お知らせ
2017年8月8日 10:00
先日8/1(火)丸の内でミュージックセキュリティーズ株式会社主催「セキュリテトークイベント」を開催いたしました。今回はいつものような事業者さまに登壇いただくイベントでなく、取締役の杉山、影山を中心にセキュリテのメンバーのみでお送りいたしました。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。この記事では本イベントの様子をレポートいたします。
まずは司会進行をつとめる広報の加藤からみなさまへご挨拶。
「セキュリテの過去、現在、未来を赤裸々にお話しするなかで、金融の可能性についてみなさまと一緒に考えていけたらと思います」。
そして取締役の杉山が登場し、セキュリテのこれまでの道のりを簡単に紹介いたしました。社名に「ミュージック」とあります通り、ミュージシャンをファンが応援する音楽ファンドから始まった当社ですが、神亀酒造の小川原専務との出会いが大きな転機となり、はじめて音楽以外のファンド「全量純米蔵ファンド」を募集。2011年には東日本大震災があり、半分寄付・半分投資の「セキュリテ被災地応援ファンド」を募集いたしました。この頃当社を知ってくださった方も多いと思います。
▲2009年頃のイベントに登壇する影山と杉山
そうして現在までに、704本のファンドで71億円程度のお金を集めてきました。今も300本以上のファンドを運用中です。
次に影山が登場し、杉山と2人のトークが始まりました。まず話題になったのは「セキュリテができていないこと」。
数多くのファンド組成に関わってきた杉山は事業者さまの事業や、お人柄の魅力を近くで感じつつげてきましたが、必ずしもすべての事業者さまが発信が上手なわけではなく、投資家さまへ魅力を伝えきれない部分もあったといいます。
▲「顧客担当として顔の見えるサービスを目指したい。」と話す杉山
これまで全国の自治体や金融機関との連携は広く進めてきましたが、今課題となっているのがひとつひとつのファンドについての事業者さまの情報や、投資家さまが「事業に参加していただく場」の提供。毎年企画している東北の事業者さまを訪問する「425祭」には想いのある投資家さまが毎年多く参加されますが、まだ機会が少ないと感じています。
2002年頃、元々はベンチャーキャピタルとしてミュージックセキュリティーズへ投資を決断した影山が当時感じたセキュリテの可能性も
・事業ができあがっていく過程を垣間見せることのおもしろさ
・投資が社会参加のかたちのひとつになること
今ではファンドの事業者でもある影山。自身のファンド「クルミドコーヒーファンド」では、投資家さまにファンドの資金で立ち上げた「胡桃堂 喫茶店」に集まっていただき、影山から事業者としてお店の状況をお話ししたり、投資家さまのお話しをうかがったり、投資家さまのアイデアや発意から何かが生まれていく場づくりを計画しているとのこと。お金だけではない価値を感じていただけることがセキュリテの特徴であるということが語られました。
▲そういった場で「今では想像もつかないようなおもしろい取り組みが芽吹いていくのでは」と話す影山
クルミドコーヒーファンドについて詳しくはこちら(受付中)
担当者の「この事業者さんのファンドを作りたい」という気持ちを原点としながら、今後セキュリテでは「持続可能な開発目標(SDGs)」を評価指標のひとつとして、事業者さまの想いのある事業の成長そのものだけでなく、それぞれの地域で抱える課題や貧困や環境などの社会的な課題をいかに事業が解決するかという側面について、より尊重していくことが語られました。
SDGsとは2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発のための17の目標です。
SDGsについて詳しくはこちら(国連広報センター)
そしてセキュリテは「インパクト投資プラットフォーム」として投資家さまには経済的な価値と社会的な価値の両方を提供してまいります。
インパクト投資プラットフォームについて詳しくはこちら
その後も時間の許す限り、会場のお客さまからの熱心なご質問にお答えさせていただきました。これまでのお話にもありました通り、セキュリテでは投資家さまにより事業者さまの魅力を感じていただくため、次回イベントも鋭意準備中です。最新情報はメールマガジンやSNSでお知らせいたしますので、ぜひ続報をお待ちください。
会員登録はこちらから(期間限定キャンペーン実施中)
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杉山と影山のブログの更新もどうぞ楽しみにお待ちくださいね。
ゆっくり、いそげ? セキュリテ自由帳
最後までお読みいただき、ありがとうございました。会場の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。
セキュリテトークイベント開催報告
先日8/1(火)丸の内でミュージックセキュリティーズ株式会社主催「セキュリテトークイベント」を開催いたしました。今回はいつものような事業者さまに登壇いただくイベントでなく、取締役の杉山、影山を中心にセキュリテのメンバーのみでお送りいたしました。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。この記事では本イベントの様子をレポートいたします。
非常勤取締役 影山 知明(右)
東京大学卒。戦略系コンサルティングファームMckinsey&Companyに入社。広く金融機関、ヘルスケア、製造業等の各分野で新規事業立ち上げ、マーケティング戦略立案、組織運営システム再設計等のコンサルティングに従事。 2002年5月弊社取締役就任。自身も「クルミドコーヒー」を経営する。
