被災地応援ファンド
2015年2月12日 17:42
三陸オーシャン (宮城県仙台市/食品製造・販売)の場合
東日本大震災から4年。
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
【三陸オーシャンの場合】
◆この1年間を振り返り、事業全体の進捗を教えて下さい。
(a)ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、いかがですか
ほぼ計画通り
(b)昨年に比べると、いかがですか。
今年の方がよい
◆その原因や昨年との違いなど、具体的に教えてください。
売り上げは微増であるが、特化しているほやの売り上げが伸びているため利益率が上がっている。
◆現在、直面している課題を教えてください。
販路の開拓, 商品開発
資金調達は震災支援機構の支援が実行されたため楽になった。
商品開発で専門的(菌抑制、賞味期限等)な課題が多くなり時間がかかる。
◆今後、事業を進める上で、国や行政、金融機関や企業、個人等から期待する施策や取り組み、関わり方等、あれば教えて下さい。
販路拡大に伴い仕入れ資金等資金調達がネックになる。
◆この1年、出資者とのつながりの中から起きたことで、何か印象に残っていることはありますか。
出資者の紹介で商品開発に向けコラボ商品(ほやこんにゃくジャーキー)の提案があり、検討中。
◆2015年の抱負を教えてください。
今年の指針・・・選択と集中
更に商品力に磨きをかけ、販路ごとに選択しながら集中的な営業をし、販売成果を上げる。
販路を明確にした商品開発
ほやバーガー(地元ハンバーガー・イベント用)、ほやハンバーグ(外食)、串ほやハンバーグ(高速道路売店)
やわらか焼きほや、ほや卵、ホヤチーズ(常温品の開発を行い、東北のお土産店をターゲットにする)
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