被災地応援ファンド
2013年2月22日 15:15
斉吉商店(宮城県気仙沼市/水産加工)の場合
東日本大震災から2年。
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
【斉吉商店の場合】
◆2012年を振り返り、事業全体の進捗はいかがですか?
ほぼ計画通りです。
仮設ではありますが、工場と店舗が2012年の7月から動き始めました。
2011年の9月から 他社工場を借りて製造を再開させ商品の販売をしており
直販に力を入れているので、店頭販売やネット販売、
TELやFAXでのご注文に加え 東京と大阪の百貨店での催事販売をしています。
また飲食スペース【ばっぱの台所】が、2012年末に完成し、
2013年4月には投資家特典でもある海鮮丼食べ放題の開店パーティーを開催予定です。
一方で、以前の潮見町食品工場の跡地が、水産加工の集積地となることになり、
国でのかさ上げが決まりましたが、防潮堤の建設もあり、
当該【水産業共同利用施設復興整備事業】自体が遅れる様子となっていることもあり、
2016年をめどに本復興の工場が動くという計画は遅れそうです
(そもそもその時期までに自社の足元の売上や収益が
どのように推移しているかをもって判断したいと考えています)。
◆現在、直面している課題を教えてください。
販路の開拓、商品開発、受注と発送のシステムです。
震災以前からの問題ですが、直販をするためのさまざまなノウハウが不足しています。
販路開拓はもちろんですが、その他にもよりお客様が取り扱いしやすい商品が必要ですし、
斉吉の商品がまとまった一つの体を見せるブランディングの作業も必要です。
さらに、より分かりやすい受注方法と1件1件の個別対応の仕組みを作る必要があります。
経理についても、廻船問屋時代の経理処理方法の上にあるため、
これも製造販売の経理に変えなければなりません。
◆今後、誰からどんな施策や支援があると、助けになりますか。
上記問題について民間企業から先進事例をみて学びたい。できれば教えてほしいです。
国はハードも大事だがソフトに対しての支援があったらよいと考えます。
◆特に、1年前の今頃と2年目の今の違いがあれば教えて下さい。
1年目は、まだ工場ができていなかったので、仮設での一時復興でした。
落ち着いて仕事ができるといいね、と思っていました。
2年目は、いったん工場もできました。
去年の6月くらいから商品のリモデルやブランディングに取り組んできました。
そもそもの事業計画では、業務用を止めて個人向けに特化しました。
業態が変わるということで、個人向けに一つ一つ変えて、検証しています。
また、歩き始めている状態です。
◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。
今になって振り返ると、やはりファンドがあったから、
投資家の皆さんと約束したから、どうしても2011年9月までに
販売を開始したいと急いだことが、大変有難かったと思います。
投資家の方が忘れないで見ていてくださるという事がはげみです。
百貨店催事など会場に足を運んでくださり、
たくさんの投資家の方にお会いできています。
◆2013年の抱負を教えてください。
落ち着いて、一人ひとりのお客様に丁寧で
間違いのない対応ができるように仕組みを作りたいです。
(→36社のダイジェスト版はこちら)
(→他の事業者のアンケートを見るにはこちら)
----------------------------------------------------------------------------
【商品を買って応援】斉吉商店 セキュリテセット:
生つみれと金のさんまセット (4,000円)
小さくて辛い金のさんまと金のせんまのセット (2,900円)
オリーブオイル漬と金のさんまシリーズ (4,700円)
海鮮丼と金のさんまのセット (5,000円)
【ファンドで応援】 斉吉商店と同じ気仙沼のファンドはこちら!
「マルトヨ食品さんまファンド」(1口1万500円)募集中!
https://www.securite.jp/fund/detail/263
「藤田商店うにわかめファンド」(1口1万500円)募集中!
https://www.securite.jp/fund/detail/327
被災地の36社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
【斉吉商店の場合】
◆2012年を振り返り、事業全体の進捗はいかがですか?
ほぼ計画通りです。
仮設ではありますが、工場と店舗が2012年の7月から動き始めました。
2011年の9月から 他社工場を借りて製造を再開させ商品の販売をしており
直販に力を入れているので、店頭販売やネット販売、
TELやFAXでのご注文に加え 東京と大阪の百貨店での催事販売をしています。
また飲食スペース【ばっぱの台所】が、2012年末に完成し、
2013年4月には投資家特典でもある海鮮丼食べ放題の開店パーティーを開催予定です。
一方で、以前の潮見町食品工場の跡地が、水産加工の集積地となることになり、
国でのかさ上げが決まりましたが、防潮堤の建設もあり、
当該【水産業共同利用施設復興整備事業】自体が遅れる様子となっていることもあり、
2016年をめどに本復興の工場が動くという計画は遅れそうです
(そもそもその時期までに自社の足元の売上や収益が
どのように推移しているかをもって判断したいと考えています)。
◆現在、直面している課題を教えてください。
販路の開拓、商品開発、受注と発送のシステムです。
震災以前からの問題ですが、直販をするためのさまざまなノウハウが不足しています。
販路開拓はもちろんですが、その他にもよりお客様が取り扱いしやすい商品が必要ですし、
斉吉の商品がまとまった一つの体を見せるブランディングの作業も必要です。
さらに、より分かりやすい受注方法と1件1件の個別対応の仕組みを作る必要があります。
経理についても、廻船問屋時代の経理処理方法の上にあるため、
これも製造販売の経理に変えなければなりません。
◆今後、誰からどんな施策や支援があると、助けになりますか。
上記問題について民間企業から先進事例をみて学びたい。できれば教えてほしいです。
国はハードも大事だがソフトに対しての支援があったらよいと考えます。
◆特に、1年前の今頃と2年目の今の違いがあれば教えて下さい。
1年目は、まだ工場ができていなかったので、仮設での一時復興でした。
落ち着いて仕事ができるといいね、と思っていました。
2年目は、いったん工場もできました。
去年の6月くらいから商品のリモデルやブランディングに取り組んできました。
そもそもの事業計画では、業務用を止めて個人向けに特化しました。
業態が変わるということで、個人向けに一つ一つ変えて、検証しています。
また、歩き始めている状態です。
◆ファンドをやって、一番嬉しかったことは何ですか。
今になって振り返ると、やはりファンドがあったから、
投資家の皆さんと約束したから、どうしても2011年9月までに
販売を開始したいと急いだことが、大変有難かったと思います。
投資家の方が忘れないで見ていてくださるという事がはげみです。
百貨店催事など会場に足を運んでくださり、
たくさんの投資家の方にお会いできています。
◆2013年の抱負を教えてください。
落ち着いて、一人ひとりのお客様に丁寧で
間違いのない対応ができるように仕組みを作りたいです。
(→36社のダイジェスト版はこちら)
(→他の事業者のアンケートを見るにはこちら)
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【商品を買って応援】斉吉商店 セキュリテセット:
生つみれと金のさんまセット (4,000円)
小さくて辛い金のさんまと金のせんまのセット (2,900円)
オリーブオイル漬と金のさんまシリーズ (4,700円)
海鮮丼と金のさんまのセット (5,000円)
【ファンドで応援】 斉吉商店と同じ気仙沼のファンドはこちら!
「マルトヨ食品さんまファンド」(1口1万500円)募集中!
https://www.securite.jp/fund/detail/263
「藤田商店うにわかめファンド」(1口1万500円)募集中!
https://www.securite.jp/fund/detail/327
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