被災地応援ファンド 2014年2月4日 18:03

マルセン食品 (宮城県南三陸町/水産加工)の場合

東日本大震災から3年。
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
 
【マルセン食品】

 
◆この1年間を振り返り、事業全体の進捗を教えて下さい。
 
(a)ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、いかがですか
ほぼ計画通り。
 
(b)昨年に比べると、いかがですか。
今年の方がよい。

 
◆進んだこと、進まなかったこと、その原因など、具体的に教えてください。
煮たこの出荷は、震災の年の9月より知人の工場の一部を間借りし開始しできたため、
現在は、震災前より扱い数量が増大した。
メカブ加工品については、人員、設備、の準備で再開に1年半かかってしまい、
再開した時点で、同業他社製品の市場の占有、及び風評被害等により、震災前の10%に至っていない。


◆現在、直面している課題を教えてください。
土地の確保, 販路の開拓, 商品開発

メカブ販路開拓に苦戦している。

 
◆課題の中で、出資者もしくは弊社がお役に立てそうなことがあれば教えてください。
ネット販売の強化と、こまめな発信をしてゆきますので、これから応援をよろしくお願いいたします。

 
◆今後、事業を進める上で、国や行政、金融機関や企業、個人等から期待する施策や取り組み、関わり方等、あれば教えて下さい。
被災地の復興状況に応じ、公的補助金制度の延長を考慮して頂きたい。
(本設工場建設のための用地がないため、現在出ている、補助金を活用できない。)

 
◆この1年、出資者とのつながりの中から起きたことで、何か印象に残っていることはありますか。
仮設工場をたずねて、来て頂いた。
また、励ましのはがき等を頂戴したり、宅配便て、贈り物の注文を何度となく頂戴した。

◆2014年の抱負を教えてください。
 震災から3年が経ち、益々震災地情報が風化して行き、支援等の立ち寄り、
買い物等が激減して行くものと思われます。
これからは、自社はもちろん、地域としての結集の発信が、試される時であり、
地域の強み、自社の強みの再考をし、弊社に身を投じてくれた、社員みなさんと、
地域の仲間と、真正面から、挑戦してゆきます。

 
 
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