被災地応援ファンド 2014年2月10日 10:42

山元いちご農園 (宮城県亘理郡/いちご農園)の場合

東日本大震災から3年。
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
 
 
【山元いちご農園の場合】
 
◆この1年間を振り返り、事業全体の進捗を教えて下さい。
 
(a)ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、いかがですか
当初の計画より進んだ。
 
(b)昨年に比べると、いかがですか。
今年の方がよい。
 
◆進んだこと、進まなかったこと、その原因など、具体的に教えてください。
いちごをつくらない期間(7-10月までの4ヶ月)をいかに人を呼び寄せるか、という課題を解決するため、農園カフェ『Berry Very Labo』を企画し、2014年2月11日にオープンしました。
初日には、175名のお客さまを迎えることができました。
この時の様子は、2/14(金)のOHバンデス!で放送予定ですので、ぜひご覧ください。
 
◆現在、直面している課題を教えてください。
人材の確保、 販路の開拓。

人材の確保について:
山元いちご農園は、いちご農家の雇用創出のためにつくった企業ですが、
事業として大きくなればなるほど、管理する部門が必要になり、管理の専門的な分野でで、
人材の育成が必要になっている。また、後継者、担い手の不足も課題です。
販路の開拓について:
震災後、農協から個人出荷に変化している。震災後直後は応援してもらったが、
今は、価格面などの競争も厳しくなってきている。

 
◆課題の中で、出資者もしくは弊社がお役に立てそうなことがあれば教えてください。
お友達も誘って、ぜひたくさんの人とこちらに来てほしい。
これまではいちご狩りしかできなかったが、農園カフェ『Berry Very Labo』をオープンさせたので、
珈琲を飲んだり、食事を楽しんだりできる。
『特製いちごソフト』やいちごカレーなども是非食べて感想を教えてください。
そのほかにもアイディアをいただければ嬉しいです。
また、いちごの商品(ジャム、いちごチップやビネガーなど)をつくり始めたので、
ネット等を通じて、ぜひ「買って応援」してほしいです。
  
◆この1年、出資者とのつながりの中から起きたことで、何か印象に残っていることはありますか。
いちご狩りに来てくれた出資者の人が何人もいる。
いちごを食べて「美味しい」っていってもらったのが何より本当にありがたいです。
 
 
◆2014年の抱負を教えてください。
今年は震災から丸3年が経ち、4年目を迎えます。
ラボもオープンしましたので、より多くの人に来てもらえるようにしたいです。
目標は、いちご狩りは、昨年から倍増の2万人、ラボには3万人です。
今年のいちごもあまくて美味しいので、皆さん、ぜひ来てください。

 
 
(→「震災から2年。現在の課題と求められるもの」はこちら)

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《セット内容》
・完熟山元いちご:2パック (12~15粒/パック) 
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