被災地応援ファンド 2013年2月22日 14:40

木村水産(宮城県石巻市/水産加工)の場合

東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。

【木村水産の場合】

◆2012年を振り返り、事業全体の進捗はいかがですか?

当初の計画より進んでいません。
なかでも進んだことは、20年ぶりに塩うにを作り、
新しい方法で開発ができたことです。
一方で、県漁連の方針で各漁協組合の取り組みが震災前と違い、
メカブの仕入れが難しくなり品質の良い原材料が思うようにできませんでした。

木村水産
(塩うにを手にもつ木村社長)

◆現在、直面している課題を教えてください。

人材の確保と販路の開拓です。

特に、人材の確保が大変困っています。
中国の実習生を入れましたが、言葉の問題があり、
思うようにコミュニケーションがとれないという課題があります。
日本人の人材確保ができればと思います。

次に、販路開拓がなかなか難しい点です。
市場だけでは限りがあり、売上が伸びないので、
その他の販路に苦戦しています。


◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。

投資家の皆様からの応援のお手紙やはがきを
たくさんいただき、とても嬉しかったです。
わざわざ旅行の途中で当社に立ち寄っていただいた方がいました。
本当に感謝しています。人間の心の深さや優しさが身に染みています。


◆2013年の抱負を教えてください。

当初の計画より進んでいないのですが、
確実に前へ進んでいると実感していますので、
このまま心が折れることのないように、社員一同頑張ります。


(→36社のダイジェスト版はこちら
(→他の事業者のアンケートを見るにはこちら



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木村水産
写真は十三浜指の仲間。右から木村水産の木村社長、鵜の助の4人、タツミ食品の遠藤社長)
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