旧セキュリテニュース 2015年3月30日 21:38

ファンド募集受付3月31日まで。ブイヤベースで美味しい魚を活かす事業。

ミュージックセキュリティーズの猪尾です。
 
伊豆下田 南豆ヴィレッジファンドの中心となる対象事業であるブイヤベース飲食店事業、着々と準備
が進んでまいりました。
 
本ファンドは明日までが募集期限となっております。
これまで私が本ファンド担当者として事業者の皆さんといろいろとお話したり見たりしてきたことを
出資する事業としての魅力としてまとめてみました。

1.誰が行うどんな事業なのか?
2.何のためにやる事業なのか?
3.出資者の皆様への特典は?
 
ぜひ、ご覧になってみてください。

そして、お申込みもお待ちしております。
 

1.誰が行うどんな事業なのか?

事業の中心は下田の海産物をふんだんに使ったブイヤベース専門店。

今回募集している3,000万円の資金のち約90%の2,720万円は飲食店事業に使用します。
今回はこの飲食店事業に焦点を充ててご紹介いたします。
 
飲食店概要
・店名:えん南豆店(仮)
・場所:伊豆下田 南豆製氷跡地 商業施設 NanZ VIILAGE内
・席数:40席程度
・客単価:ランチ1,000円、ディナー3,500円
・提供メニュー:ブイヤベース、クラムチャウダー、フリットなど
 
メイン料理であるブイヤベースは、下田が誇る金目鯛、伊勢海老に加え、
これまで有効利用されていない下田で水揚げされる黒むつ、とこぶし、
アサリ、イカなど季節ごとの旬の海産物をふんだんに活用し、
ギューと旨みを凝縮した下田発のブイヤベーススタイルを提案していきます。


 

建て壊す前の南豆製氷所              NanZ VIILAGE外観イメージ
 
   
NanZ VIILAGEロゴ                    外装・内装参考イメージ

  
2015年2月に地鎮祭を行いました        3月20日には工事着工を行いました
 
 
私も実際に現地に何度か伺いましたが、本当に下田の街の玄関口ともいえる
国道135号線に面した下田の一等地です。
 
この場所でこんな素敵なお店ができたら下田のイメージが大きく変わる、
本当にそう感じています。

 
事業を手掛けるのは、海辺の荒れ地をプライベートキャンプ場として3年間で
5,000人が来る場所に蘇ら
せたよそ者と、
東京で修業し技術を磨いて戻ってきた下田出身の職人たちのチームです。
 
今回の事業運営を行うのは株式会社ヴィレッジインク。
みんな素敵な方々ばっかりでみなさんをご紹介したいのですが、ここでは、
代表の橋村さんと料理人の方を紹介いたします。



株式会社ヴィレッジインク 代表取締役 橋村 和徳
1973年8月佐賀県唐津市生まれ(40歳)、静岡県下田市在住。中央大学文学部を卒業後、テレビ局を経て、2000年よりITベンチャーの起業に参画。2008年、同社の海外進出として中国に赴任。営業部門長を務める。2009年に同社退職後、静岡県下田市に移住。
2010年から伊豆に1日1組限定のプライベートキャンプ場事業を開始し、約3年間で5,000名以上が利用、現在では、限られたキャパシティのためお申込が殺到し、予約が取れない状態となっております。こうした実績をもとに、下田にとって重要な場所である南豆製氷所跡地での事業を地主から委託されることとなった。





総料理長 小川浩史氏
1972年下田市生まれ。東京神楽坂の割烹千代田にて10年間修業して板長を務めたのち、下田に帰郷。家業である割烹民宿「小はじ」を2代目として運営し、地元の漁師、農家の方々の協力を仰ぎ、地元の食材の味を活かした料理を提供している。
伊豆下田の素晴らしさを伝え、観光業の発展と下田の地域活性化のため、本事業には総料理長として参画。
 


