被災地応援ファンド 2015年1月26日 19:29

藤田商店 (宮城県気仙沼市/水産加工)の場合

東日本大震災から4年。
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。

【藤田商店の場合】
 
◆この1年間を振り返り、事業全体の進捗を教えて下さい。

(a)ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、いかがですか
ほぼ計画通り
 
(b)昨年に比べると、いかがですか。
今年の方がよい


◆その原因や昨年との違いなど、具体的に教えてください。

少しずつではあるが、新規の顧客が増えている。
ワカメや、ウニ、アワビなどの水産資源の水揚げも回復傾向にある。


◆現在、直面している課題を教えてください。


人材の確保、原発・風評被害、原材料の調達、販路の開拓

昨年同様、復興関連の仕事の賃金が高いため、人が集まらない。
ワカメは特に、風評被害の影響をいまだに受けているが、
若干回復傾向の兆しが見えるようなので、
年明けからスタートする収穫に期待したい。
地盤沈下などで、海の状態が変わっているため、
サケや、タコなどは、例年の半分、または2割位の水揚げ数量となっており、
原料の安定供給を考えたい。


◆課題の中で、出資者もしくは弊社がお役に立てそうなことがあれば教えてください。


昨年は出来なかった、セキュリテセットの販売。


◆今後、事業を進める上で、国や行政、金融機関や企業、個人等から期待する施策や取り組み、関わり方等、あれば教えて下さい。

まだまだ、水産物への風評被害が残っております。
一刻も早く、安心安全な事を周知してほしい。


◆この1年、出資者とのつながりの中から起きたことで、何か印象に残っていることはありますか。

12月18日に、初の東京での中間報告会を開催しました。
小人数ではありましたが、終始アットホームな感じで進める事が出来、
楽しいと言う事と、応援頂いていることを
再確認出来る良い機会だったと思います。
益々、今後の仕事の励みになりました。


◆2015年の抱負を教えてください。

とにかく、水産物の水揚げを震災前まで戻し、
販路拡大と、新製品の製造に力を入れていきたい。
少しでも多くの人に、三陸の新鮮な海の幸の美味しさを知ってもらえるよう、
頑張ります。
本年度も変わらぬご愛顧宜しくお願い致します。

(→他の事業者のアンケートを見るにはこちら

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