被災地応援ファンド
2016年2月8日 23:40
矢部園(宮城県塩竈市/お茶等の製造・販売)の場合
東日本大震災から間もなく5年。
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
(アンケート実施期間:2015年12月~2016年2月)
◆この5年間を振り返り、ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、事業の進捗はいかがですか。
当初の計画より進んでいない
◆この1年間を振り返り、昨年に比べ、事業の業況はいかがですか。
昨年の方がよい
◆上記について、具体的な内容やその要因などを教えてください。
【良好】
① 「伊達茶」においては、商品製造上での細かな改善はできてきています。
② 皆様のおかげさまで商品認知度は向上しています。
③ 事業全体は街のコミュニティー喪失により外販販売への構成が増加しています。
【悪化】
① 上記③に関連してインターネット販売、店舗販売の強化が急務となります。
② 震災直後より取り組んでいる商店街の第1種市街地再開発事業がようやく始動します。コミュニティーを取り戻すために本格的な組織的動きがはじまります。それまでの間、おもてなしと商品制作と商品告知に取り組みます。
③ 震災前から取り組んでいることへの具体的な数値的効果が表れてきておりません。
◆現在、直面している課題を教えてください。
資金調達、販路の開拓、商品開発
① 新商品の企画・制作・販売は絶えず必要です。企画の段階から投資家の方々と創れていくと 自信をいただけます。
② 投資家の皆様との共同企画によって、情報の拡散が実行できると思われます。
③ 喫緊の課題として、商品販路を構築する必要があります。
◆具体的に教えてください。特に昨年に比べ、課題が変化している場合には教えてください。
① 「伊達茶」に関しては少しずつではありますが、向上してきています。
② 販路が定まるような情報発信、販売方法(組織販売、イベント販売)での工夫が更に必要です。
③ 伊達茶のブランディング(特にリーフ茶ギフト)を更に高めます。
◆今後、出資者や個人の方、もしくは弊社がお役に立てそうなことや期待されることがあれば教えてください。
① 5月公開予定の松竹映画「殿、利息でざる!!」でロケ地となった「伊達茶の茶畑」を是非発信していきたいと思います。農家の今までの積み重ねてきたものを全国の皆様に感じていただきたい。
② 2016年5月より解体開始からはじまる市街地再開発事業が2年後にグランドオープンしますが、それまでの間、仮設店舗への引っ越し、仮設店舗での営業を強いられます。この間の実践を細かに紹介していきたいと思います。
◆今後、事業を進める上で、国や行政、金融機関等から期待する施策や取り組み、関わり方等、あれば教えて下さい。
① 国、県行政よりの復興支援は、まさに今一緒に取り組んでおります。自治体との取り組みは 特に密にしており、民間の本組合と覚悟を共にしていただいております。
② 5年経過はしますが、商業施設エリアは被災沿岸部全域的に充分ではないどころか、以前厳しい状況が続いていきます。金融機関の融資対応(金利等)や償還期限対応(据置期間の延長など)をしっかりと組み直していきながら、あくまでも法人の「自立」を目指した指導をしてほしい。
◆震災から間もなく5年を迎えるにあたり、あらためて出資者や応援して下さる全国の皆さまへのメッセージをお願いします。
このアンケートを書かせていただくにあたり、出資者、応援者の皆様へは感謝の言葉しか見当たりません。皆様の貴重なご浄財を賜わって、北限の仙台銘茶「伊達茶」の生産と販売のお支えをいただき、そして弊社の日本茶栽培のプライドともいうべき手摘み限定茶「一芯三葉摘み茶」のデザイン、生産・ 製造、更にはHP刷新の応援をいただいておりますことは、大きな大きな励みとなっております。
また、昨年で3年続けての開催とさせていただきました東京・銀座での「銀ぶら2013、2014、2015」では、2015では連絡が滞ってしまったものの、投資家の皆様に暑い最中、応援に駆けつけて下さったり、MS様が丸ビルにあった頃には「おいしいお茶のいただき方」のセミナーを投資家の皆様方向けに開催させていただいたりと、弊社自身勇気を大きくいただくものでした。
2016年の本年は、北限の仙台銘茶「伊達茶」のロケ地としての認知、伝播に力を入れて参ります。皆様より「おいしいお茶」「間違いない日本茶」はどこに行ったら購入できるの?…という質問に、矢部園でと言っていただけるように精進してまいります。 投資家、応援者の皆様方のかわらぬご指導と、叱咤、ご激励のほどを宜しくお願い申し上げます。 心よりの感謝を申し上げます。
(→他の事業者のアンケートを見るにはこちら)
