西日本支社 2014年9月1日 14:25

8月5日クラウド・ファンディング in Osaka 開催報告

8月5日、梅田のグランフロント大阪にて大阪府主催「クラウド・ファンディング in Osaka」が開催されました。
今回のセミナーでは、6名の事業者様に発表いただき、100名近い方のご参加を頂きました。
 
 
20140805-01 会場全体


冒頭、大阪府商工労働部中小企業支援室 商業・サービス産業課長 樫原弘幸 様より主催者のご挨拶をいただきました。

20140805-02 大阪府樫原さま
 
樫原様からは、大阪府がこれまでに行ってきた取り組みについてお話しいただきました。
投資型のクラウドファンディングを通じて、大阪発の新しいビジネスチャンスを全国に広めていきたいという意気込みをお話しいただきました。 


続いて、第一部は主催者である大阪府の商工労働部中小企業支援室 商業・サービス産業 課長補佐 前田真一 様より大阪府の「クラウド・ファンディング活用サポート事業」の取り組みについてお話しいただきました。
 
20140805-03 大阪府 前田さま

前田様からは、ベンチャーキャピタルや既存の金融機関以外の新たな資金調達手段としての「投資型クラウドファンディング」についての可能性、また寄付型・購入型のクラウドファンディングと投資型との違いについてお話しいただきました。
そして、中小企業施策として「投資型のクラウドファンディング」を推し進める理由と、投資型のクラウドファンディングの今後の課題についてもお話しいただきました。


次に大阪セキュリティーズ株式会社 ファンディング事業部長 杉山より「セキュリテ大阪ファンズ」についての説明をさせていただきました。
 
20140805-04 MS 杉山さん

杉山からは、大阪ファンズの1年間の成果と大阪ファンズに投資いただいた投資家の分析結果について説明をさせていただきました。
また、マイクロ投資「セキュリテ」の仕組みについてもQ&A形式で説明させていただきました。



第二部より事業者様の発表に移ります。

『大阪 実生ゆずのものづくりファンド』
有限会社re・make 代表 岡山栄子 様
 
写真:リメイク 岡山さん2
 
岡山様からは、実生ゆずを使った製品の開発についてお話しいただきました。
そして、今後も実生ゆずという地域資源を活かして地域の障害者や高齢者、小さなお子様を助けたいという想いと、実生ゆずを世界に発信し次世代に継承していきたい、という強い想いをお話しいただきました。


『ノシリス知育玩具ファンド2』
有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所 黒田弥生 様
 
20140805-06 ICI 黒田さま
 
黒田様からは、小さな子供が安全に、そして安心して遊ぶことのできる知育玩具に対する想いと、有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所さまの今期の業績予測についてお話しいただきました。
それと出資者との交流についてのお話もされ、今後も出資者と交流していきたいと述べられました。


『諸国漫遊大阪マーケットファンド』
株式会社せのや 代表取締役 野杁育郎 様
 
20140805-07 せのや 野杁さま
 
野杁様からは、どのような想いで「諸国漫遊大阪マーケット」に取り組まれているのか。そして「諸国漫遊大阪マーケット」を通じて、全国各地の商品を大阪に広め、全国の生産者に元気になってもらいたい、という熱い想いについてお話しいただきました。
また、「ファンドを通じて出資者の方にも商品開発会議やバイヤーズ会議にご参加いただき、一緒に商品開発などもしていきたい。」と述べられました。


『まかないテーブル レストランファンド』
株式会社まかない計画 代表取締役 柿崎貴美 様
 
20140805-08 まかない計画 柿崎さま
 
冒頭、まかないテーブルを紹介したTV番組を録画したものを上映されました。
その後、「まかないテーブル」の事業を通じて、農家の安定収入を確保して第1次生産者をバックアップしたいという想いと、社会福祉施設の食品加工工場と共同で行う「まかない弁当」というデリバリー事業を通じて、障害者の方の社会進出を応援したい、という想いをお話しいただきました。


『あまみ温泉 南天苑ファンド 』
株式会社南天苑 代表取締役 山﨑一弘 様
 
20140805-09 南天苑 山崎さま
 
創業65年、築100年の歴史を持ち東京駅を設計した辰野金吾が設計した旅館、南天苑。
今回のファンドでは離れ屋を、露天風呂付きの離れ屋個室に改修する予定です。
発表では、山崎様自らがスケッチした改修予想図をパワーポイントで表示されながら、改修後の離れ屋個室についてご説明されました。


『中島重久堂 つなぐ鉛筆削り器ファンド 』
株式会社中島重久堂 代表取締役 中島潤也 様
 
20140805-10 中島重久堂 中島さま
 
「Our craftsmanship is for the people who use our pencil sharpener.(我々の職人魂は、我々の鉛筆削りを使う方々に捧げる。)」
冒頭、上記の中島重久堂の理念を述べられ、昭和8年の設立から現在に至るまでの沿革をお話しいただきました。
その後、本ファンドを用いて制作する新型鉛筆削り器についての説明をされ、「この新型鉛筆削り器を通じ「もったいない」の精神を世界に広め、日本のモノづくり、大阪のモノづくりを絶やさない。」という強い想いをお話しいただきました。



今回参加いただいた事業者様の商品

20140805-11 展示物


最後に、閉会の挨拶として、弊社ミュージックセキュリテイーズ株式会社/大阪セキュリティーズ株式会社 代表取締役 小松真実より総括として「クラウド型ファンド活用促進事業」のこれまでの取り組みと成果についてお話させていただきました。
2013年6月から始まった大阪府の事業は、非常に大きな成果を少しずつあげてきていると感じていること。また、全国から注目を浴びている大阪府との取り組みをさらに拡大させていきたい、との想いを話させていただきました。
 
 
今回のセミナーには本当に多くの方々にご参加頂きました。
参加者の方々、本当にありがとうございました。
事業者の皆様も、ご協力ありがとうございました。
双方にとって有意義なセミナーであったことを、スタッフ一同切に願っております。 
 
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【ミュージックセキュリティーズからのお知らせ】
 
今回プレゼンいただいた事業者のファンドの詳細はこちらからご覧いただけます:
「セキュリテ大阪ファンズ」
http://www.securite.jp/osaka/
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