「しなの鉄道 車両更新ファンド」~イベント継続で魅力喚起~
今日は、「しなの鉄道 車両更新ファンド」の最新情報として、先日しなの鉄道が主催したイベントについてご紹介いたします。
◆イベントでのオークションの様子
新型コロナ感染予防への配慮をしながら開催されたイベントの一つ目は、4月29日の「EF63型電気機関車2号機の公開イベント」でした。
この機関車は、普段から軽井沢駅に展示されていますが、通常外からしか見ることができません。当日は、電気機関車EF63の車内を見ることができるとあって、約35名の鉄道ファンが集いました。
参加者は、車内公開を楽しんだだけでなく、かつて信越線が走っていて今は廃線になっている線路の上を歩いたり、鉄道部品のオークションを楽しみました。
オークションでは、プレート等3万円以上の価格がつく部品もあったそうです。
◆イベントでのオークションの様子
続いて、5月1日は、しなの鉄道の観光列車「ろくもん」のテーマ曲が発表され、軽井沢駅などでイベントが開催されました。
テーマ曲は、ヴァイオリニストの大迫淳英(おおさこ・じゅんえい)さんがプロデュースしたものです。
沿線を代表する戦国武将「真田氏」の力強さと、しなの鉄道沿線の自然豊かな景色を思わせる曲になっているそうです。
テーマ曲の発表に合わせて、「ろくもん」車内のBGMもリニューアルし、音楽の魅力を加えた新たな旅を提供していくということです。
◆テーマ曲お披露目イベント(軽井沢駅)
このように各種イベントを繰り広げたしなの鉄道でしたが、新型コロナ禍が長期化していることもあり、ゴールデンウィーク期間中の鉄道の利用者数は、通常の半分にも満たなかったということです。
しなの鉄道経営戦略部営業課の唐澤貴之さんは、「6月以降も、新型コロナウイルス感染対策を実施した上で、地道にイベントを続けていくことで、お客さんが戻ってくるのを待ちたい」と、話しています。
この「しなの鉄道 車両更新ファンド」は、しなの鉄道の新型車両導入を応援するファンドです。
新型車両を導入することで、消費電力量は約40%少なくなります。
今回の2両導入により、年間で約273,130kWhの消費電力が削減され、年間で約160tのCO2が削減されることにつながると考えられます。
◆テーマ曲お披露目イベント (上田駅)
募集総額3,000万円のファンドは、出資額が2,600万円を超えました。
しなの鉄道の唐澤さんは、「本当に多くの方にご支持いただけていて嬉しいし、『脱炭素』という世界の大きな流れに参加できてありがたい。もう少しというところまで来たので、引き続き応援をよろしくお願いします」と、話していました。
本ファンドは半分投資、半分購入の仕組みを採用したファンドで、1口金額50,000円(取扱手数料除く)のうち、25,000円が出資金として、25,000円がサービスや商品の購入代金として営業者へ支払われます。購入分の商品の中には、廃車になる115系の部品取り体験イベント参加権を選ぶことができます(抽選になる場合があります)。
唐澤さんは、このイベントは、「夏には開催できそうだ」と、話していました。
どうぞご支援下さい。
【詳細はこちら】
◇しなの鉄道 車両更新応援ファンド
一口 ¥52,000 (出資金 25,000円、購入分 25,000円、取り扱い手数料 2,000円)
募集総額 ¥30,000,000
事業者 しなの鉄道株式会社
参加人数 409人
募集期間 2021年1月14日~2021年6月30日
分野 観光・宿泊
購入商品
1口以上の購入で、以下のプランより選択 (抽選の場合も)
・ろくもん食事付きプランペア
・ろくもん食事付きプラン+地元の酒類セット(地酒)
・ろくもん食事付きプラン+地元の酒類セット(ワイン)
・ろくもん食事付きプラン+オリジナル鉄道グッズ
・ろくもん食事付きプラン+115系部品取り体験セット
注意事項
・ファンド募集終了後に、皆さまへ購入商品選択のお知らせをお送りいたします。お申し込み時点での商品選択はございません。
・C-2「ろくもん食事付き+115系部品取り体験セット」は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みて、応募者が多数の場合は抽選制とさせていただくことがございます。あらかじめご了承のほどお願いいたします。
・C-2「ろくもん食事付き+115系部品取り体験セット」を選択いただき、抽選にはずれた場合はA~C-1のセットの中から再度商品選択のご案内をさせていただきます。
なお、「しなの鉄道 車両更新応援ファンド」には、法人向けもございます。
法人でのご出資をご検討の場合は、専用URLをお送りいたしますので、こちらからお問い合わせください。
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