お知らせ
2016年2月28日 17:29
緑風荘のスタッフの皆さん。建物も完成間近です。
政治家では、原敬氏や福田赳夫氏などののちに総理大臣となった方々、
実業界では本田宗一郎氏や松下幸之助氏、稲森和夫氏などの伝説的な経営者など、
著名な方々が出会えると出世すると言われる座敷童に会いに訪れた岩手県二戸の宿、緑風荘。
2009年に火事後の再建資金を募集する 「温泉旅館 座敷わらしファンド」がいよいよ2月末で終了となります。
最後の申込はこちらまで
先行予約権や宿泊券を目当てに投資される方が多くいらっしゃった本ファンドですが、
五日市代表にお話しを伺ってきましたので、 そのインタビュー内容をお送りします。
五日市代表(右)と代表の甥となる五日市取締役。
五日市取締役は、リクルート勤務を経て、旅館再建のために二戸に3年前に
Uターンして、代表と共に再建の道を歩んできました。
担当はイノオです。
--現在、調達率は550人の方から約82%となりました。
資金繰りの状況を教えてください。
はい、無事、開業開始のための最低限の建設にはこぎつけることができまして、2016年5月に開業できる見込となりました。
現在募集している資金は設備費用などこれから必要な資金について使用する予定です。
今回、旅館の再建計画を立てている際に、岩手銀行からの 融資可能な金額だけでは事業資金が不足していました。 そこで岩手銀行からミュージックセキュリティーズを紹介 いただき、今回のファンドが募集されることになったのですが、 このファンドのお金がなければ、旅館を再建することは できませんでした。 本当に感謝しています。
--いよいよ開業ということですね。 開業までのスケジュールを教えてください。
はい、5月14日にオープン予定です。
4月からは一般受付開始予定となっておりまして、3月中に投資家の方は、投資家特典として先行受付を開始予定です。
--新しい旅館の部屋数や集客計画などをお教えください。
はい、今回部屋数は以前の18部屋から10部屋へ変更となりました。
私と役員の五日市敬含めて、調理やフロント、掃除やホールなど 合計約10名で対応していく予定です。
お客様は、全国からお越し頂いており、カップルやファミリー、 ご友人同士など年間7000人ほどお越し頂いておりました。
既に営業再開を知り、ご予約のお問合せが増えてきています。 まずは投資家限定で受付を行いますが、今後は、約2,000人以上 の顧客リストへ営業再開のお知らせなど、自社で集客施策を 実施していく予定です。
--改めて、緑風荘の成り立ちを教えてください。
今から670年前、1340年頃の南北朝時代、 私の先祖が足利にやぶれ、京都から東京の旧五日市町を経て、 岩手に逃れて、この二戸にたどり着いたそうです。
東京の旧五日市町に身を寄せていた際に、苗字を五日市と名乗るようになりました。
この道中、一族の子供で当時6歳だった亀麿(かめまろ)が 病気で息を引き取りました。 その際に、「末代まで家を守り続ける」と言って息を引き取ったそうです。
五日市家では、二戸に移ってからは土地を分け与えられ、 いわゆる庄屋として、農業で生計を立てていくことになります。
その後、客間としてつかっていた「槐(えんじゅ)の間」に、 この亀麿の霊が棲みつき、「家の守り神」となり、 時々客人に姿を見せたり悪戯をするようになったと言い伝えられています。
このことが座敷童の言い伝えの始まりです。
火事でも焼かれずに残った亀麿を祀った亀麿神社。
--旅館を始める前から座敷童のお話は始まっていたのですね。
そうなんです。 その後、戦後の農地解放で土地も手放したこと、温泉が出ていたこと、このお客様用の建物があったこと などががあり、旅館を始めることとなりました。
この地区では2番目に開業した旅館でした。 その後、金田一温泉として団体客のお客様を中心に温泉街として栄え、多い時は、20くらいの旅館がありました。
その後、芥川賞を受賞した三浦先生が緑風荘をテーマにした 小説を発表されたり、テレビ番組で度々取り上げられるように なることで座敷童に出会えるかもしれない縁起のいい宿として 全国に広まりました。
--緑風荘に宿泊される方はどのような観光の楽しみ方をされているのですか。
青森の恐山や十和田湖のパワースポット巡りをする方などが多いです。
そのほか、夏はホタル観賞やそば打ち体験、果物のつみとり体験、 すぐ近くの南部美人、地元食材である地元ブランドの 牛、鶏、豚や山菜、ひっつみ(すいとん)などをお楽しみ頂いています。
--2009年に火事になってから再建までに7年になりますね。 今のお気持ちをお教えください。
はい、この間、事業の再建計画や資金繰りに、東日本大震災や 建築費の高騰など何度も障害が立ちはだかり計画がとん挫しては諦めずに再度計画をし直しの繰り返しでした。
何度か諦めかけたこともありましたが、もう一度やり直そうと 思い直したのはやはり、再建を望むお客様からの声でした。
これまでの再建の間は、近隣で一時的に飲食店を運営しておりましたが、 その店舗も閉め、5月14日にオープンを迎えるために、 スタッフの教育など、しっかりとおもてなしをするための準備に集中しています。
ぜひ、緑風荘へお泊りにいらしてください。
お待ちしております。
最後の申込はこちらまで
