西日本支社
2016年4月12日 18:33
こんにちは。
年間300万人が訪れる「水の町」倉敷。人気の「水辺のカフェ」
本ファンドで応援するプロジェクトである「旧原田邸」があるのは倉敷市酒津。
酒津を含めた「倉敷美観地区」は、年間観光客数が300万人を超える人気スポットです。
倉敷川沿いに白壁の町並みや日本最初の私立西洋近代美術館「大原美術館」が建ち並び、
そこから生まれる美しくも懐かしい雰囲気が観光に来た人々を癒します。
(私も散歩していた時、とても心地よい気持ちになりました。。)
ところで、「酒津」という地名に含まれる「津」という言葉。どこか海を連想させませんか?
岡山県倉敷市には他にも、児島、玉島、水島など、「島」が付く地名がとても多くあります。
これはその昔、今の倉敷市があった場所が海であったことに由来しているのです。
いまでも倉敷市内に沢山の「○○緑地」が遍在しているのはそのためです。
「水」
辻さんによれば、「水」は倉敷の人々にとって切っても切れないキーワードだそうです。
倉敷に住む人間は、文字通り「水」を大切にしてきました。
「水」が育む景色を大切にしてきました。倉敷が「水の町」と呼ばれるのはそのためです。
有限会社くまでは既に、旧原田邸から徒歩圏内の場所で「水辺のカフェ 三宅商店酒津」を
営業しています。本町通りにある元祖「三宅商店」に続く2店舗目のお店です。
(三宅商店 酒津 水辺のカフェ)
http://www.miyakeshouten-sakazu.com/
(春の水辺のカフェ周辺)
(秋の水辺のカフェ)
(人気商品の桃パフェ。)
(私が伺った平日の午前中にも、若い女性の2人組、年配の男性、家族連れ等が
店内で食事をとっていました。川を眺めながら飲むコーヒーは最高でした。)
すぐ近くには「配水池」があり、文字通り倉敷の水源になっている場所です。
「水辺のカフェ」は元祖「三宅商店」と違って、近隣の駐車場から少し歩かないといけません。
(と言っても150メートル程度ですが。。)
お店に歩く途中で、水や緑と言った自然に触れ合ってその美しさに気づいたり、
水辺を散歩する人と挨拶を交わしたり、、店内には入れば、エアコンのない
店内で窓から入る風の心地よさを楽しんだり、地元の農家さんから
頂いた果物やお米で作る季節メニューを楽しんだり、、倉敷の魅力を
身体で満喫していただきたいと辻さんは言います。
(川を挟んで面する散歩道。春の桜、夏の蛍、秋の紅葉等、季節に応じて別の姿を見せます。)
(夏には家族連れで川遊びをしたりすることもあります。)
アパートへの建て替え計画があった「旧原田邸」を買い取る
今回のファンドの資金でオープンするジャム工房「旧原田邸」は、
戦前に活躍したテニスプレーヤー原田武一氏が居住した邸宅です。
(最高で世界シングルランキング7位まで上り詰めました。)
「水辺のカフェ」からは徒歩圏内のところにあります。約1500平方メートルの
敷地内に、木造2階の母屋と蔵、木造平屋「長屋門」があり、
長屋門をジャム工房に、母屋と蔵はオフィスや倉庫として改装するプロジェクトが進んでいます。
もともとは、明治期の建築で老朽化した旧原田邸が売り出された時、
更地にした上でアパートを建てる計画があることを代表の辻さんが知ったのがきっかけです。
なんと、辻さんは聞くや否や、すぐに神戸市に住む原田氏の子息を訪ねて行ったそうです。
