お知らせ
2016年6月20日 11:00
【イベントレポート】丸山珈琲のスペシャルティコーヒーとフードペアリング
こんにちは、広報担当です。今回は6 月13 日、丸山珈琲 西麻布店にて行った「丸山珈琲 コーヒー飲み比べ&フードペアリングセミナー」のレポートをお届けします。
さあコーヒーセミナーの始まりです!
ご参加いただいたのはセキュリテ会員のみなさま。はじめにお一人お一人に参加理由や興味をお聞きしました。コーヒーに興味のある方、丸山珈琲ファンドに興味のある方、前回のイベントで行ったフードペアリングが楽しかったのでまた来てくださったというリピーターの方も。
次に代表の丸山健太郎さんのご登場です。創業のお話から、アメリカのサードウェーブや日本でのコンビニコーヒーの登場、現在のコーヒーショップブームにも触れながら、これからの事業についてお話をうかがいます。
若かりし頃は、自分探しのために世界中を放浪していた丸山さん。1991年に軽井沢にある奥様の実家のペンションが空いたことをきっかけにコーヒー専門店を創業されました。
2005年に星野リゾートさんからのお声かけで山梨のリゾナーレに2店舗目を出店。生産量が増えたことで小諸市に焙煎工場をつくり、現在は全国に9 店舗と1セミナールームを展開しています。
店舗を展開する一方、丸山さんは2000 年ごろアメリカから入ってきたスペシャルティコーヒーやダイレクトトレードの概念に出会い、珈琲豆を自ら生産地に買い付けに行くようになります。
生産者がどれだけのお金を受け取り、どんな作り方をしているのか。それを知り、より高品質のコーヒー豆を生産できるよう生産者と密接にコミュニケーションンをとっていくことがダイレクトトレードであり、丸山珈琲さんの何よりの強みです。ファンドの資金もこのダイレクトトレードに使われ、それによって丸山さんが生産者から高品質なコーヒーを安定して買い付けることができ、消費者のみなさんに個性豊かな美味しいコーヒーを届けることができます。
それでは、実際に丸山さんが買い付けているスペシャルティコーヒーの飲み比べです。
まずは、水の違いに着目します。丸山珈琲のマイブームは水とのこと。
どちらも酸味のあるケニア産の珈琲豆ですが、左は、新たにこの夏販売される「丸山珈琲の基準水」で煎れています。販売に先駆けてイベントで提供していただきました。
コーヒーのポテンシャルを引き出すのに、数十種類から長野県安雲野の水が選ばれたそう
です。実際に試飲してみたところ、冷めた方が味の違いがわかりやすいのですね。基準水の方が、スッと酸味が通るように感じました。
次に産地の違いに着目します。
世界中17か国から輸入している珈琲豆から何種類かピックアップしました。
それぞれ飲み比べると、全然味が違うのにびっくりしました。
左から
① ブラジル・サンタ・イネス・ナチュラル(ブラジル産)
・・・華やかなお花のような香りを持ち、ナッツのような味わいです。
② パナマ・エリダ・ティピカ(パナマ産)
・・・丸山さんが隠居先にしたいほど気に入っている地、パナマのボケーテで採れる
コーヒーです。酸味がありますがチョコレートのようで口当たりがよいです。
③インドネシア・アチェ・タケンゴン(インドネシア産)
・・・変化球として出されました。焙煎具合が深く、苦みのあるマンデリンです。
エキゾチック、野性的、スパイシーな味わいで欧米人が非常に好むそうです。
続いて「フードペアリング」という食とコーヒーの組み合わせを楽しみました。
コーヒーブームがピークを越えたという認識のもと、今後は食のプロに興味を持ってもらうことが大事だと、丸山さんは考えます。
今回のペアリングには、ボリビア・アグロ・タケシ・ティピカという包容力あるコーヒーが選ばれました。フードはバラエティー溢れる以下のメニュー。果たしてコーヒーと合うのでしょうか?
① シャルキュトリー(加工肉)
② ピエダングロア(牛の乳のウォッシュチーズ)
③ トマト、スイートバジル、シャブルー(山羊のチーズ)
④ はちみつ梅干し
⑤ 鮭おにぎり
⑥ みたらし団子
丸山さん曰く、フランス人シェフ達に大人気だったというのが、④はちみつ梅干しです。
最初は意外でしたが、たしかに酸味と甘みのバランスがコーヒーにちょうどよく馴染み、美味しかったです。
また⑤鮭おにぎりとコーヒーを合わせるのは、日ごろランチタイムに起こる口の中の現象
と同じで、なかなか親近感を抱きました。個人的に、お茶漬けのお茶をコーヒーにしたみたいで、つい笑いがこぼれました。お蕎麦にも案外合うみたいですよ。
独自のペアリングは新鮮で面白く、コーヒーの新たな可能性を発見させられました。
ご来場いただいた皆様にも、とても楽しんでいただけたようです。
活発にQ&A が繰り広げられるなど、始終、和気あいあいとした雰囲気でした。
広報担当の私も、丸山さんの豊富な教養と高い話術にすっかり魅了されました。
「つながりがもたらす最高の一杯」「コーヒーは生活のインフラ」や「バリスタはコーヒーの翻訳家」など、心に残るキャッチーな名言もいただきました。
丸山珈琲の素敵なセミナー、また次回の開催をお楽しみにお待ちください。
また、「丸山珈琲と生産者の特別小ロットファンド」も6月末までの募集となり、おかげさまで満額間近となりました。ぜひご覧ください。
さあコーヒーセミナーの始まりです!
