「触れる」VR教材システム開発基金
皆様
日頃は、大学連携プロジェクトへのご理解とご支援を賜りまして誠にありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染拡大で、対面での教育を実施することが難しくなる中、バーチャルリアリティ(VR)技術を使った臨床実習教材開発を加速させようという動きが活発です。ミュージックセキュリティーズ産学官連携推進室は京都大学医学研究科と連携し、VR教材システム開発促進のため、寄付金の募集を始めたことをお知らせします。
開発促進を目指す教材は、京都大学医学研究科がイマクリエイト株式会社と共同で開発した既存の臨床実習のバーチャルトレーニング教材に、今まで不可能であった感覚である触覚を、ハプティクス技術(※)により組み込んだ「さわれるVR教材」です。この教材があれば、学生は、胸部聴診などの触覚を伴う診断のシミュレーションができることから、実際の患者さんに触れずにして臨床研修をすることが可能です。
京都大学医学研究科・医学教育・国際化推進センターでは、今回の寄付金で既存のVR教材へハプティクス技術を追加し、触覚をも得られるVR教材へと進化させたいと考えています。
新型コロナ感染拡大の影響長期化で、京都大学医学研究科でも、対面、接触型の実習ができない状況が続いています。患者さんへの問診、回診への参加、病棟への立ち入りなど、臨床実習での様々な場面での学生の学びが制限されるなか、オンライン講義での臨床実習に頼らざるを得ない状況です。医学部の教職員は工夫を凝らしているものの、医師になるための手技を獲得できているのか、経験不足ではないかという不安の声が学生などから絶えません。
そこで、今回のプロジェクトを遂行することで、遠隔・自宅学習教材システムを作成し、オンライン臨床実習のみになった場合でも医師として適切な態度や技能の学びを確保できることを目指します。プロジェクトへのご理解とご協力をお願いいたします。
(※)ハプティクス技術:利用者に力、振動、動きなどを与えることで皮膚感覚フィードバックを得る新しい技術です。
基金名:「”触れる” VR教材システム開発基金」
募集期間:2021年8月1日から2022年1月31日まで
(先行受付:2021年7月30日-2021年7月31日)
特典:
1,000円以上 お礼状&芳名台帳への記載
10,000円以上 お礼状&成果報告書&芳名台帳への記載
100,000円以上 医学教育教材説明会WEB参加
200,000円以上 医学教育教材体験会リアル参加
1,000,000円以上 全ての特典&京都大学医学研究科長の感謝状
詳細は、こちらをご覧ください。
https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=8
【本件に関するお問い合わせ先】
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報チーム
TEL:03-5948-7301 E-mail:mspr@musicsecurities.com
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 産学官連携推進室
Securite ACADEMIA E-mail:ac@musicsecurities.com
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