その時、旧原田邸の外観を可能な限り保存する形で改装すること、
景観に溶け込む形で地域と共存させることなどを熱く語りました。
その結果、「地元で父を広く知ってもらえるのはありがたい」と
快諾されこのプロジェクトが始まりました。
(長屋門の入口の作りを説明する辻さん)
僕はこの景色を守りたい
私が現地を訪ねた時、辻さんが熱く語っていたことがあります。
「僕はこの景色を守りたいんです。」
(辻さんが守りたい景色。旧原田邸の裏にあり、水辺のカフェと旧原田邸をつなぐ方角へと伸びる裏庭です。
その景色は何より周りの景観に溶け込んでいて、陽のあたりも素晴らしく美しいものでした。)
「水辺のカフェ」から「旧原田邸」を訪れる時、あるいは逆でも、
観光客はこの景色に触れることができる場所です。
「たかが景色一つ、と思われる方もいらっしゃいますが、
これが倉敷の原風景で財産ですし、ここからビジネスにも結びつけられると考えています。」
このプロジェクトは、古民家の再生の他に、地域資源の保護と
地域活性化の性質を併せ持ったプロジェクトになります。
とても生き生きして楽しそうな様子でこのプロジェクトを語る
辻さんが印象的でした。
ぜひ、多くの方にファンドを通じて、くまのファン、倉敷のファンになっていただき、
ご自身の足で倉敷を訪ねてみてほしいと思います。
水辺を散歩し、「水辺のカフェ」で一息ついた後に「旧原田邸」で
お買い物というコースも面白いかもしれません。あるいは、美観地区本町通りにある
元祖「三宅商店」まで少し足を伸ばすのもありかもしれませんね。
(「三宅商店」はカフェが併設されていて、夏には満席が続き
1日500人が訪れる人気スポットでもあります。)
(三宅商店 倉敷 町屋喫茶)
http://www.miyakeshouten.com/
特典には全ての店舗で利用可能な「商品券」(10,000円相当)か
ジャム等の詰め合わせセットが用意されています。
ぜひ、くまの取り組みへのご支援よろしくお願いいたします。
【ファンドの詳細・お申し込みはこちらから】
https://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=1366
「僕はこの景色を守りたいんです。」プロジェクトを始めたきっかけ
こんにちは。
西日本支社の周です。
先日、「古民家のお菓子工房ファンド」の有限会社くまさんを
訪ねて倉敷に行ってきました。
生まれてはじめての倉敷、且つ滞在時間もそこまで長くはなかったのですが、
くまの代表の辻さんとお会いして、歴史のこと、水のこと、旧原田邸のこと、
様々伺うことができましたので、簡単にご報告しようと思います。
年間300万人が訪れる「水の町」倉敷。人気の「水辺のカフェ」
本ファンドで応援するプロジェクトである「旧原田邸」があるのは倉敷市酒津。
酒津を含めた「倉敷美観地区」は、年間観光客数が300万人を超える人気スポットです。
倉敷川沿いに白壁の町並みや日本最初の私立西洋近代美術館「大原美術館」が建ち並び、
そこから生まれる美しくも懐かしい雰囲気が観光に来た人々を癒します。
(私も散歩していた時、とても心地よい気持ちになりました。。)
ところで、「酒津」という地名に含まれる「津」という言葉。どこか海を連想させませんか?
