ファンドについて
2022年7月26日 18:30
今日は、現在募集中の『LIP-HAKKIケニアファンド』についてご紹介します。
その前に、皆さんはケニアにどんなイメージをお持ちでしょうか?
赤道に近い暑い国、人の手の届かない大自然に野生動物など、思い浮かぶものはありますが本当はどんな所なのでしょう?
今日は ケニアという国をもっと身近に感じてもらうための記事を用意しました。
是非、ご覧ください。
■ケニアってどんな国?
先の記事にもあるように、ケニアではマタツという乗り合いバスが主流ですが、Uberなど配車サービスアプリの普及によりタクシーも増えています。
このためタクシー運転手を仕事にする方も多くなってきているそうですが、そのシステムには課題も多くあります。
それは、タクシー事業の元手となる車を、自分で所有すること自体が難しく、高いレンタル料を払って車を借りてタクシー事業を行っている人が多いということです。
これでは、どんなに人を乗せて走っても稼いだお金はレンタル料にとられてしまい、自動車の購入資金を貯蓄できず、安定した生活を送ることができません。
負のループが延々と続いてしまうのです。
▲ケニアのタクシーとして使われるワンボックスカーのマタツ
そこで、立ち上がったのがHAKKI AFRICAです。
HAKKI AFRICAでは、配車サービスアプリから入手できるタクシーでの売上情報やケニアで非常に普及しているオンラインペイメント(M-PESA)での取引記録等を活用し、ローンの頭金の金額や融資期間、融資金額、金利等を判断。
こうした判断を効率化・精緻化し、より多くの方に融資を行えるようシステムを構築しました。
こうして算定される頭金の金額は他社に比べて低く、例えば銀行では、頭金としておおよそ300,000KES(1シリング=1.15円)ほどが必要ですが、HAKKI AFRICAでは多くの場合80,000KESほどで融資を行なっています。
また、融資する車は、返済を終えると自分のものになります。
返済期間は担保であるものの、将来的に車が自分の資産となり、割高な車両レンタルを行わなくてもよくなるので長期的な収入増が見込めるのです。
実際にHAKKIの仕組みを使っているタクシードライバーのべナード・モンディさんにお話を伺いましたので、ご紹介します。
▲インタビューに応じるべナードさん(2022年5月5日)
べナード・モンディさんはケニア西部のシアヤ県出身のUberドライバーです。
2018年から、主にUberのプラットフォームを利用したタクシードライバーとして仕事をしています。
Uberドライバーを始めた当初は友人からローンを組んで車を購入し、自分の車で仕事をしていました。
しかし子供が病気をして手術が必要になり、費用を捻出するために車を手放さざるを得なくなりました。
その後は友人から週7,000KESで車を借りてドライバーを続けていましたが、以前のように自分の車を所有したいと考えていました。
そんな時乗客の一人にHAKKIを紹介され、自身の車を所有できるチャンスだと思って申込みをされたそうです。
このインタビューの9ヶ月前に無事審査を通り、HAKKIからローンを受けて今も返済を続けています。
べナードさんの仕事スケジュールは、ほぼ毎日です。
少ない日で大体一日に2000KES、多い日でも8000KESまで行くことはごく稀ですが、平均的には一日5000KES程度の収入があります。
Uberなど配車サービスアプリへの手数料を支払う必要があるので、実際の収入はそれよりも低くなりますが、着実に返済を続けているそうです。
HAKKIへの返済は毎月36,000Kshが予定額になっていますが、早く返済を終わらせたいのでそれより多く、今は毎月46,000Ksh程の返済を行っています。
決して楽な生活ではありませんが、早く返済を終わらせるために一生懸命頑張っています。
べナードさんの今後の目標は、早く今の車のローンを支払い終え、安定した収入を得ることだそうです。
HAKKIの事業はべナードさんのように、人生の選択肢を広げたい顧客の皆様の夢を応援しています。
一口:¥54,000
募集総額:¥30,000,000
事業者:株式会社HAKKI AFRICA
募集期間:2022年6月1日~2022年11月30日
分野:金融
特典:
モニタリングレポート(口数に関わらず、同一の特典となります。)
HAKKI AFRICAの財務状況の報告とHAKKI AFRICAの顧客やスタッフの紹介がついた電子レポートをご覧いただけます(認定NPO法人Living in Peace作成)。
【お申し込みはこちら】
もっとケニアを知ってほしい/タクシードライバー「べナード・モンディさん」のエピソード
ケニアってどんな国?
