被災地応援ファンド 2015年1月26日 21:13

鵜の助 (宮城県石巻市/わかめ・昆布の養殖・加工等)の場合

東日本大震災から4年。
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
 
 
【鵜の助の場合】
 
◆この1年間を振り返り、事業全体の進捗を教えて下さい。

(a)ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、いかがですか
当初の計画より進んでいない
 
(b)昨年に比べると、いかがですか。
ほぼ同じ


◆その原因や昨年との違いなど、具体的に教えてください。

地域全体の震災復興の遅れで工場建設や作業の機械化が遅延しています。
売上は少しづつ伸びてきていますが、原材料の不足で
製品原価が高くなってきています。
また、人材不足で確保するのが困難です。


◆現在、直面している課題を教えてください。

人材の確保、原材料の調達、商品開発

私どもの商品はほとんど自社で養殖、加工しています。
そのためこだわりのある製品を作れるのですが
その年の天候に大きく左右されることがあります。
前年より悪天候が続き原材料が少し不足気味です。


◆課題の中で、出資者もしくは弊社がお役に立てそうなことがあれば教えてください。

こだわりのある製品は長年の経験や多くの手間が必要です。
ですから原材料をよそから仕入れて製品化するのはあまりできません。
ですのでその年によって商品不足や値段の変化があることを理解してほしい。


◆今後、事業を進める上で、国や行政、金融機関や企業、個人等から期待する施策や取り組み、関わり方等、あれば教えて下さい。

とにかく復興のスピードを上げてほしい。


◆この1年、出資者とのつながりの中から起きたことで、何か印象に残っていることはありますか。

特典の発送をしたのですが
受け取っていただいた方にたいへん喜んでいただけました。


◆2015年の抱負を教えてください。

新工場の完成と売上を伸ばす。


(→他の事業者のアンケートを見るにはこちら

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