旧セキュリテニュース
2014年5月14日 23:24
みかんの木が器になるまで。。。
皆様、こんばんは。
5月、暖かくなり工房の隣のみかん畑の木にも花が咲きはじめました。(ちなみに品種はデコポンです。僕の一番好きな品種です。笑)
今日は先日、行いましたみかんの灰を作るまでの作業をご紹介いたします。隣の農家さんから剪定したみかんの木を頂きました。畑をやり直すそうでとても大量に頂けました。
これを焼却炉で焼いていきます。(本当にすごい量でしたのでひたすら焼いていきます。ありがたいことです!)
白くなるまで焼けた灰を回収します。(少し余熱が残っているだけでビニールが溶けて詰めた灰が袋から漏れだす事件がありましたので慎重に冷めたか確認します。。。)
篩でゴミなどを取り除きます。灰はアルカリ性がとても強いので水を何度も取り替えて、灰汁抜きをします。(素手で作業をすると冬でもないのに手荒れをするのでゴム手袋をはめて行います。)
これを天日で乾かして粉末の状態にし、計量できるようにします。釉薬を作り器に掛けて焼成します。(灰は高温で焼くとガラス化するのです。)
みかんの器の完成です!このような行程で一生を終えたみかんの木が器として生まれ変わります。以上、みかんの木が器になるまででした。
陶彩窯 長戸裕夢
5月、暖かくなり工房の隣のみかん畑の木にも花が咲きはじめました。(ちなみに品種はデコポンです。僕の一番好きな品種です。笑)
今日は先日、行いましたみかんの灰を作るまでの作業をご紹介いたします。隣の農家さんから剪定したみかんの木を頂きました。畑をやり直すそうでとても大量に頂けました。
これを焼却炉で焼いていきます。(本当にすごい量でしたのでひたすら焼いていきます。ありがたいことです!)
白くなるまで焼けた灰を回収します。(少し余熱が残っているだけでビニールが溶けて詰めた灰が袋から漏れだす事件がありましたので慎重に冷めたか確認します。。。)
篩でゴミなどを取り除きます。灰はアルカリ性がとても強いので水を何度も取り替えて、灰汁抜きをします。(素手で作業をすると冬でもないのに手荒れをするのでゴム手袋をはめて行います。)
これを天日で乾かして粉末の状態にし、計量できるようにします。釉薬を作り器に掛けて焼成します。(灰は高温で焼くとガラス化するのです。)
みかんの器の完成です!このような行程で一生を終えたみかんの木が器として生まれ変わります。以上、みかんの木が器になるまででした。
陶彩窯 長戸裕夢
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