旧セキュリテニュース
2014年8月28日 17:00
【募集開始いたしました。】
間もなく募集開始の「澤佐酒造 地酒ファンド」の営業者よりご挨拶をいただきましたので、ご紹介いたします。
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澤佐酒造合名会社
酒造りも地元米の加工の一環として始めたようです。そんな経緯から創業以来、地元の米に拘っていましたが、近年の日本酒の高品質化の流れの中で他県の優良な酒米の使用も増えてまいりました。
しかし、その間の売上は増えることがなく特に地元での売上は減少していきました。原因は日本酒離れと地元の皆さんの地酒としての誇りと酒蔵に対する関心が薄れたことだと気づかされました。
その結果「参宮旅街道アンプレヴュ」を発売しました。ドイツ語で「意外な-アンプレヴュ」の名前のとおりドイツの白ワインのようなテイストの純米吟醸酒を作り上げました。毎年増産しながら今日も弊社の人気商品として東京のフレンチレストラン「六本木農園」様をはじめとする料飲店様での取り扱いが増えております。
新商品の開発で地元での需要を拡大したいと願っておりましたが、飛躍的な拡売とはならず、逆に地元以外での販売が拡大していきました。
平成22年頃より杜氏としての私の悩みは酒米の変化でした。夏場の高温により高温障害(収穫したお米が乾燥している)が年々進んで行くことでした。洗米から浸漬での苦労が増していきます。そんなお米に対する不満の中、一度米作りをやってみようと思い立ち、約3反の田んぼの田植えから圃場管理、田植えまでを経験してみました。毎日田んぼの水調整と畔の草刈り、無農薬の田んぼの草取りを経験して米作りの苦労が身に沁みたと同時に酒造りとの共通点から多くの気づきがありました。
澤佐酒造の地元の田んぼは面積が狭い田んぼが多く、米作りには効率の悪い場所だと思っていましたが、しかし大きな田んぼではできない水の管理ができること、お酒の発酵に必要なミネラル分はお米に含まれています。発酵に必要なミネラルを多くするため、田んぼの土壌作りが必要となり、大きな田んぼでは難しい事。など小さな田んぼの利点に気付かされました。
平成24年地元の地域づくり団体から地元で酒米を作りそれをお酒にして欲しいとの要望がありました。私としては渡りに船、とんとん拍子に話が進み、平成25年春には3反(4枚)の休耕田での酒造りが始まりました。
地元の米作りのプロ7名が酒米研究会として真剣に取り組んでくれました。そして最後の収穫には高温障害の対策として地域住民120名のボランティアによるはさ掛けによる自然乾燥を行っていただきました。一週間後、脱穀作業を行い20表近い三重県の酒米「神の穂」を収穫しました。
翌年1月、一番酒造りに適した時期に純米大吟醸として醸し出されたお酒は「みのわ」と名付け、イラストレータ-千秋育子デザインのラベルと共に5月に発売しました。6月には1,200リットルのお酒は完売し、来年に向けての予約を開始しています。
【募集開始致しました】澤佐酒造 地酒ファンド
【募集開始いたしました。】
間もなく募集開始の「澤佐酒造 地酒ファンド」の営業者よりご挨拶をいただきましたので、ご紹介いたします。
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澤佐酒造合名会社
15代目 澤 滋久 ごあいさつ
伊賀地方の南西部に位置する名張市の中心部を流れる名張川の川沿いで、江戸時代寛政5年より日本酒の醸造を始めました。その頃の澤家は庄屋をしながら名張川の水流を利用した水車で菜種油の精製やお茶の加工などといった地元農産品の加工事業を行っていました。
酒造りも地元米の加工の一環として始めたようです。そんな経緯から創業以来、地元の米に拘っていましたが、近年の日本酒の高品質化の流れの中で他県の優良な酒米の使用も増えてまいりました。
結果として高品質なお酒が製造できるようになり、全国新酒鑑評会においても平成10年から平成16年までの7年間連続で金賞を受賞することが出来ました。
しかし、その間の売上は増えることがなく特に地元での売上は減少していきました。原因は日本酒離れと地元の皆さんの地酒としての誇りと酒蔵に対する関心が薄れたことだと気づかされました。
平成15年から杜氏として酒造りの現場に立つようになり、若い世代に飲んでもらいたい日本酒の開発に全力で取り組みました。
その結果「参宮旅街道アンプレヴュ」を発売しました。ドイツ語で「意外な-アンプレヴュ」の名前のとおりドイツの白ワインのようなテイストの純米吟醸酒を作り上げました。毎年増産しながら今日も弊社の人気商品として東京のフレンチレストラン「六本木農園」様をはじめとする料飲店様での取り扱いが増えております。
新商品の開発で地元での需要を拡大したいと願っておりましたが、飛躍的な拡売とはならず、逆に地元以外での販売が拡大していきました。
平成22年頃より杜氏としての私の悩みは酒米の変化でした。夏場の高温により高温障害(収穫したお米が乾燥している)が年々進んで行くことでした。洗米から浸漬での苦労が増していきます。そんなお米に対する不満の中、一度米作りをやってみようと思い立ち、約3反の田んぼの田植えから圃場管理、田植えまでを経験してみました。毎日田んぼの水調整と畔の草刈り、無農薬の田んぼの草取りを経験して米作りの苦労が身に沁みたと同時に酒造りとの共通点から多くの気づきがありました。
澤佐酒造の地元の田んぼは面積が狭い田んぼが多く、米作りには効率の悪い場所だと思っていましたが、しかし大きな田んぼではできない水の管理ができること、お酒の発酵に必要なミネラル分はお米に含まれています。発酵に必要なミネラルを多くするため、田んぼの土壌作りが必要となり、大きな田んぼでは難しい事。など小さな田んぼの利点に気付かされました。
平成24年地元の地域づくり団体から地元で酒米を作りそれをお酒にして欲しいとの要望がありました。私としては渡りに船、とんとん拍子に話が進み、平成25年春には3反(4枚)の休耕田での酒造りが始まりました。
地元の米作りのプロ7名が酒米研究会として真剣に取り組んでくれました。そして最後の収穫には高温障害の対策として地域住民120名のボランティアによるはさ掛けによる自然乾燥を行っていただきました。一週間後、脱穀作業を行い20表近い三重県の酒米「神の穂」を収穫しました。
翌年1月、一番酒造りに適した時期に純米大吟醸として醸し出されたお酒は「みのわ」と名付け、イラストレータ-千秋育子デザインのラベルと共に5月に発売しました。6月には1,200リットルのお酒は完売し、来年に向けての予約を開始しています。
地元の酒屋澤佐酒造の真の地酒を生み出す取り組みは始まったばかりです。酒蔵の裏手の田んぼには昨年の2倍近い酒米「神の穂」が刈り取りを待っています。清酒「みのわ」が生み出す地域と酒蔵の信頼関係を育てていきます。そして安心安全と信頼できる商品をより多くの地元の皆さん全国のみなさんに販売していきます。
本事業につきましてご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
【ファンドの詳細・お申込みについてはこちらから】
http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=717
【ファンドの詳細・お申込みについてはこちらから】
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