料理長 平山博之氏
1976年下田市生まれ。東京青山・広尾のアクアパッツァ、シドニーの創作和食店等にて20年間料理人として経験を積む。「下田の新鮮な食材を使って、下田の魅力を伝えたい。」「下田の活性化に貢献した
い。」との思いから、帰郷を決意。和食・イタリアンなどの多彩な経験から、下田の海産物の魅力を最
大限引き出して、お客様にお届けします。


プロフィールをご覧いただいて分かるように橋村さんはいわゆる「よそ者」。

5年前に橋村さんが海辺の荒れ地の土地を大人向けのプライベートキャンプ場として
光を当て、全国からこの3年間で5,000人も呼び込める事業にしました。
今まで地元の方が気付かなかった伊豆の魅力を外からきた橋村さんが気付き、
全国に発信して、実際に1泊2日で一人1万6千円を払ってでも、何回もリピートして
楽しむお客さんたち。
その状況は地元の方たちにとっては大きな刺激を与えました。
 
そのことがきっかけとなり、今回、橋村さんと同世代の地元出身者が
チームを組んで今回の事業に取り組むこととなりました。
 


2.何のためにやるのか。


なぜ、ブイヤベースか。注目したのは下田の抱える課題。

その背景には、下田が誇る金目鯛と伊勢海老といった特定の高級魚種に偏った下田の漁業の課題がありました。
 
本来は、特定魚種に偏りすぎることは乱獲を招きやすく、持続可能な漁業を考える上ではよくないこと
ではあるにもかかわらず、これまでは飲食店や宿泊施設からなどのニーズもこの金目鯛と伊勢海老に集中しているそうです。

そのため、下田ではこれ以外にも食材にふさわしい素晴らしい多種多様な近海物、磯魚が水揚げされる
にもかかわらず、売られる市場もなく、誰かにあげるか、廃棄されてしまうなど、まったく有効活用されず、漁師の収入にもなっていませんでした。

また、観光客は、下田に対して、開国の街のイメージに加え、豊かな食材に溢れ、街にまさに市(マル
シェ)が軒立ち活気に満ちているというキラキラしたイメージを期待しているのに、実際には来てみる
と、活気なくどこか寂しげでありイメージとかけ離れているという機会損失の課題もあったそうです。
 
下田で水揚げされる未利用魚を一番有効活用できる料理がブイヤベース。

 
こうした課題に着目し、橋村さんや料理人の小川さんが検討した結果、現在、下田で水揚げされる素晴
らしい魚たちを美味しく届けられる料理としてたどり着いたが「ブイヤベース」だったのです。

 
 
神楽坂の料亭で板長まで務めた小川氏、都内有名イタリアンレストラン「アクアパッツア」で修業を積
んだ平山氏、二人の下田出身の料理人が地元漁師と共に下田の魚を一番美味しい状態でお客様にお届けをしていくことを目指します。

 
 
未利用魚の有効活用を通じて、お客さん、漁師、下田の街が喜ぶきっかけづくり。
 
1列目左から1番目、2番目が下田の漁師。一番右が小川料理長、右から2番目が橋村社長、
2列目一番左が梅田執行役員。
 
今回、連携を行う下田の漁師の方からはこのようなお話を伺いました。

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 実は、、、金目鯛、伊勢エビ以外にも美味しい魚は伊豆にたくさんいます!
今まで消費がないために市場に出回らなかった食材も使ってブイヤベースを
中心とした素敵な料理に仕
立ててもらうことは観光客だけでなく、
地元の人たちにも本来の魅力や資源を見つめ直してもらえるチ
ャンスと思ってます。

結果的に、我々地元漁師も特定の魚に偏よるのではなく地元の磯魚で
商いが成り立つという好循環を生
んで、若手漁師を増やし、漁業という
産業を素敵な仕事として自分らの手で育てていきたいです。
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また、下田出身でヴィレッジインクの下田活性化事業担当執行役員の梅田直樹さんは
この事業の思いをこう語っています。

