セキュリテ解説 第2回「出資金がどのように管理されているか」
こんにちは。
西日本支社の久保です。
先日、当社法務担当の山辺が解説いたしました
第1回「匿名組合契約とは?」に続き、
本日は 第2回「出資金がどのように管理されているか」について
お話しさせていただきます。
「私たち投資家が出資したお金はどこで管理されているの?」
先日お会いした投資家様よりご質問がありました。
本日は、皆様からお預かりしたお金がどのように管理されて、
事業者様の元に届くのかを簡単にご紹介します。
皆様からお預かりした出資金は、当社の銀行口座で受け取った後、
三井住友銀行による信託設定口座に移動して分別管理されます。
当社に万が一のことがあっても信託設定口座内のお金は、
各投資家様または事業者様に支払われます。
これは、昨年施行された金融商品取引法の改正に従ったものですが、
当社では、法改正前から、この信託を利用した仕組みを導入しています。
信託設定口座からファンド事業者様の元へ資金を送金する際も、
事業者様の他の資金と混ざらないように新たにファンド専用の
銀行口座を作ってもらい、そこに資金を送金します。
こちらでも分別管理されているんですね。
皆様からお預かりした出資金がちゃんと事業に使われているかも
年に一度の監査で会計士がチェックを行い、皆様にご報告しています。
また、事業者様からの大事な分配金は、直接信託設定口座へ入金され、
そのまま投資家様に分配されますので、当社の銀行口座は通りません。
事業者様が事業を頑張られた結果として、
元本が割れてしまうリスクはありますが、事業によるリスク以外のリスクで、
投資家の皆様にご迷惑をおかけしないようにするためです。
このように、皆様からお預かりしている大切な出資金は
何重にも守られています。
安心して事業を応援いただくことができます。
なお、最新の情報は以下をご参照ください。(2024年10月9日追記)
※関連リンク
出資金はどのように管理されていますか? – セキュリテ/ミュージックセキュリティーズ (zendesk.com)
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