これまでセキュリテでは、志ある事業者の方々への応援を、出資という形で会員の皆さまから募らせていただき、ファンドを運営してまいりました。
これまでに600社のために893本のファンドを組成し、現在も239本のファンドを運用しております。
出資していただいた皆さまには、様々な出資者特典に加え、事業の売上等に応じた分配金をお支払いしております。
 
各ファンドの分配金の実績（当社では、「償還率」という指標を用いています。）につきましては、こちらのページで公開しておりますが、今回、これまでに終了したファンドの平均償還率（各ファンドに1口ずつ出資していた場合の運用成績）を集計いたしましたので、ご報告いたします。出資をご検討するに当たっての判断材料としていただけますと幸いです。

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終了ファンドの実績データ（2020年9月30日時点）

・終了本数：566本
・平均償還率：95.9%
・償還率100％以上のファンド数：356本（62.9％）
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＜例＞
・一口30,000円の出資を行い、分配を受けた金額の合計が28,770円だった場合、償還率が95.9％となります。
・当社のファンドは、出資金の約20％相当の出資者特典がある場合が多いため（ファンドによっては20％を上回る場合もあります。）、仮に20％相当（6,000円相当）の特典があったと想定すると、特典とあわせて34,770円相当（115.9％）となります。
 
平均償還率が100%を切っていることにつきましては、ファンドの事前審査や条件設計の精度を高め、全体的なパフォーマンスの改善に努めてまいります。一方で、金銭以外の出資者特典もあることから、出資者の皆さまには一定のリターンを提供できているものと考えております。また、当社がファンドを作る上で重視している社会的インパクトにつきましても、今後、より目に見える形で示せるよう努めてまいります。
 
＜注＞
※償還率の計算方法は次のとおりです。
（ファンドの一口当たり分配金額）÷（ファンドの一口当たり出資金額）×100％
 
※平均償還率の計算方法は次のとおりです。
（全ファンドの一口当たり分配金額の合計）÷（全ファンドの一口当たり出資金額の合計）×100％
 
※終了本数には、ステータスが「償還済」のファンドの他、「途中終了」のファンドのうち、分配を完了したものが含まれています。「途中終了」のファンドのうち、分配を継続中のものや、成立条件を満たさず不成立となり出資金及び取扱手数料の返金を行ったものは含みません。「償還済」「途中終了」等のファンドのステータスの意味については、こちらをご覧ください。https://www.securite.jp/guide/dividend
 
※支払期限を過ぎたことによって支払われた遅延損害金は、計算に含めておりません。
 
※取扱手数料及び振込手数料は、計算に含めておりません。取扱手数料は、ファンドによって異なりますが、概ね出資金の8%、振込手数料は、金融機関によって異なりますが、1回あたり300円程度かかります。なお、決済に支払留保金やクレジットカードをご利用いただいた場合や、分配金を再出資やストアの商品購入に充てられた場合には、振込手数料はかかりません。
 
過去に算出したデータは、こちらからご覧いただけます。なお、今回とは算出方法が異なる部分もありますので、ご了承ください。
 
2016年1月26日時点のデータ：
https://www.securite.jp/news/activity?a=92
2015年10月31日時点のデータ：
https://www.securite.jp/news/activity?a=1698
 
（文責：山辺）