ファンドについて
2019年7月26日 20:56
あの夜、星空が教えてくれたこと
田舎へ帰省した時や、キャンプなどの自然体験の際、いつもは見えない星の数に驚いたことはありませんか?
熊本地震で電気を奪われた夜、星空は、これまで私達が気付くことが出来なかった本来の姿を見せてくれました。
そして、人知を超えた大きな世界があるということを教えてくれました。
熊本の南阿蘇にある天文台で、そんな星空と出会える場所と時間を守り続ける人がいます。
今回は ~復興と挑戦の両立を目指す事業プロジェクト~「南阿蘇ルナ天文台ファンド」をご紹介します。
少年の頃から星が好きだった代表の宮本氏は、
『いつか多くの方たちと星や宇宙を一緒に楽しむことができる天文台を作れたら...』と考え、1996年に念願の「南阿蘇ルナ天文台」を完成させました。
南阿蘇の夜空に輝く星々をロマンチックに、そして時に科学的な好奇心を交えつつ解説するプログラムは、全国から多くの人たちを南阿蘇に呼び込んできました。
このような天文台の活動を20年続けてきたところに、熊本地震が起きたのです。
2016年4月、南阿蘇村は震度5弱の前震に続き、翌日には震度6強の本震に襲われました。
その影響で宿泊客は激減、阿蘇大橋や南阿蘇トンネルの崩壊など、交通アクセスによる被害はとても大きく、想像を超えるものでした。
そのなかで宮本氏は、当時の様子を振り返り、下記のように綴っています。
「その夜の事は、私たちは決して忘れる事はないでしょう。夜空は一面の銀の星々。
停電でまったく灯りの消えた南阿蘇の地上世界の上には、例えようもなく美しい星の世界が広がっていたのです。
朝まだきの高原の冷気の中で、ものを言わない星たちは、しかし静かに圧倒的な存在感でそこに光っていました。
そして、私は今さらながらハッと気がついたのです。当たり前だと思って過ごしている人間世界の日常は、実は仮の姿だという事を。
人類が生まれる前から存在しているこの地球、そして人類が地上世界から消えてしまった後でも輝き続けるであろうこの星空。
その宇宙の姿が今ここにあるのだと。そして、天文台で私たちがこれまで毎夜人々に伝えていたのは、人間を超えた大きな世界がある事、
それを知る事でもう一度人間の世界の大切さが見えてくる事ではなかったのかと。
天文・宇宙を知る事がいかに大切であり、また実感を伴った体験が人生においていかに貴重であるのか、身を持って感じ、本当に理解した瞬間でした。」
単なるロマンではなく、リアルな体験として、実感を持って星空を見上げる、そんな場所と時間を提供し続けたい。
そんな想いから、宮本氏は復興だけでなく、その先にある挑戦を決意しました。
それが、Luna株式会社が目指す日本発の『第4世代型公開天文台』です。
天文台からのリアルな天体観測だけではなく、今後はインターネットを通し天文台を共有することで、日本全国の方に利用していただくコミュニティーを創ります。
他の公開天文台をつなぐ天文台間のネットワークの第一号モデルともなります。
そして、このインターネット天文台は、一般の方でも楽しく利用できるものにし、
天文や機器に知識のない方でも、パソコンやスマホを使って簡単に利用できる仕組みになる予定です。
何百光年先の星の光も、何万年光年先の星雲や銀河の姿も、自身のスマホやパソコンが宇宙を写す天体望遠鏡につながります。
日々の生活のなかに、宇宙と繋がるひとときを実現できるのです。
こうした天文台としての新しい機能と役割を持つ事により、
「南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ森のアトリエ」は、熊本地震被災からの復旧にとどまらず、南阿蘇の新しい文化創造と発信の重要な拠点のひとつを目指していきます。
しかし、足元はかなり厳しい状況が続いています。天文台の方は修復出来ましたが、宿の方はまだまだ修繕に届いていません。
本プロジェクトでは、宿泊施設の改築、天文台施設の開発費及び運転資金1,300万円を募集しています。
このファンドは、10,800円/口(出資金:5,000円、応援金:5,000円、取扱手数料:800円)で、売り上げの一部が皆様に分配される仕組みです。
また、出資して頂いた方には、実際に南阿蘇にお越し頂き「南阿蘇ルナ天文台」が守ろうとしている場所と時間を体感して頂くほか、
現在プロジェクトとして進めている「インターネット天文台でつなぐ天体観察のリモート参加」へのご招待も予定しています。
一口金額 10,800円
募集総額 13,000,000円
事業者名 Luna株式会社
参加人数 110人
地域 熊本県 南阿蘇
分野 観光・宿泊
募集期間 2018年5月31日~2019年11月30日
シリーズ セキュリテ熊本地震被災地応援ファンド
【ファンドの詳細・お申込はこちら】
https://www.securite.jp/fund/detail/4325
【本ファンドの注目ニュース】
◇復興への決断と、その事業計画【スピーチ書き起こし】
https://www.securite.jp/fund/detail/4325?a=26
◇日本初!次世代型公開天文台「サイバー天文台=アルファ・ルナ システム」の実験始まる!