皆さま、こんにちは。今日は、現在募集中の『LIP-HAKKIケニアファンド』についてご紹介します。
その前に、皆さんはケニアにどんなイメージをお持ちでしょうか?
赤道に近い暑い国、人の手の届かない大自然に野生動物など、思い浮かぶものはありますが本当はどんな所なのでしょう?
今日は ケニアという国をもっと身近に感じてもらうための記事を用意しました。
是非、ご覧ください。
■ケニアってどんな国?
誠実な努力が公平に報われる世界へ
ケニアを少し身近に感じて頂けたところで、本ファンドで応援する「タクシードライバー向けローン事業」についてご紹介します。先の記事にもあるように、ケニアではマタツという乗り合いバスが主流ですが、Uberなど配車サービスアプリの普及によりタクシーも増えています。
このためタクシー運転手を仕事にする方も多くなってきているそうですが、そのシステムには課題も多くあります。
それは、タクシー事業の元手となる車を、自分で所有すること自体が難しく、高いレンタル料を払って車を借りてタクシー事業を行っている人が多いということです。
これでは、どんなに人を乗せて走っても稼いだお金はレンタル料にとられてしまい、自動車の購入資金を貯蓄できず、安定した生活を送ることができません。
負のループが延々と続いてしまうのです。
▲ケニアのタクシーとして使われるワンボックスカーのマタツ
そこで、立ち上がったのがHAKKI AFRICAです。
HAKKI AFRICAでは、配車サービスアプリから入手できるタクシーでの売上情報やケニアで非常に普及しているオンラインペイメント(M-PESA)での取引記録等を活用し、ローンの頭金の金額や融資期間、融資金額、金利等を判断。
こうした判断を効率化・精緻化し、より多くの方に融資を行えるようシステムを構築しました。
こうして算定される頭金の金額は他社に比べて低く、例えば銀行では、頭金としておおよそ300,000KES(1シリング=1.15円)ほどが必要ですが、HAKKI AFRICAでは多くの場合80,000KESほどで融資を行なっています。
また、融資する車は、返済を終えると自分のものになります。
返済期間は担保であるものの、将来的に車が自分の資産となり、割高な車両レンタルを行わなくてもよくなるので長期的な収入増が見込めるのです。
実際にHAKKIの仕組みを使っているタクシードライバーのべナード・モンディさんにお話を伺いましたので、ご紹介します。
▲インタビューに応じるべナードさん(2022年5月5日)
べナード・モンディさんはケニア西部のシアヤ県出身のUberドライバーです。
2018年から、主にUberのプラットフォームを利用したタクシードライバーとして仕事をしています。
Uberドライバーを始めた当初は友人からローンを組んで車を購入し、自分の車で仕事をしていました。
しかし子供が病気をして手術が必要になり、費用を捻出するために車を手放さざるを得なくなりました。
その後は友人から週7,000KESで車を借りてドライバーを続けていましたが、以前のように自分の車を所有したいと考えていました。
そんな時乗客の一人にHAKKIを紹介され、自身の車を所有できるチャンスだと思って申込みをされたそうです。
このインタビューの9ヶ月前に無事審査を通り、HAKKIからローンを受けて今も返済を続けています。
べナードさんの仕事スケジュールは、ほぼ毎日です。
少ない日で大体一日に2000KES、多い日でも8000KESまで行くことはごく稀ですが、平均的には一日5000KES程度の収入があります。
Uberなど配車サービスアプリへの手数料を支払う必要があるので、実際の収入はそれよりも低くなりますが、着実に返済を続けているそうです。
HAKKIへの返済は毎月36,000Kshが予定額になっていますが、早く返済を終わらせたいのでそれより多く、今は毎月46,000Ksh程の返済を行っています。
決して楽な生活ではありませんが、早く返済を終わらせるために一生懸命頑張っています。
べナードさんの今後の目標は、早く今の車のローンを支払い終え、安定した収入を得ることだそうです。
HAKKIの事業はべナードさんのように、人生の選択肢を広げたい顧客の皆様の夢を応援しています。
ファンド概要
『LIP-HAKKIケニアファンド』一口:¥54,000
募集総額:¥30,000,000
事業者:株式会社HAKKI AFRICA
募集期間:2022年6月1日~2022年11月30日
分野:金融
特典:
モニタリングレポート(口数に関わらず、同一の特典となります。)
HAKKI AFRICAの財務状況の報告とHAKKI AFRICAの顧客やスタッフの紹介がついた電子レポートをご覧いただけます(認定NPO法人Living in Peace作成)。
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