3月27日クラウド・ファンディング in Osaka 開催報告
報告が少し遅くなりましたが、去る3月27日、大阪府主催「クラウド・ファンディング in Osaka」が開催されました。
今回のセミナーは、大阪府より受託した「クラウド型ファンド活用促進事業」の1年間の総括として開催させて頂きました。
発表頂く事業者様は最多の8事業者となり、参加者も100名を超え、多くの方にご参加頂きました。
冒頭、大阪府商工労働部中小企業支援室 商業・サービス産業課長 樫原 弘幸 様より主催者挨拶。
大阪府のこれまでの取り組みについてお話頂きました。
新しいビジネスチャンスを全国に広めていく意気込みを熱く語って下さいました。
次に、弊社ミュージックセキュリテイーズ株式会社/大阪セキュリティーズ株式会社
代表取締役 小松真実より挨拶。
1年間、大阪府の事業を受託した結果、非常に大きな成果を少しずつあげてきていると感じたこと、
また、投資型クラウド・ファンディングが金融商品であることから生まれる、大切な点について話がありました。
続いて、第一部、事業者様の発表にうつります。
『大阪 実生ゆずのものづくりファンド』
有限会社re・make 代表 岡山 栄子 様
実生ゆずを使ったre・makeの取り組みの内容や、投資型クラウドファンディングを活用し
商品改良を行ったことなどをお話頂きました。
社会的意義の深い活動をご紹介頂き、実生ゆずを世界に発信し次世代に継承していきたい、
と熱く語って下さいました。
『トリ風土研究所 地鶏復活ファンド』
株式会社トリ風土研究所 代表 宮武 裕右 様
地鶏を普及させる食育活動の内容をお話下さいました。
「ひょうご味どり」の復活を目的にしていた本ファンドは、すでに募集を終了しておりますが、
この取り組みを目指した経緯や、集まった出資金で今後どのような取り組みをされるのか等、
魅力満載のお話をして下さいました。
『ノシリス知育玩具ファンド2』
有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所 代表 飯田 吉秋 様
二週間で満額達成した、ノシリス知育玩具ファンドの第二弾です。
今回のファンドの目的は、新しいデザインをつくるためのものです。
デザインというのは常に未来を考えていくものであること、また固定化されたデザインではなく、
考えるということを考えることがコンセプトであることをお話下さいました。
子どもたちの未来を常に考えている、真剣なまなざしに参加者の皆様も釘づけでした。
『紳士服の街 谷町復活スーツファンド』
株式会社NFL 代表 川辺 友之 様
明治時代の縫製職人とアパレルメーカーが栄えた大阪谷町を、紳士服の街として復活させたいと考えている川辺様。
株式会社NFLの強みをお話頂き、今後ファンドを活用し、より多くの若手縫製職人を育成していくと意気込みを語られました。
『とろさば料理専門店SABAR東京ファンド』
株式会社鯖や 代表 右田 孝宣 様
今回のファンドは、大阪市福島区にオープンしたとろ鯖料理専門店SABARを東京に出店するための資金を募集しています。
これまで右田様が鯖一筋で取り組んでこられた活動を紹介頂き、セキュリテを通して資金調達したことで、
多くのメディアに取り上げられた実績をお話下さいました。
テンポの良いお話に会場からは笑いもおこりました。
『宮古島のアロエベラファンド』
株式会社ユーティホールディングス
代表 岡 嘉宏 様
取締役 武田 正晃 様
ファンドを活用し、沖縄県宮古島のアロエベラを使ったハンドクリームの開発についてのお話や、
これまでの取り組みについてお話頂きました。
宮古島市からの強いバックアップがあること、アロエベラ農家の活性化に繋がっていることなども
ご紹介頂きました。
大きなアロエベラの葉も大注目でした。
『森と人を守るシアバターファンド2』
株式会社ア・ダンセ
代表 森重 裕子 様
森重様がブルキナファソのシアバターと出会うまでの経緯や、ファンドで集めた資金でシアバター製造
の最終工程まで行うというお話をして頂きました。
最貧国の女性たちにとって必要なものが何であるかを、優しいトーンで語って下さいました。
『諸国漫遊大阪マーケットファンド』
株式会社せのや
代表 野杁 育郎 様
400年前から続く、株式会社せのや様。現在に至るこれまでの歴史をお話下さり、また大阪という街を
元気にするために必要なものが何か、をこれまで考え続けてこられた熱い思いを語って下さいました。
インターネットではなく、実店舗でこだわりの商品を販売することで、街を盛り上げたい、という
強い気持ちがとても伝わってきました。
弊社ミュージックセキュリテイーズ株式会社 西日本支社長 杉山より総括として
「クラウド型ファンド活用促進事業」のこれまでの取り組みと成果について話がありました。
2013年6月から始まったこの取り組み、セミナーは合計10回、参加者は延べ約500名にのぼりました。
メディアに取り上げられる回数も増え、認知や関心の高まりを感じています。
1491名から、6000万円超える金額を出資頂き、大阪府内だけでは1000万円以上となっています。
以上で第一部が終了です。
続いて、第二部はブースにて各事業者様との交流です。
自分の気になった事業者の方にお話を聞きに行かれる参加者の方々。
魅力的な事業者のばかりなので、各ブースとも、大盛況となりました。
今回も、鶏の解体ショー、試食もありました。
本当に多くの方々にご参加頂きました。参加者の方々、本当にありがとうございました。
事業者の皆様も、ご協力ありがとうございました。
双方にとって有意義なセミナーであったことを、スタッフ一同切に願っております。
大阪セキュリティーズは、多くの方々に支えられ、無事、2013年度を終えることが出来ました。
ご支援、ご協力頂いた方々、本当にありがとうございました。
2014年度も、スタッフ一同、精一杯邁進してまいります。
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【ミュージックセキュリティーズからのお知らせ】
今回プレゼンいただいた事業者のファンドの詳細はコチラからご覧いただけます:
「セキュリテ大阪ファンズ」
https://www.securite.jp/osaka/
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