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自分はずっとローカルで育ってきて、父が始めた自動車板金事業を跡をついでやってきました。
よく友達とは10年前くらいは下田の町興しなんかやろうなって話してたけれど、 
何もやれず終いで、最近はそんな話も友達とはしなくなって、
このまま下田は
衰退していくんだろなーと正直思っていました。

田舎のなんとなくの新しいことはするな、失敗もするな、大きなことはするな、
というルールに縛られ
ていたと思います。

でも、5年前に、今までは草ぼうぼうの地元の人間は誰も見向きもしなかった
土地を一人で開墾して、
プライベートキャンプ場として全国から5,000人も
訪れるような場所にした橋村代表と出会いました。

そして、一緒に事業をやろうと声をかけてもらって少しずつ考え直すようになりました。

やっぱり自分も子供が3人いて、これからの下田の10年このままでいいんだろうか。
自分は板金
屋だからって、学歴がないからって、お金がないからって、
下田を変えることには関係ないって終わらしち
ゃいけないじゃないか。

まずは動き出すことにしました。
ぜひ、下田の魅力を知ってもらって、ファンになってもらいたいと思っています。
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今回のNanZ VILLAGEでは、ブイヤベース専門店のほか、地元食材などを販売するマルシェ事業も展開予定です。
 
現状の売上規模が約5,000万円のヴィレッジインクにとって、今回の総事業費約5,000万円、ファンド募集金額以外の資金は自己資金および借入等で実行予定であり、社運をかけた事業です。
 
でもこの大きな挑戦を通じて、お客様に喜んでもらうことで事業としても成功させ、
下田の漁師も、そして下田の街も喜ぶことを目指していることを強く感じています。
 
下田に訪れるお客様が喜ぶ

下田が誇る金目鯛や伊勢海老に加えて、地元で水揚げされる美味しい魚を召し上がっていただく。
マルシェ事業もあわせて、海の幸が美味しく、活気のある下田の街を楽しんでいただく。

下田の漁業者(漁師)が喜ぶ

今回の店舗を通じて実際に下田の様々な魚がお客さんに喜んでもらう見本を作っていきます。
そして、他の飲食店や宿泊施設に広がって、地元の漁師が潤う手伝いをしていきます。

下田の街も喜ぶ

下田の海の幸がもっと多様に提供され、活気のある街になることで観光客も増えます。
そうすることで街全体が潤い、10年後も魅力的な下田な街に。
 
 

3.出資者特典
 
まずは皆様に下田のファンになってもらうためにとっておきの特典をご用意。 

本ファンドは、1口3万円あたり、こんなに豊富な特典をご用意しています。
 
・下田海産物セット(1万円相当)を期間中に1回送付
・えん南豆店(仮)の食事券(2,000円分)
・キャンプ場2人分宿泊券(1万6200円/人、合計約3万2,000円相当)
・キャンプ場の優先予約権
 
今回、投資家特典を橋村代表と相談するにあたって、
まずは、みなさんに下田のファンになってもらいたいと思いました。
その結果、特典の目玉として、下田が誇る金目鯛と伊勢海老、そしてアワビのセットをお送りしたいと
思っています。


金目鯛の姿煮(1匹)、活き伊勢海老 (2匹)、サザエの炊き込みご飯(2合分4人前)



そのあとは、ぜひ、伊豆にお越しいただき、キャンプ場にもとまったり、
お店でお食事を楽しんで頂いて、ぜひ、下田の虜になってください。
そして、そのあとは、出資者ならでは、この事業にご参加ください。

観光で楽しむだけでなく、ヴィレッジインクの仲間として、
一緒に下田の魅力をさらに広げていくことに参加してくださると幸いです。



下田の美味しいものを届ける事業、実績のある事業者たち、
お特典な出資者特典。
一緒にこの事業の挑戦にお力をお貸しください。


本ファンドのお申込みは3月31日まで。ぜひ、ご参加お待ちしています。 

 
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