西日本支社
2016年4月6日 13:05
徳之島、島の人々の期待と気合
みなさんこんにちは。
昨年4月から募集開始し、 同年12月満額募集完了するまでに約280名の皆様から
ご支援いただきました【徳之島 玉黄金たんかんファンド】 の事業進捗をご報告します。
まず皆さん、徳之島はここです!
ファンド対象事業と資金使途のひとつについてご報告します。
たんかん事業において、今年は台風や大雨もさることながら「ミカンコミバエ」についてご報告です。
このハエの飛来によって、奄美諸島の他の島では農作物に出荷規制がかかるほど
大きなダメージを受けたところもあります。
徳之島ではなんとか難を逃れ、たんかんの栽培・収穫・出荷も順調に進みました。
そしてなんと初めての雪も体験しました。
ご心配をおかけしましたが皆さまからの「ガンバレ!」のお声に従業員さんも奮闘しました。
お陰様でたんかんの販売はひっぱりだこの大人気でした。
えいえいおー!で始めたこんな様子も結果が伴って嬉しいです。
そして本ファンドの資金使途のひとつでもあった「古家改修」についてです。
これはたんかん専従者(特に島外からの)の確保の一端などで取り組んだものです。
そして去る3月中旬、ファンドの営業者あまみ徳之島んちゅ物産さんから、
この古家が「母間(ぼま)の家(母間地区から命名)として生まれ変わりました!」
と、ご連絡を頂きました。
島の皆さんには下のようなパンフレットも作成してご案内しているようです。
(クリックで大きく表示されます)
この母間の家は、もともとは徳之島ご出身で現在鹿児島市内にお住いのご夫婦が
今回のあまみ徳之島んちゅ物産さんやクラウドファンディングを理解、提供下さった我が家です。
家屋提供の行山さんご夫妻
島の皆さんは家を手放し、島外からの商売人を引き寄せ明け渡すことも可能です。
ただそれでは「他の島の商店が追いやられてしまうのではないか」
「徳之島の現状や産業を理解頂けずにコントロールできない状況になってしまうのではないか。」
そんなことを危惧してただ古くなる家を見守るしかないと言います。
そんな中今回の古家改修の目的は行山さんにとって、島のためになると思えるものでした。
早速改修後間もない母間の家を拝見しました。
まずは母間の家 本家です。
メインの和室
いわゆる縁側、こちらは畳み敷きが通常のようです
お風呂は五右衛門風呂。これを体験するだけでも価値がありそうです。
そして分家
ダイニング、ノスタルジックな雰囲気です。
洋風な一部屋もありました。
本家・分家共にゆったりとした時間が流れる、海のすぐそばでとても素敵な環境でした。
この母間の家を有効利用することが今後の課題です。
その後、母間の家披露会も開催、80名以上の島の皆さん、また関係者が集まりました。
公民館横では仕出しの準備、手前が海鮮汁、奥の木蓋鍋の中身はヤギ汁です。
たくさんの島の料理が並びました。真ん中は油そば(素麺を炒めたもの)です。
島の高校生が踊りでお祝いをしてくれたり・・・
ハイレベルの演奏や歌、トークの披露もありました。
この日は現地新聞社の記者の方ともお話させて頂きましたが、何より驚かれていたのは
この古家改修資金は280名もの皆さんからの理解と応援から、だということです。
そしてそのほとんどの皆さんの顔も知らないということです。
島の皆さんのこのファンドに対する期待や気合は、この披露会からも感じる通りとても大きく、
たくさんの人に島に来てほしい、島からたくさんのことを発信したい、ということを深く感じました。
そして島の産業を継承したい親世代と、しっかり受け止めていかなければという子供世代の繋がりも感じました。
このファンドを通じて、みなさまにもっと徳之島の魅力をお伝えできればと思います。
長くなりましたがお読みいただいてありがとうございました。
西日本支社 証券化事業部
玉木 智子
昨年4月から募集開始し、 同年12月満額募集完了するまでに約280名の皆様から
ご支援いただきました【徳之島 玉黄金たんかんファンド】 の事業進捗をご報告します。
まず皆さん、徳之島はここです!
