『発達障害・知的障害の情報発信プラットフォーム開発(フェーズ2) 』募集開始
信頼のおける情報プラットフォーム構築へ日頃より、『大学連携プロジェクト Securite ACADEMIA』へのご理解を賜り、誠にありがとうございます。 この度、国立大学法人信州大学医学部が進めるプロジェクト『発達障害・知的障害の情報発信プラットフォーム開発(フェーズ2) 』の募集を開始しました。 |
エビデンスにもとづいた確かな情報を本プロジェクトのフェーズ1(2023年7月1日〜2024年6月30日)では、目標金額を大きく上回るご支援を頂き、誠にありがとうございました。皆様からのご寄付を活用し、長野県発達障がい情報・支援センター「といろ」のウェブサイトを開設し、オリジナルの情報コンテンツを作成して公開しました。 長野県内の各地で行われている知的障害・発達障害の支援に関する情報発信だけでなく、啓発のための動画を作成して「動画ライブラリー」として掲載を開始しました。 「といろ」のウェブサイトは下記URLからご覧いただけます。 https://naganoken-hattatsu.info/ 今回募集を開始したフェーズ2では、「動画ライブラリー」をより一層充実させるとともに、県内外の知的障害・発達障害の支援に関する情報発信を行っていく予定です。 また、国内外の研究に関する情報発信も行っていきたいと考えていますので、是非、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。 近年、発達障害・知的障害に対する社会的関心が著しく高まっています。 令和4年度に文部科学省が行った調査では、小学校・中学校の通常学級の中に、学習面または行動面において特別な配慮を要すると思われる児童・生徒が8.8%存在するとの報告が出され、その中には自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、学習障害などの発達障害の特性を有する児童・生徒が多く含まれていると思われます。 また、特別支援学級および特別支援学校に在籍する知的障害の児童・生徒を合わせると、義務教育期間中の子どもたちの約1割が発達障害・知的障害を有すると考えられます。 発達障害・知的障害は子どもだけの問題ではなく、成人期に達しても認知・行動・対人関係・学習などさまざまな機能における異常による社会的生活の支障が持続します。 したがって、あらゆるライフステージにおいて発達障害・知的障害の人たちへの支援体制を構築していくことは、喫緊の課題です。 近年では、メディア等でも発達障害・知的障害に関する情報が次々と出されています。 なかでもインターネットを用いたSNSや動画配信などによる情報発信は、当事者や家族が気軽にアクセスできます。 しかし、中には学術的エビデンスが不十分な情報を断定的に流布するような発信も散見されます。 本プロジェクトでは、インターネットを介した発達障害・知的障害の情報データベースを開発し、国内外の情報を収集し、エビデンスレベルを評価して、誰もが信頼し、安心して利用できる客観的な情報を発信する「発達障害・知的障害に関する情報発信プラットフォーム」を構築します。 |
プロジェクト情報
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〈「震災で結ばれた絆」Guest:中浦政克さん、木村昌之さん、洋平さん〉 今回は陸前高田にある、お菓子工房木村屋の代表である木村さん親子と、能登半島の輪島で明治43年から続く柚餅子総本家中浦屋代表の中浦さんにご対談頂きました。 東日本大震災の津波で店舗が流出した御菓子司 木村屋に、当時いち早くコンテナを貸し出した中浦さん。 今年の1月の能登半島地震で店舗が焼失するなどした中浦さんに、木村さん親子が恩返しをしたいというお気持ちを形になさっています。 お菓子作りへのこだわりと、地域への貢献でもお気持ちが繋がる、2つの老舗お菓子店。 是非ご覧ください。 ◆インタビューコーナー「SPOTLIGHT」と「EMERALD FILE」はYouTubeでも聴くことができます。 |
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