被災地応援ファンド
2013年2月22日 14:57
世嬉の一酒造 (岩手県一関市/清酒・ビール等の製造、レストラン業等)の場合
東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
【世嬉の一酒造の場合】
【世嬉の一酒造の場合】
◆2012年を振り返り、事業全体の進捗はいかがですか。
ほぼ計画通り進んでいます。
蔵の修復は本ファンドからの出資もあることを銀行にお伝えし、
借り入れを起こして第一期修繕を行いました。
トータルで約5,000万円かかりましたが、約3,000万円が
グループ補助金や他の援助です。約2,000万円を現在借り入れにしております。
一方で、長期熟成ビールの販売に関して、
ビールの方(タンクの増設と長期保存用木ダル)の投資はまだ行っておりません。
それは、まだファンドが集まっておりませんので、
それは、まだファンドが集まっておりませんので、
集まるかなかなぁ・・・とちょっとだけ不安があり
まだ投資していない状態になっております。
インターネットの販売強化と人材育成に関して、インターネットHPの
販売サイト改善を今業者さんを選定し行っているところです。
人財育成は4月より1名入社しますのでその社員と一緒に行って行きたいと思います。
◆現在、直面している課題を教えてください。
資金調達、人材の確保、原発・風評被害、販路開拓の課題があります。
特に困っているところは、人財の育成や仕事づくりです。
特に12月-3月は閑散期ですので、仕事が無くなりつつあります。
その時期にパートさんたちを昨年までは閑散期ということで休ませていましたが、
今年より仕事づくりを行い雇用の維持したいと考えております。
そのために行った酒屋の酒粕漬けの通販ですが、
残念ながら放射能の風評被害や当社のPR不足で、
なかなか販売ができていないので頑張らねばと思います。
◆今後、誰からどんな支援があると助けになりますか。
なかなか零細企業としては販路がなく、
また、大手企業に卸すほど生産量もないため、
催事イベント等での販売が中心となります。
その催事イベントができる機会が多いと助かります。
ただ、前回の商談会はあまり効果がないので、やはり販売会だと考えております。
また、商品開発の際、デザイン等に力がないので
その部分をどのように補完するかがいつも課題です。
◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。
投資家の方から手紙をいただきました。すごく嬉しかったです。
応援してくれるのが感じました。
多くが当社を知らなかったという人で一度来て、見て、
ファンになりましたといってくれます。
将来に向けてこれほど心強いことはありません。
また、ミュージックセキュリティーズに関連する経営者と
知り合うことが刺激になりすごくいいです。
あの時期に10年計画を立てるのはなかなか難しかったのですが、
10年間を明るい方向で考えることが
現在の前向きな姿勢の原点になっていると思います。
ファンド作ってよかったなぁと今しみじみ思います。
◆今後、出資者の方と取り組んでみたいことはありますか。
一緒にイベントを行いたいと思います。
以前、世嬉の一ピクニックを行いました。
麦踏体験やビール醸造体験を行いました。
そして麦畑ではっと鍋を食べ、軽トラックにサーバーを置いて
飲み会を行いました。そのような地域の良さを知っていただく
機会を多くつくりたいと思います。
もっともっと投資家の方々と距離を縮めて行きたいと思います。
◆来年の抱負を教えてください。
出資者の方々と一緒に何かしたい!
仲良くなりたいです。
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