「防災の日」に考える

9月1日。
今日は「防災の日」です。
台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備することを目的とした防災啓発デー。
今日は、東日本大震災で被害に遭われて以降復興の途を歩み続け、新たなステージへと向かうセキュリテの3つのファンドをご紹介します。

復興から挑戦へ

石渡商店　持続可能な工場建設ファンド

石渡商店は、宮城県気仙沼市でフカヒレ加工商品の製造販売を行っています。
東日本大震災の津波で、会社、工場を失いました。
しかし、これまで先祖代々が築き上げてきた『気仙沼のふかひれブランド』をここで終らせてはいけないという想いで立ち上がり、復興を進めてきました。
そして、今新たなステージへ。
ふかひれ文化を存続させるべく、サメのヒレ以外の部分を有効活用するペットフード事業を開始しました。
本事業は『サメの全体利用』と、『地域の資源を活用して経済の循環をつくる』という2つの軸で進められています。
日本一のサメ水揚げ量を誇る「サメのまち」気仙沼で、地域の皆さんと一緒に、経済を回していきます。
地域のサメ産業と共に生きてきた石渡商店の新しい挑戦を、ぜひ応援してください。

【ファンドの詳細】
 

最強錆止「雪王」「鉄王」新事業ファンド

KFアテイン株式会社は、2005年に創業した東北初の塗料メーカーですが、東日本大震災では製造設備の全壊等大きな被害を受けました。
震災後、セキュリテ被災地応援ファンド「KFアテイン雪滑り塗料ファンド」を通じて450人から約2000万円を調達し、マイナスからの再建に挑戦してきました。
KFアテインの塗料はその品質が高く評価され、NEXCO東日本等の除雪車に採用されるなど、着実に売り上げを伸ばしてきました。
本ファンドは、震災からの復興を果たしたKFアテインが更なる発展を目指すため、塗装サービスの新規事業を立ち上げ、塗装工場を取得するためのファンドです。
総額１億円を、条件の異なる３つのファンドによって、調達を目指しています。

【ファンドの詳細】
 

八木澤商店新社屋/味噌工場建設ファンド

八木澤商店は創業1807年、200年以上の歴史を有するしょうゆ醸造蔵です。
2011年の東日本大震災により、陸前高田市の工場および直販店が全壊しました。
震災後、奇跡的に流失を免れたもろみから抽出した「奇跡の醤（ひしお）」を販売、一関市での製造工場の再建を果たし、本社を震災前に所在していた陸前高田市・今泉地区に移転しました。
併せて、同地に味噌工場を併設し、これまで別会社に製造を委託していた味噌の内製化を図ります。
本ファンドは、この新社屋および新工場の運転資金を皆様にご支援いただくものです。
なお、本ファンドにおいては、1口あたり分配金が20,000円に達するまでの分配を、現物または営業者が販売する商品を購入できる割引券により行います。

【ファンドの詳細】