岡山県倉敷市には他にも、児島、玉島、水島など、「島」が付く地名がとても多くあります。
これはその昔、今の倉敷市があった場所が海であったことに由来しているのです。
いまでも倉敷市内に沢山の「○○緑地」が遍在しているのはそのためです。
「水」
辻さんによれば、「水」は倉敷の人々にとって切っても切れないキーワードだそうです。
倉敷に住む人間は、文字通り「水」を大切にしてきました。
「水」が育む景色を大切にしてきました。倉敷が「水の町」と呼ばれるのはそのためです。
有限会社くまでは既に、旧原田邸から徒歩圏内の場所で「水辺のカフェ 三宅商店酒津」を
営業しています。本町通りにある元祖「三宅商店」に続く2店舗目のお店です。
(三宅商店 酒津 水辺のカフェ)
http://www.miyakeshouten-sakazu.com/
(春の水辺のカフェ周辺)
(秋の水辺のカフェ)
(人気商品の桃パフェ。)
(私が伺った平日の午前中にも、若い女性の2人組、年配の男性、家族連れ等が
店内で食事をとっていました。川を眺めながら飲むコーヒーは最高でした。)
すぐ近くには「配水池」があり、文字通り倉敷の水源になっている場所です。
「水辺のカフェ」は元祖「三宅商店」と違って、近隣の駐車場から少し歩かないといけません。
(と言っても150メートル程度ですが。。)
お店に歩く途中で、水や緑と言った自然に触れ合ってその美しさに気づいたり、
水辺を散歩する人と挨拶を交わしたり、、店内には入れば、エアコンのない
店内で窓から入る風の心地よさを楽しんだり、地元の農家さんから
頂いた果物やお米で作る季節メニューを楽しんだり、、倉敷の魅力を
身体で満喫していただきたいと辻さんは言います。
(川を挟んで面する散歩道。春の桜、夏の蛍、秋の紅葉等、季節に応じて別の姿を見せます。)
(夏には家族連れで川遊びをしたりすることもあります。)
アパートへの建て替え計画があった「旧原田邸」を買い取る
今回のファンドの資金でオープンするジャム工房「旧原田邸」は、
戦前に活躍したテニスプレーヤー原田武一氏が居住した邸宅です。
(最高で世界シングルランキング7位まで上り詰めました。)
「水辺のカフェ」からは徒歩圏内のところにあります。約1500平方メートルの
敷地内に、木造2階の母屋と蔵、木造平屋「長屋門」があり、
長屋門をジャム工房に、母屋と蔵はオフィスや倉庫として改装するプロジェクトが進んでいます。
もともとは、明治期の建築で老朽化した旧原田邸が売り出された時、
更地にした上でアパートを建てる計画があることを代表の辻さんが知ったのがきっかけです。
なんと、辻さんは聞くや否や、すぐに神戸市に住む原田氏の子息を訪ねて行ったそうです。
その時、旧原田邸の外観を可能な限り保存する形で改装すること、
景観に溶け込む形で地域と共存させることなどを熱く語りました。
その結果、「地元で父を広く知ってもらえるのはありがたい」と
快諾されこのプロジェクトが始まりました。
(長屋門の入口の作りを説明する辻さん)
僕はこの景色を守りたい
私が現地を訪ねた時、辻さんが熱く語っていたことがあります。
「僕はこの景色を守りたいんです。」
(辻さんが守りたい景色。旧原田邸の裏にあり、水辺のカフェと旧原田邸をつなぐ方角へと伸びる裏庭です。
その景色は何より周りの景観に溶け込んでいて、陽のあたりも素晴らしく美しいものでした。)
「水辺のカフェ」から「旧原田邸」を訪れる時、あるいは逆でも、
観光客はこの景色に触れることができる場所です。
「たかが景色一つ、と思われる方もいらっしゃいますが、
これが倉敷の原風景で財産ですし、ここからビジネスにも結びつけられると考えています。」
このプロジェクトは、古民家の再生の他に、地域資源の保護と
地域活性化の性質を併せ持ったプロジェクトになります。
とても生き生きして楽しそうな様子でこのプロジェクトを語る
辻さんが印象的でした。
ぜひ、多くの方にファンドを通じて、くまのファン、倉敷のファンになっていただき、
ご自身の足で倉敷を訪ねてみてほしいと思います。
水辺を散歩し、「水辺のカフェ」で一息ついた後に「旧原田邸」で
お買い物というコースも面白いかもしれません。あるいは、美観地区本町通りにある
元祖「三宅商店」まで少し足を伸ばすのもありかもしれませんね。
(「三宅商店」はカフェが併設されていて、夏には満席が続き
1日500人が訪れる人気スポットでもあります。)
(三宅商店 倉敷 町屋喫茶)
http://www.miyakeshouten.com/
特典には全ての店舗で利用可能な「商品券」(10,000円相当)か
ジャム等の詰め合わせセットが用意されています。
ぜひ、くまの取り組みへのご支援よろしくお願いいたします。
【ファンドの詳細・お申し込みはこちらから】
https://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=1366
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