お知らせ 2019年12月19日 14:15

「ゲノム編集酒で乾杯」スーパー酵母2020

本日は、酵母研究へのご参加を賜りたくご案内申し上げます。

東京大学大学院理学研究科の合田研究室が中心となり、AIを用いた酵母研究が進められています。
酒造りにAIというと、何がAIだ、、と厳しい声が聞こえて来そうですね。
職人の手だからこそ魅力がありますし、風土によって味わいが楽しめるという奥深さがあります。
しかし、 AI技術が加わることで幻の古酒を復活させることも可能になると思うと、別の楽しみも増えるのではないでしょうか。

本日、こちらの研究に関する記事が朝日新聞に掲載されました。
本研究メンバーである大矢教授がコメントされていますので、一部抜粋し掲載させて頂きます。

「東京大の大矢禎一教授によると、ワインやビールはすでにゲノム編集が試みられている。ワインは酵母由来の発がん物質を減らすため、ビールでは、栽培に手間がかかるホップの香りをビール酵母に導入する研究があるという。」
「清酒造りでは、発酵の際に酵母が出す炭酸ガスが大量の泡になり、タンクの下の方しかもろみをためられない。生産効率を上げるため、炭酸ガスが泡になりにくい酵母を選んで使うのが一般的だが、味を悪くする成分が出る場合もあるのが課題だった。」(2019/12/19 朝日新聞 朝刊 )
 
 


「スーパー酵母2020」とは、人工知能(AI)を用いて酵母を選抜し培養するAI指向性進化法を開発し、
超効率的に酵母の品種改良を行うことを目指す研究です。

この研究に寄付という形でご参加していただければ幸いです。
レポートにて酵母研究の報告をさせて頂きます。(5,000円寄付の特典)
こちからお申し込みをお願いします。(税制優遇あり)
https://www.securite.jp/ac/UTokyo1/



2019/12/19朝日新聞 朝刊 「(ユリイカ!)ゲノム編集酒で乾杯、間近?」
https://www.asahi.com/articles/DA3S14299762.html


本研究プロジェクトは、このAI技術をお酒だけでなく、医薬品生産やバイオエタノールなどのバイオ燃料生産への展開も視野に入れているそうです。​
今後の研究の進捗を見守って頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

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