【Kaien就労支援ファンド】開設2週間で内定者も!定員もオーバー 求められていた就労支援施設
こんにちは。
ミュージックセキュリティーズの神谷です。
先日、開設されたKaienの新拠点を訪問してきましたので、ご報告いたします!
■株式会社Kaien(カイエン)とは、、、
発達障害の方が強みや特性を活かした仕事に就くことを応援している株式会社Kaien(カイエン)。Kaienは、横浜や六本木で、約1年半にわたって就労支援を行ってきました。職業訓練修了生の8割が就職し、定着率も9割以上という実績を残せたこともあって、多くの方からお問合せをいただく状況が続いたため、10月1日に秋葉原に新拠点を設立しました。
■Kaien就労支援ファンドとは、、、
政府の認可事業である就労支援施設の開設にあたっては、施設利用者の実際の人数ではなく、定員によって、その広さや従業員の数などが決められています。そのため、新しく施設を開設する際には、何名の方が施設を利用されるかが分からないにもかかわらず、施設の家賃や従業員の給与など固定費が発生してしまうことが、事業者にとってのリスクとなっています。そこで、先日より募集をしているKaien就労支援ファンドで募った資金は、この秋葉原拠点の就労支援業務の担当者の方の賃金に充てさせていただいております。
■秋葉原拠点の現状:開設直後にもかかわらず定員状態。2週間で1人が内定獲得も
Q. 開設して約3週間が経過しました。順調ですか。
A. はい、お陰さまで開設前から多くのお問合せをいただき、現在は20名の定員を超える方に登録をいただいておりまして、空きをお待ちの方もいらっしゃいます。地域としても、都心のみならず、関西など遠方の方からもお申込をいただいております。
また、開設して2週間で1人の内定が決まりました。
Q. なぜ、これだけの人気があるのでしょうか。先日、行ったファンドのミニ説明会で、
御社にお子様を預けていらっしゃるお母様がいらっしゃり、「他の施設では、就労支援というよりも日常生活の支援が優先されているが、Kaienでは就労支援に特化している。そういう施設は、これまでになかった」と仰っていただのが、非常に印象的でした。
A. Kaienが就労支援に特化しているのは、そもそもの創業の理念が障害者、とりわけ発達障害者の方であっても、その特性を生かしながら社会で活躍できる場を作っていきたいということにあります。
その上で、発達障害者の方は、コミュニケーションが不得意な方が多いというのはありますが、Kaienで重視しているような「報・連・相」を訓練することで、職場で働けるようになる方は少なくありません。
そこでKaienでは、擬似職場を作って訓練をしています。たとえば、今日は、適性に合わせて2つの作業が行われています。1つは、新しい英会話教材を販売するにあたってマーケティング戦略を考える作業をしているチームです。どのような人たちをターゲットにするかをエクセルを使って分析して、パワーポイントを使って報告してもらいます。
もう1つは、Kaienではオンラインショップをもっておりまして、今後、どのような商材を扱うかを考えてもらっています。彼らには、単に方針を考えてもらうだけではなく、実際に仕入れ価格や販売価格を考えてもらい、ビジネスを回してもらっています。
Q. まさに実践的な作業が、ここでは行われているのですね。最後にひと言をお願いできますか。
A. 現状は定員のご登録をいただいておりますので、きちんと維持できるよう、今後もサービスの向上に努めてまいります。また、先ほども申し上げたとおり、日本全国からお問合せをいただいている状況ですので、早く次の展開も考えたいと思います。
Kaien就労支援ファンドの詳細および申込はこちら
https://www.securite.jp/fund/detail/308
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