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被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
(アンケート実施期間:2015年12月~2016年2月)
◆この5年間を振り返り、ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、事業の進捗はいかがですか。
当初の計画より進んでいない
◆この1年間を振り返り、昨年に比べ、事業の業況はいかがですか。
昨年の方がよい
◆上記について、具体的な内容やその要因などを教えてください。
【良好】
① 「伊達茶」においては、商品製造上での細かな改善はできてきています。
② 皆様のおかげさまで商品認知度は向上しています。
③ 事業全体は街のコミュニティー喪失により外販販売への構成が増加しています。
【悪化】
① 上記③に関連してインターネット販売、店舗販売の強化が急務となります。
② 震災直後より取り組んでいる商店街の第1種市街地再開発事業がようやく始動します。コミュニティーを取り戻すために本格的な組織的動きがはじまります。それまでの間、おもてなしと商品制作と商品告知に取り組みます。
③ 震災前から取り組んでいることへの具体的な数値的効果が表れてきておりません。
◆現在、直面している課題を教えてください。
資金調達、販路の開拓、商品開発
① 新商品の企画・制作・販売は絶えず必要です。企画の段階から投資家の方々と創れていくと 自信をいただけます。
② 投資家の皆様との共同企画によって、情報の拡散が実行できると思われます。
③ 喫緊の課題として、商品販路を構築する必要があります。
◆具体的に教えてください。特に昨年に比べ、課題が変化している場合には教えてください。
① 「伊達茶」に関しては少しずつではありますが、向上してきています。
② 販路が定まるような情報発信、販売方法(組織販売、イベント販売)での工夫が更に必要です。
③ 伊達茶のブランディング(特にリーフ茶ギフト)を更に高めます。
◆今後、出資者や個人の方、もしくは弊社がお役に立てそうなことや期待されることがあれば教えてください。
① 5月公開予定の松竹映画「殿、利息でざる!!」でロケ地となった「伊達茶の茶畑」を是非発信していきたいと思います。農家の今までの積み重ねてきたものを全国の皆様に感じていただきたい。
② 2016年5月より解体開始からはじまる市街地再開発事業が2年後にグランドオープンしますが、それまでの間、仮設店舗への引っ越し、仮設店舗での営業を強いられます。この間の実践を細かに紹介していきたいと思います。
◆今後、事業を進める上で、国や行政、金融機関等から期待する施策や取り組み、関わり方等、あれば教えて下さい。
① 国、県行政よりの復興支援は、まさに今一緒に取り組んでおります。自治体との取り組みは 特に密にしており、民間の本組合と覚悟を共にしていただいております。
② 5年経過はしますが、商業施設エリアは被災沿岸部全域的に充分ではないどころか、以前厳しい状況が続いていきます。金融機関の融資対応(金利等)や償還期限対応(据置期間の延長など)をしっかりと組み直していきながら、あくまでも法人の「自立」を目指した指導をしてほしい。
◆震災から間もなく5年を迎えるにあたり、あらためて出資者や応援して下さる全国の皆さまへのメッセージをお願いします。
このアンケートを書かせていただくにあたり、出資者、応援者の皆様へは感謝の言葉しか見当たりません。皆様の貴重なご浄財を賜わって、北限の仙台銘茶「伊達茶」の生産と販売のお支えをいただき、そして弊社の日本茶栽培のプライドともいうべき手摘み限定茶「一芯三葉摘み茶」のデザイン、生産・ 製造、更にはHP刷新の応援をいただいておりますことは、大きな大きな励みとなっております。
また、昨年で3年続けての開催とさせていただきました東京・銀座での「銀ぶら2013、2014、2015」では、2015では連絡が滞ってしまったものの、投資家の皆様に暑い最中、応援に駆けつけて下さったり、MS様が丸ビルにあった頃には「おいしいお茶のいただき方」のセミナーを投資家の皆様方向けに開催させていただいたりと、弊社自身勇気を大きくいただくものでした。
2016年の本年は、北限の仙台銘茶「伊達茶」のロケ地としての認知、伝播に力を入れて参ります。皆様より「おいしいお茶」「間違いない日本茶」はどこに行ったら購入できるの?…という質問に、矢部園でと言っていただけるように精進してまいります。 投資家、応援者の皆様方のかわらぬご指導と、叱咤、ご激励のほどを宜しくお願い申し上げます。 心よりの感謝を申し上げます。
(→他の事業者のアンケートを見るにはこちら)
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