早春の森、雪解けは樹木の根元から始まります。

森の中に踏み入るには、まだ、雪は深いのですが、

どの木の根元も、穴がぱっかり開いて、既に土が顔を出しています。

なぜ樹木の根元は雪解けが早いのか、

正プラスの森の博士の北川氏に尋ねましたところ

「本当のところは、解らないんだけどね

樹木の幹に当たった風が幹を伝って地面に吹き付けるから

他よりも早く雪が解けるのではないかという説がある」

真偽は解らないと言いつつも、

きちんと答えが返ってくる、流石、森の博士！

ついこの間まで森に吹き付けていた凍てつく風が、

気が付けば、木々を包む優しい暖かい春の風に変わったのですね 。

飛騨の森の春は、木々の根元からやってきました。

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