募集開始「細胞療法の新規開発基金 」
みなさま
「細胞療法の新規開発基金 〜はたらく細胞をもっと自由に操るために〜」
寄付プロジェクト開始について、お知らせ申し上げます。
細胞療法とは、自分自身の細胞または他人の細胞を用いて、さまざまな病気の治癒を目指す方法です。近年の細胞・遺伝子工学技術などの進歩により、多くの細胞療法が開発されています。細胞療法技術の発展により、細胞のはたらきを自在にコントロールできるようになれば、従来の治療法(薬剤や手術、放射線療法など)では治せなかった疾患に対して、全く新しい側面からの治療ができる可能性があります。
しかし、細胞療法が日常的に使えるようになるまでには、課題がまだまだ山積しています。そこで、当社は、京都大学医学部教育研究支援基金と連携し、京都大学医学部附属病院細胞療法センター(C-RACT)が執り行う細胞療法の開発研究を加速するため、寄付金の募集を開始させていただきます。
京都大学にはさまざまな研究室があり、多種多様の研究が行われています。その中から、細胞療法に関係する研究のシーズを見つけ出し、患者さんへの治療法として確立させることで、新たな細胞療法の開発を支えています。京都大学病院では、細胞療法センター(C-RACT)が中心となって血液内科や小児科と連携し、さまざまな細胞療法が行われています。
細胞療法の研究テーマは多岐にわたりますが、細胞療法センター(C-RACT)が注目していることの一つは、細胞領域におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)です。細胞の培養や分離作業の指示、手順、記録、細胞の状態や保存状況を全て電子化して、作業の質を確保し、研究完了までの時間を短縮することで、1日でも早くはたらく細胞を患者さんの手許に届けることを目指しています。
このたび、京都大学医学部附属病院細胞療法センターで開発される工程管理システムは、既存の電子カルテ、輸血・細胞療法部門システム、さらには彼らが開発したCAR-T細胞療法進捗管理システム「かるたす」(CAR-T Administration Scheduler) と接続することで、細胞療法を取り巻く全ての情報が一元的に管理され、本領域におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の完成形に近づきます。
本研究成果は、京都大学にとどまらず、全国・全世界の細胞調製施設でも利活用可能になる予定で、世界の細胞療法領域全体のレベルアップに繋がることが期待されています。京都大学医学部附属病院細胞療法センター(C-RACT)が中心となって執り行う研究開発へのご理解とご支援を宜しくお願いいたします。
基金名:「細胞療法の新規開発基金 〜はたらく細胞をもっと自由に操るために〜」
募集期間:2021年4月15日から2021年7月14日まで
募集総額:200万円
募集サイト:https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=10
特典:
1万円以上 御礼状
5万円以上 御礼状+成果報告書
10万円以上 御礼状+成果報告書+芳名台帳記載
20万円以上 御礼状+成果報告書+芳名台帳記載+最新装置の記念銘板にお名前刻印
【本件に関するお問い合わせ先】
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 産学官連携推進室
Securite ACADEMIA E-mail: ac@musicsecurities.com
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