出会うと出世すると言われる座敷童の緑風荘、いよいよ2月末で募集締切。
緑風荘のスタッフの皆さん。建物も完成間近です。
政治家では、原敬氏や福田赳夫氏などののちに総理大臣となった方々、
実業界では本田宗一郎氏や松下幸之助氏、稲森和夫氏などの伝説的な経営者など、
著名な方々が出会えると出世すると言われる座敷童に会いに訪れた岩手県二戸の宿、緑風荘。
2009年に火事後の再建資金を募集する 「温泉旅館 座敷わらしファンド」がいよいよ2月末で終了となります。
最後の申込はこちらまで
先行予約権や宿泊券を目当てに投資される方が多くいらっしゃった本ファンドですが、
五日市代表にお話しを伺ってきましたので、 そのインタビュー内容をお送りします。
五日市代表(右)と代表の甥となる五日市取締役。
五日市取締役は、リクルート勤務を経て、旅館再建のために二戸に3年前に
Uターンして、代表と共に再建の道を歩んできました。
担当はイノオです。
--現在、調達率は550人の方から約82%となりました。
資金繰りの状況を教えてください。
はい、無事、開業開始のための最低限の建設にはこぎつけることができまして、2016年5月に開業できる見込となりました。
現在募集している資金は設備費用などこれから必要な資金について使用する予定です。
今回、旅館の再建計画を立てている際に、岩手銀行からの 融資可能な金額だけでは事業資金が不足していました。 そこで岩手銀行からミュージックセキュリティーズを紹介 いただき、今回のファンドが募集されることになったのですが、 このファンドのお金がなければ、旅館を再建することは できませんでした。 本当に感謝しています。
--いよいよ開業ということですね。 開業までのスケジュールを教えてください。
はい、5月14日にオープン予定です。
4月からは一般受付開始予定となっておりまして、3月中に投資家の方は、投資家特典として先行受付を開始予定です。
--新しい旅館の部屋数や集客計画などをお教えください。
はい、今回部屋数は以前の18部屋から10部屋へ変更となりました。
私と役員の五日市敬含めて、調理やフロント、掃除やホールなど 合計約10名で対応していく予定です。
お客様は、全国からお越し頂いており、カップルやファミリー、 ご友人同士など年間7000人ほどお越し頂いておりました。
既に営業再開を知り、ご予約のお問合せが増えてきています。 まずは投資家限定で受付を行いますが、今後は、約2,000人以上 の顧客リストへ営業再開のお知らせなど、自社で集客施策を 実施していく予定です。
--改めて、緑風荘の成り立ちを教えてください。
今から670年前、1340年頃の南北朝時代、 私の先祖が足利にやぶれ、京都から東京の旧五日市町を経て、 岩手に逃れて、この二戸にたどり着いたそうです。
東京の旧五日市町に身を寄せていた際に、苗字を五日市と名乗るようになりました。
この道中、一族の子供で当時6歳だった亀麿(かめまろ)が 病気で息を引き取りました。 その際に、「末代まで家を守り続ける」と言って息を引き取ったそうです。
五日市家では、二戸に移ってからは土地を分け与えられ、 いわゆる庄屋として、農業で生計を立てていくことになります。
その後、客間としてつかっていた「槐(えんじゅ)の間」に、 この亀麿の霊が棲みつき、「家の守り神」となり、 時々客人に姿を見せたり悪戯をするようになったと言い伝えられています。
このことが座敷童の言い伝えの始まりです。
火事でも焼かれずに残った亀麿を祀った亀麿神社。
--旅館を始める前から座敷童のお話は始まっていたのですね。
そうなんです。 その後、戦後の農地解放で土地も手放したこと、温泉が出ていたこと、このお客様用の建物があったこと などががあり、旅館を始めることとなりました。
この地区では2番目に開業した旅館でした。 その後、金田一温泉として団体客のお客様を中心に温泉街として栄え、多い時は、20くらいの旅館がありました。
その後、芥川賞を受賞した三浦先生が緑風荘をテーマにした 小説を発表されたり、テレビ番組で度々取り上げられるように なることで座敷童に出会えるかもしれない縁起のいい宿として 全国に広まりました。
--緑風荘に宿泊される方はどのような観光の楽しみ方をされているのですか。
青森の恐山や十和田湖のパワースポット巡りをする方などが多いです。
そのほか、夏はホタル観賞やそば打ち体験、果物のつみとり体験、 すぐ近くの南部美人、地元食材である地元ブランドの 牛、鶏、豚や山菜、ひっつみ(すいとん)などをお楽しみ頂いています。
--2009年に火事になってから再建までに7年になりますね。 今のお気持ちをお教えください。
はい、この間、事業の再建計画や資金繰りに、東日本大震災や 建築費の高騰など何度も障害が立ちはだかり計画がとん挫しては諦めずに再度計画をし直しの繰り返しでした。
何度か諦めかけたこともありましたが、もう一度やり直そうと 思い直したのはやはり、再建を望むお客様からの声でした。
これまでの再建の間は、近隣で一時的に飲食店を運営しておりましたが、 その店舗も閉め、5月14日にオープンを迎えるために、 スタッフの教育など、しっかりとおもてなしをするための準備に集中しています。
ぜひ、緑風荘へお泊りにいらしてください。
お待ちしております。
最後の申込はこちらまで
- ニュースカテゴリ
- アーカイブス
-