被災地応援ファンド
2013年2月22日 14:28
【及善商店の場合】
当初の計画より進みました。
人材の確保と販路開拓です。
ツアーなどを行い、できたての蒲鉾を食べていただいたり、
◆2013年の抱負を教えてください。
及善商店 (宮城県南三陸町/水産加工・製造)の場合
東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
【及善商店の場合】
◆2012年を振り返り、事業全体の進捗はいかがですか。
当初の計画より進みました。
工場設備、生産量、雇用人数、売上において計画を上回りました。
しかし、一方で、次の点は、進みませんでした。
・衛生設備: 仮設工場で、設計上クリーン室や洗い場の強化と拡大が必要です。
・従業員更衣室及び休憩所: 場所の確保と拡大が必要です。
・直売場の設備: 販促物、ディスプレイの配慮が不十分です
・投資家への情報発信: 製造販売に主に時間を使い、投資家へのタイムリーな
情報提供ができていません。
◆現在、直面している課題を教えてください。
人材の確保と販路開拓です。
人材確保については、若手が被災地での就職に前向きではないので、
雇用は年配者が多くなってしまい、職人の育成ができないことです。
販路開拓については、被災地の仮設店舗での直売が好調ですが、
今後は被災地観光客、復興支援等の急激な減少が考えられるため、
新規販路の努力が必要不可欠となります。
2013年には、早急に今後の販路開拓の計画を固めていきたいです。
◆今後、誰からどんな支援があると助けになりますか。
とにかく、できるだけ多くの人に直接被災地を見に来てほしいです。
運転資金は必要ですが、支援に対して受け身にならず、
被災地からものづくりの魅力を町、個人、地域団体でどんどん発信し、
被災地、相手方、第3者の関係に於いて新たに生まれる考えや問題を
まずは大切にしていきたいです。
また具体的な施策としては、金融機関においての復興ファンドを期待したいです。
ファンドの魅力を幅広く国民に浸透させていただきたいです。
◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。
特典の笹かまぼこを送った時に頂いた、
励ましのお便りや、美味しいという言葉です。
昨年中学の恩師とたまたまお会いし、その日は普段と変わらぬ接し方で、
世間話をして、別れました。
間もなく復興ファンドが満額になり、出資者一覧を確認したら、
その恩師が上限額で投資しておりました。
その後すぐ連絡をし、あの時なぜ言ってくれなかったかと問いかけると、
「別にいうことじゃなく、勝手に応援したいだけ、復興できると信じてる」
と言ってくれました。とっても嬉しかったです。
◆今後、出資者の方と取り組んでみたいことはありますか。
ツアーなどを行い、できたての蒲鉾を食べていただいたり、
体験教室が出来れば最高です。
◆2013年の抱負を教えてください。
次のことに取り組んでいきたいと思います。
・インターネット販売、直売、地方発送の売上強化
・衛生設備の強化
・地域性のある商品開発とタイムリーな情報発信
・被災地からの元気と、安全安心で美味しさ日本一の蒲鉾を探求し
確実に提供していきたいです。
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https://www.securite.jp/store/detail/351
及善商店セキュリテセット:
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【ファンドで応援】セキュリテ被災地応援ファンド(1口1万500円)まだまだ募集中です:
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及善商店セキュリテセット:
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