被災地応援ファンド
2015年2月6日 00:15
マルトヨ食品 (宮城県気仙沼市/水産加工)の場合
東日本大震災から4年。
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
【マルトヨ食品の場合】
◆この1年間を振り返り、事業全体の進捗を教えて下さい。
(a)ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、いかがですか
ほぼ計画通り
(b)昨年に比べると、いかがですか。
ほぼ同じ
◆その原因や昨年との違いなど、具体的に教えてください。
震災復興でのイベント事は昨年度と比べて本年度は
金額、回数ともに少なくなり催事での販売は低迷しています。
一方で業者向け( B to B )の営業販売が功を奏しているので
売り上げにおいても一昨年よりも確実に上がっています。
利益面では 取引先での回収不能が発生いたしましたが、
いくらかでのキャシュフローを生むことが出来るために
売り上げを伸ばす必要性が有ります。
具体的には業務用の商品開発や土産品等の商品開発が主な対応策になりますが、昨年度より金額的には低いものの取引先件数は増えています。
◆現在、直面している課題を教えてください。
資金調達、人材の確保、原材料の調達、販路の開拓、商品開発
「その他」について:現在営業を行っている所が区画整理事業の
嵩上げ地域に入っているため、移転せざる負えない状況に陥り、
また 折角行政の補助金を使って営業を再開させたのではあるが、
補助金を使った建物を取り壊すのであれば、補助金の返還を求められている状況です。
確かに移転補償は出ますが、その資金で新しい建物を作るには
資金が足らない状況に、さらなる自己負担が発生し、返還を求められています。
人材の確保の面から、どうしてもパートも含め従業員の確保が困難な現状です。人が居ないため、販路開拓や商品開発に携わる『人材』(『人財』)が足らずアイディア等を具体化できない状況です。
書類一つをとっても補助金の申請等においても手数が足りません。
◆課題の中で、出資者もしくは弊社がお役に立てそうなことがあれば教えてください。
先ずは投資家様に被災地の現状を『知ってもらう』ことが大事だと思います。
そのうえで『どのように被災地との関わりを提案できるか、どうかであるか』 と思います。
もちろん資金面での下支えは必要ですが、かえってそのことが将来への負担になっては元も功もありません。事業内で成長し続けることは大変難しく、それこそ一人の経営者だけでは達成困難かと思います。
◆今後、事業を進める上で、国や行政、金融機関や企業、個人等から期待する施策や取り組み、関わり方等、あれば教えて下さい。
税制の優遇処置、例えば補助金の雑費扱いから 経費扱いに。
収入とみなされている現状、復旧でゼロに戻すために
皆さんが必死に頑張っているのに そこに課税されえていては負担が大きい。
書類等の簡略化、説明責任はこちら側で負うことは理解するが、
あまりにも膨大な資料を集めなければいけなくなり、
小規模の企業においてはかなりの負担がある、それこそ『人財不足』です。
なかなか以前の取引再開には結びつかず、従業員の確保もままならない状況で、雇用の維持するためにも雇用保険等の被災地での軽減負担、新規採用での従業員の給与補助の継続。
◆この1年、出資者とのつながりの中から起きたことで、何か印象に残っていることはありますか。
一昨年 より販売会や投資家様に直接お会いできる機会は少なくなりましたが、SNSを通してつながっている投資家様もいますので、暖かいお言葉をかけて頂くときもあります。
◆2015年の抱負を教えてください。
いろいろな困難な状況が発生してきます、一歩進めば次の山が目の前にそびえ、上を見上げることが多くなりました。
ただただ自分を支えている言葉は『Never Give Up 』!!
(→他の事業者のアンケートを見るにはこちら)
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【商品を買って応援】
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
【マルトヨ食品の場合】
◆この1年間を振り返り、事業全体の進捗を教えて下さい。
(a)ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、いかがですか
ほぼ計画通り
(b)昨年に比べると、いかがですか。
ほぼ同じ
◆その原因や昨年との違いなど、具体的に教えてください。
震災復興でのイベント事は昨年度と比べて本年度は
金額、回数ともに少なくなり催事での販売は低迷しています。
一方で業者向け( B to B )の営業販売が功を奏しているので
売り上げにおいても一昨年よりも確実に上がっています。
利益面では 取引先での回収不能が発生いたしましたが、
いくらかでのキャシュフローを生むことが出来るために
売り上げを伸ばす必要性が有ります。
具体的には業務用の商品開発や土産品等の商品開発が主な対応策になりますが、昨年度より金額的には低いものの取引先件数は増えています。
◆現在、直面している課題を教えてください。
資金調達、人材の確保、原材料の調達、販路の開拓、商品開発
「その他」について:現在営業を行っている所が区画整理事業の
嵩上げ地域に入っているため、移転せざる負えない状況に陥り、
また 折角行政の補助金を使って営業を再開させたのではあるが、
補助金を使った建物を取り壊すのであれば、補助金の返還を求められている状況です。
確かに移転補償は出ますが、その資金で新しい建物を作るには
資金が足らない状況に、さらなる自己負担が発生し、返還を求められています。
人材の確保の面から、どうしてもパートも含め従業員の確保が困難な現状です。人が居ないため、販路開拓や商品開発に携わる『人材』(『人財』)が足らずアイディア等を具体化できない状況です。
書類一つをとっても補助金の申請等においても手数が足りません。
◆課題の中で、出資者もしくは弊社がお役に立てそうなことがあれば教えてください。
先ずは投資家様に被災地の現状を『知ってもらう』ことが大事だと思います。
そのうえで『どのように被災地との関わりを提案できるか、どうかであるか』 と思います。
もちろん資金面での下支えは必要ですが、かえってそのことが将来への負担になっては元も功もありません。事業内で成長し続けることは大変難しく、それこそ一人の経営者だけでは達成困難かと思います。
◆今後、事業を進める上で、国や行政、金融機関や企業、個人等から期待する施策や取り組み、関わり方等、あれば教えて下さい。
税制の優遇処置、例えば補助金の雑費扱いから 経費扱いに。
収入とみなされている現状、復旧でゼロに戻すために
皆さんが必死に頑張っているのに そこに課税されえていては負担が大きい。
書類等の簡略化、説明責任はこちら側で負うことは理解するが、
あまりにも膨大な資料を集めなければいけなくなり、
小規模の企業においてはかなりの負担がある、それこそ『人財不足』です。
なかなか以前の取引再開には結びつかず、従業員の確保もままならない状況で、雇用の維持するためにも雇用保険等の被災地での軽減負担、新規採用での従業員の給与補助の継続。
◆この1年、出資者とのつながりの中から起きたことで、何か印象に残っていることはありますか。
一昨年 より販売会や投資家様に直接お会いできる機会は少なくなりましたが、SNSを通してつながっている投資家様もいますので、暖かいお言葉をかけて頂くときもあります。
◆2015年の抱負を教えてください。
いろいろな困難な状況が発生してきます、一歩進めば次の山が目の前にそびえ、上を見上げることが多くなりました。
ただただ自分を支えている言葉は『Never Give Up 』!!
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