旧セキュリテニュース
2013年11月1日 20:39
【黒壁】作家紹介vol.4 遠藤由香(えんどう ゆか)
・ガラスを始めたきっかけ
私は幼い頃より物作りが好きでした。
そういった経緯から、ガラス、金属、木、土などの沢山の素材の扱える専門学校に進学しました。一通りの素材に触れた後、窯の中に溶けたトロトロのガラスから、日常で使うグラスや器が生まれる不思議さ、楽しさに興味を持つようになりました。
始めた頃は空気を入れることさえ大変でしたが、練習するにつれて漠然とですがコツが掴めるようになりました。難しさの中に達成感があったのを今でも覚えています。
いつしかそれは、吹きガラス体験教室や自分が作る作品を通して他の人にもこの楽しさを伝えたいという想いに変わり、職人としての道を志すようになりました。
・いつもどんな想いで制作しているのか
熱く溶けたガラスは、伸ばしたり、つまんだり、鋏(はさみ)で切ったりすると色々な表情を見せてくれます。このようにガラスは、自分自身がどうアプローチするかによって様々な表現が出来るので、作品に反映させるために技術を磨いていきたいと思っています。そして、見た人がクスッと笑ったり、ホッとするような心に優しい作品作りをしていきたいです。
ブライダル商品のために制作した箸置き
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