ファンド対象事業と資金使途のひとつについてご報告します。
たんかん事業において、今年は台風や大雨もさることながら「ミカンコミバエ」についてご報告です。
このハエの飛来によって、奄美諸島の他の島では農作物に出荷規制がかかるほど
大きなダメージを受けたところもあります。
徳之島ではなんとか難を逃れ、たんかんの栽培・収穫・出荷も順調に進みました。
そしてなんと初めての雪も体験しました。
ご心配をおかけしましたが皆さまからの「ガンバレ!」のお声に従業員さんも奮闘しました。
お陰様でたんかんの販売はひっぱりだこの大人気でした。
えいえいおー!で始めたこんな様子も結果が伴って嬉しいです。
そして本ファンドの資金使途のひとつでもあった「古家改修」についてです。
これはたんかん専従者(特に島外からの)の確保の一端などで取り組んだものです。
そして去る3月中旬、ファンドの営業者あまみ徳之島んちゅ物産さんから、
この古家が「母間(ぼま)の家(母間地区から命名)として生まれ変わりました!」
と、ご連絡を頂きました。
島の皆さんには下のようなパンフレットも作成してご案内しているようです。
(クリックで大きく表示されます)
この母間の家は、もともとは徳之島ご出身で現在鹿児島市内にお住いのご夫婦が
今回のあまみ徳之島んちゅ物産さんやクラウドファンディングを理解、提供下さった我が家です。
家屋提供の行山さんご夫妻
島の皆さんは家を手放し、島外からの商売人を引き寄せ明け渡すことも可能です。
ただそれでは「他の島の商店が追いやられてしまうのではないか」
「徳之島の現状や産業を理解頂けずにコントロールできない状況になってしまうのではないか。」
そんなことを危惧してただ古くなる家を見守るしかないと言います。
そんな中今回の古家改修の目的は行山さんにとって、島のためになると思えるものでした。
早速改修後間もない母間の家を拝見しました。
まずは母間の家 本家です。
メインの和室
いわゆる縁側、こちらは畳み敷きが通常のようです
お風呂は五右衛門風呂。これを体験するだけでも価値がありそうです。
そして分家
ダイニング、ノスタルジックな雰囲気です。
洋風な一部屋もありました。
本家・分家共にゆったりとした時間が流れる、海のすぐそばでとても素敵な環境でした。
この母間の家を有効利用することが今後の課題です。
その後、母間の家披露会も開催、80名以上の島の皆さん、また関係者が集まりました。
公民館横では仕出しの準備、手前が海鮮汁、奥の木蓋鍋の中身はヤギ汁です。
たくさんの島の料理が並びました。真ん中は油そば(素麺を炒めたもの)です。
島の高校生が踊りでお祝いをしてくれたり・・・
ハイレベルの演奏や歌、トークの披露もありました。
この日は現地新聞社の記者の方ともお話させて頂きましたが、何より驚かれていたのは
この古家改修資金は280名もの皆さんからの理解と応援から、だということです。
そしてそのほとんどの皆さんの顔も知らないということです。
島の皆さんのこのファンドに対する期待や気合は、この披露会からも感じる通りとても大きく、
たくさんの人に島に来てほしい、島からたくさんのことを発信したい、ということを深く感じました。
そして島の産業を継承したい親世代と、しっかり受け止めていかなければという子供世代の繋がりも感じました。
このファンドを通じて、みなさまにもっと徳之島の魅力をお伝えできればと思います。
長くなりましたがお読みいただいてありがとうございました。
西日本支社 証券化事業部
玉木 智子
- ニュースカテゴリ
- アーカイブス
-