被災地応援ファンド 2014年2月3日 08:24

酔仙酒造 (岩手県陸前高田市/清酒・焼酎製造)の場合

東日本大震災から3年。
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。


【酔仙酒造の場合】


◆この1年間を振り返り、事業全体の進捗を教えて下さい。

(a)ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、いかがですか
ほぼ計画通り。

(b)昨年に比べると、いかがですか。
ほぼ同じ。


◆現在、直面している課題を教えてください。

販路の開拓, 商品開発

特にここ最近市場を取巻く概況として、日本酒業界は非常に追い風の兆候があります。
(まだ数字に表れるものではない)
また、和食の無形文化遺産登録が決まり、海外需要も期待が高まっています。
何とか販路開拓に向け商談会や展示会、セミナーに参加する等努力をしておりますが、
新規の取引や売り上げに結びつくところまでに至りません。


◆この1年、出資者とのつながりの中から起きたことで、何か印象に残っていることはありますか

出資者の方(ご夫婦)が夏に蔵見学にいらしたことです。
かなり暑い日でしたが駅からの坂道を徒歩で登り汗だくになられていました。
「被災地が気になり岩手まで来た。酔仙が気になり沿岸まで足を伸ばし寄ってみた」とのことで、
蔵をご案内したところ大変喜んで帰られました。
我が事の様に気にかけ、遥々足を運び、「安心した。うれしい」という言葉を残していただいたこと、
本当にありがたいです。


◆2014年の抱負を教えてください。

今年に限らず、終わりのない目標でもありますが、酒の仕込はもちろん、
製成後の貯蔵・出荷管理、平素の営業や接遇など指先、足先まで
神経を張り巡らすような操業を従業員全員でして行きたいです。
商品、従業員、情報発信など、
どこから酔仙に触れても「心地よい」と感じていただけるよう、頑張ります。


(→他の事業者のアンケートを見るにはこちら)
→「震災から2年。現在の課題と求められるもの」はこちら



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