでこれていることに、改めて御礼申し上げます。

 

これからも、精一杯頑張ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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