https://www.securite.jp/fund/detail/4325?a=25
◇プラネタリウムでの星前式
https://www.securite.jp/fund/detail/4325?a=30
熊本地震で電気を奪われた夜、星空は、これまで私達が気付くことが出来なかった本来の姿を見せてくれました。
そして、人知を超えた大きな世界があるということを教えてくれました。
熊本の南阿蘇にある天文台で、そんな星空と出会える場所と時間を守り続ける人がいます。
今回は ~復興と挑戦の両立を目指す事業プロジェクト~「南阿蘇ルナ天文台ファンド」をご紹介します。
少年の頃から星が好きだった代表の宮本氏は、
『いつか多くの方たちと星や宇宙を一緒に楽しむことができる天文台を作れたら...』と考え、1996年に念願の「南阿蘇ルナ天文台」を完成させました。
南阿蘇の夜空に輝く星々をロマンチックに、そして時に科学的な好奇心を交えつつ解説するプログラムは、全国から多くの人たちを南阿蘇に呼び込んできました。
このような天文台の活動を20年続けてきたところに、熊本地震が起きたのです。
2016年4月、南阿蘇村は震度5弱の前震に続き、翌日には震度6強の本震に襲われました。
その影響で宿泊客は激減、阿蘇大橋や南阿蘇トンネルの崩壊など、交通アクセスによる被害はとても大きく、想像を超えるものでした。
そのなかで宮本氏は、当時の様子を振り返り、下記のように綴っています。
「その夜の事は、私たちは決して忘れる事はないでしょう。夜空は一面の銀の星々。
停電でまったく灯りの消えた南阿蘇の地上世界の上には、例えようもなく美しい星の世界が広がっていたのです。
朝まだきの高原の冷気の中で、ものを言わない星たちは、しかし静かに圧倒的な存在感でそこに光っていました。
そして、私は今さらながらハッと気がついたのです。当たり前だと思って過ごしている人間世界の日常は、実は仮の姿だという事を。
人類が生まれる前から存在しているこの地球、そして人類が地上世界から消えてしまった後でも輝き続けるであろうこの星空。
その宇宙の姿が今ここにあるのだと。そして、天文台で私たちがこれまで毎夜人々に伝えていたのは、人間を超えた大きな世界がある事、
それを知る事でもう一度人間の世界の大切さが見えてくる事ではなかったのかと。
天文・宇宙を知る事がいかに大切であり、また実感を伴った体験が人生においていかに貴重であるのか、身を持って感じ、本当に理解した瞬間でした。」
単なるロマンではなく、リアルな体験として、実感を持って星空を見上げる、そんな場所と時間を提供し続けたい。
そんな想いから、宮本氏は復興だけでなく、その先にある挑戦を決意しました。
それが、Luna株式会社が目指す日本発の『第4世代型公開天文台』です。
天文台からのリアルな天体観測だけではなく、今後はインターネットを通し天文台を共有することで、日本全国の方に利用していただくコミュニティーを創ります。
他の公開天文台をつなぐ天文台間のネットワークの第一号モデルともなります。
そして、このインターネット天文台は、一般の方でも楽しく利用できるものにし、
天文や機器に知識のない方でも、パソコンやスマホを使って簡単に利用できる仕組みになる予定です。
何百光年先の星の光も、何万年光年先の星雲や銀河の姿も、自身のスマホやパソコンが宇宙を写す天体望遠鏡につながります。
日々の生活のなかに、宇宙と繋がるひとときを実現できるのです。
こうした天文台としての新しい機能と役割を持つ事により、
「南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ森のアトリエ」は、熊本地震被災からの復旧にとどまらず、南阿蘇の新しい文化創造と発信の重要な拠点のひとつを目指していきます。
しかし、足元はかなり厳しい状況が続いています。天文台の方は修復出来ましたが、宿の方はまだまだ修繕に届いていません。
本プロジェクトでは、宿泊施設の改築、天文台施設の開発費及び運転資金1,300万円を募集しています。
このファンドは、10,800円/口(出資金:5,000円、応援金:5,000円、取扱手数料:800円)で、売り上げの一部が皆様に分配される仕組みです。
また、出資して頂いた方には、実際に南阿蘇にお越し頂き「南阿蘇ルナ天文台」が守ろうとしている場所と時間を体感して頂くほか、
現在プロジェクトとして進めている「インターネット天文台でつなぐ天体観察のリモート参加」へのご招待も予定しています。
一口金額 10,800円
募集総額 13,000,000円
事業者名 Luna株式会社
参加人数 110人
地域 熊本県 南阿蘇
分野 観光・宿泊
募集期間 2018年5月31日~2019年11月30日
シリーズ セキュリテ熊本地震被災地応援ファンド
【ファンドの詳細・お申込はこちら】
https://www.securite.jp/fund/detail/4325
【本ファンドの注目ニュース】
◇復興への決断と、その事業計画【スピーチ書き起こし】
https://www.securite.jp/fund/detail/4325?a=26
◇日本初!次世代型公開天文台「サイバー天文台=アルファ・ルナ システム」の実験始まる!
https://www.securite.jp/fund/detail/4325?a=25
◇プラネタリウムでの星前式
https://www.securite.jp/fund/detail/4325?a=30
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