ご参加いただいたのはセキュリテ会員のみなさま。はじめにお一人お一人に参加理由や興味をお聞きしました。コーヒーに興味のある方、丸山珈琲ファンドに興味のある方、前回のイベントで行ったフードペアリングが楽しかったのでまた来てくださったというリピーターの方も。
次に代表の丸山健太郎さんのご登場です。創業のお話から、アメリカのサードウェーブや日本でのコンビニコーヒーの登場、現在のコーヒーショップブームにも触れながら、これからの事業についてお話をうかがいます。
若かりし頃は、自分探しのために世界中を放浪していた丸山さん。1991年に軽井沢にある奥様の実家のペンションが空いたことをきっかけにコーヒー専門店を創業されました。
2005年に星野リゾートさんからのお声かけで山梨のリゾナーレに2店舗目を出店。生産量が増えたことで小諸市に焙煎工場をつくり、現在は全国に9 店舗と1セミナールームを展開しています。
店舗を展開する一方、丸山さんは2000 年ごろアメリカから入ってきたスペシャルティコーヒーやダイレクトトレードの概念に出会い、珈琲豆を自ら生産地に買い付けに行くようになります。
生産者がどれだけのお金を受け取り、どんな作り方をしているのか。それを知り、より高品質のコーヒー豆を生産できるよう生産者と密接にコミュニケーションンをとっていくことがダイレクトトレードであり、丸山珈琲さんの何よりの強みです。ファンドの資金もこのダイレクトトレードに使われ、それによって丸山さんが生産者から高品質なコーヒーを安定して買い付けることができ、消費者のみなさんに個性豊かな美味しいコーヒーを届けることができます。
それでは、実際に丸山さんが買い付けているスペシャルティコーヒーの飲み比べです。
まずは、水の違いに着目します。丸山珈琲のマイブームは水とのこと。
どちらも酸味のあるケニア産の珈琲豆ですが、左は、新たにこの夏販売される「丸山珈琲の基準水」で煎れています。販売に先駆けてイベントで提供していただきました。
コーヒーのポテンシャルを引き出すのに、数十種類から長野県安雲野の水が選ばれたそう
です。実際に試飲してみたところ、冷めた方が味の違いがわかりやすいのですね。基準水の方が、スッと酸味が通るように感じました。
次に産地の違いに着目します。
世界中17か国から輸入している珈琲豆から何種類かピックアップしました。
それぞれ飲み比べると、全然味が違うのにびっくりしました。
左から
① ブラジル・サンタ・イネス・ナチュラル(ブラジル産)
・・・華やかなお花のような香りを持ち、ナッツのような味わいです。
② パナマ・エリダ・ティピカ(パナマ産)
・・・丸山さんが隠居先にしたいほど気に入っている地、パナマのボケーテで採れる
コーヒーです。酸味がありますがチョコレートのようで口当たりがよいです。
③インドネシア・アチェ・タケンゴン(インドネシア産)
・・・変化球として出されました。焙煎具合が深く、苦みのあるマンデリンです。
エキゾチック、野性的、スパイシーな味わいで欧米人が非常に好むそうです。
続いて「フードペアリング」という食とコーヒーの組み合わせを楽しみました。
コーヒーブームがピークを越えたという認識のもと、今後は食のプロに興味を持ってもらうことが大事だと、丸山さんは考えます。
今回のペアリングには、ボリビア・アグロ・タケシ・ティピカという包容力あるコーヒーが選ばれました。フードはバラエティー溢れる以下のメニュー。果たしてコーヒーと合うのでしょうか?
① シャルキュトリー(加工肉)
② ピエダングロア(牛の乳のウォッシュチーズ)
③ トマト、スイートバジル、シャブルー(山羊のチーズ)
④ はちみつ梅干し
⑤ 鮭おにぎり
⑥ みたらし団子
丸山さん曰く、フランス人シェフ達に大人気だったというのが、④はちみつ梅干しです。
最初は意外でしたが、たしかに酸味と甘みのバランスがコーヒーにちょうどよく馴染み、美味しかったです。
また⑤鮭おにぎりとコーヒーを合わせるのは、日ごろランチタイムに起こる口の中の現象
と同じで、なかなか親近感を抱きました。個人的に、お茶漬けのお茶をコーヒーにしたみたいで、つい笑いがこぼれました。お蕎麦にも案外合うみたいですよ。
独自のペアリングは新鮮で面白く、コーヒーの新たな可能性を発見させられました。
ご来場いただいた皆様にも、とても楽しんでいただけたようです。
活発にQ&A が繰り広げられるなど、始終、和気あいあいとした雰囲気でした。
広報担当の私も、丸山さんの豊富な教養と高い話術にすっかり魅了されました。
「つながりがもたらす最高の一杯」「コーヒーは生活のインフラ」や「バリスタはコーヒーの翻訳家」など、心に残るキャッチーな名言もいただきました。
丸山珈琲の素敵なセミナー、また次回の開催をお楽しみにお待ちください。
また、「丸山珈琲と生産者の特別小ロットファンド」も6月末までの募集となり、おかげさまで満額間近となりました。ぜひご覧ください。
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