東京大学卒。戦略系コンサルティングファームMckinsey&Companyに入社。広く金融機関、ヘルスケア、製造業等の各分野で新規事業立ち上げ、マーケティング戦略立案、組織運営システム再設計等のコンサルティングに従事。 2002年5月弊社取締役就任。自身も「クルミドコーヒー」を経営する。
取締役 杉山 章子(左)
国際基督教大学卒。米国コロンビア大学大学院修了。国際協力銀行、日本政策金融公庫等を経て2009年弊社入社。海外のマイクロファイナンスファンドや被災地応援ファンド等の担当を経て、2013年弊社西日本支社開設時に支社長就任。2015年弊社執行役員就任。2017年、ミュージックセキュリティーズ創業以来初となる「顧客担当役員」として取締役就任。
国際基督教大学卒。米国コロンビア大学大学院修了。国際協力銀行、日本政策金融公庫等を経て2009年弊社入社。海外のマイクロファイナンスファンドや被災地応援ファンド等の担当を経て、2013年弊社西日本支社開設時に支社長就任。2015年弊社執行役員就任。2017年、ミュージックセキュリティーズ創業以来初となる「顧客担当役員」として取締役就任。
オープニング
まずは司会進行をつとめる広報の加藤からみなさまへご挨拶。
「セキュリテの過去、現在、未来を赤裸々にお話しするなかで、金融の可能性についてみなさまと一緒に考えていけたらと思います」。
そして取締役の杉山が登場し、セキュリテのこれまでの道のりを簡単に紹介いたしました。社名に「ミュージック」とあります通り、ミュージシャンをファンが応援する音楽ファンドから始まった当社ですが、神亀酒造の小川原専務との出会いが大きな転機となり、はじめて音楽以外のファンド「全量純米蔵ファンド」を募集。2011年には東日本大震災があり、半分寄付・半分投資の「セキュリテ被災地応援ファンド」を募集いたしました。この頃当社を知ってくださった方も多いと思います。
▲2009年頃のイベントに登壇する影山と杉山
そうして現在までに、704本のファンドで71億円程度のお金を集めてきました。今も300本以上のファンドを運用中です。
セキュリテの今後
次に影山が登場し、杉山と2人のトークが始まりました。まず話題になったのは「セキュリテができていないこと」。
数多くのファンド組成に関わってきた杉山は事業者さまの事業や、お人柄の魅力を近くで感じつつげてきましたが、必ずしもすべての事業者さまが発信が上手なわけではなく、投資家さまへ魅力を伝えきれない部分もあったといいます。
▲「顧客担当として顔の見えるサービスを目指したい。」と話す杉山
これまで全国の自治体や金融機関との連携は広く進めてきましたが、今課題となっているのがひとつひとつのファンドについての事業者さまの情報や、投資家さまが「事業に参加していただく場」の提供。毎年企画している東北の事業者さまを訪問する「425祭」には想いのある投資家さまが毎年多く参加されますが、まだ機会が少ないと感じています。
2002年頃、元々はベンチャーキャピタルとしてミュージックセキュリティーズへ投資を決断した影山が当時感じたセキュリテの可能性も
・事業ができあがっていく過程を垣間見せることのおもしろさ
・投資が社会参加のかたちのひとつになること
今ではファンドの事業者でもある影山。自身のファンド「クルミドコーヒーファンド」では、投資家さまにファンドの資金で立ち上げた「胡桃堂 喫茶店」に集まっていただき、影山から事業者としてお店の状況をお話ししたり、投資家さまのお話しをうかがったり、投資家さまのアイデアや発意から何かが生まれていく場づくりを計画しているとのこと。お金だけではない価値を感じていただけることがセキュリテの特徴であるということが語られました。
▲そういった場で「今では想像もつかないようなおもしろい取り組みが芽吹いていくのでは」と話す影山
クルミドコーヒーファンドについて詳しくはこちら(受付中)
インパクト投資
投資によって生まれる価値が語られるなか、続いては会場のお客さまからの質問「事業者さんをどうやって選んでいるのですか」にお答えしました。担当者の「この事業者さんのファンドを作りたい」という気持ちを原点としながら、今後セキュリテでは「持続可能な開発目標(SDGs)」を評価指標のひとつとして、事業者さまの想いのある事業の成長そのものだけでなく、それぞれの地域で抱える課題や貧困や環境などの社会的な課題をいかに事業が解決するかという側面について、より尊重していくことが語られました。
SDGsとは2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発のための17の目標です。
SDGsについて詳しくはこちら(国連広報センター)
そしてセキュリテは「インパクト投資プラットフォーム」として投資家さまには経済的な価値と社会的な価値の両方を提供してまいります。
インパクト投資プラットフォームについて詳しくはこちら
次回イベント
その後も時間の許す限り、会場のお客さまからの熱心なご質問にお答えさせていただきました。これまでのお話にもありました通り、セキュリテでは投資家さまにより事業者さまの魅力を感じていただくため、次回イベントも鋭意準備中です。最新情報はメールマガジンやSNSでお知らせいたしますので、ぜひ続報をお待ちください。
会員登録はこちらから(期間限定キャンペーン実施中)
セキュリテ公式Facebook
セキュリテ公式twitter
杉山と影山のブログの更新もどうぞ楽しみにお待ちくださいね。
ゆっくり、いそげ? セキュリテ自由帳
最後までお読みいただき、ありがとうございました。会場の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。
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