旧セキュリテニュース 2014年6月26日 17:11

ハバネロを通して「食」について考える

みなさん、こんにちは。
【京はばねろ 篠ソースファンド】担当の鈴木です。
 
本ファンドの営業者篠ファームさんより、メッセージが届きました。
 
私たちの生活と切っても切り離せない「食」。
 
日頃食べている野菜などの食材が、どういった経緯で私たちの口まで運ばれているのか、改めて考えさせられます。
 
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篠ファームといえば、変わった野菜を作っている会社。
篠ファームといえば、ハバネロ。
 
最近ではハバネロの名前が広まってきてよくそう言われるようになりました。
 
篠ファームは今や、ハバネロ生産だけで4ヘクタールもの作付けをしているのです。
 
しかし、当社はハバネロを作ることを最初に決めていたわけではないのです。
農業に足りないのは企画販売だと思っています。
 
生産者の人には作るプロとして畑で活躍して頂きたい。
 
袋詰めや、細かい規格基準に合わせたり、値段が市場で決定されて価格が決めにくい、販売された後のことは分からず、また販売先を開拓するのも難しい・・・
 
そんな多くの問題が蓄積された結果の農家の現状でした。
 
農業をしたくても生活できないのは何故か?
 
多くの人が都会に疲れて田舎で暮らしたいとか、子育てをのんびり自然の中でしたいとか、美味しいお野菜を作りたいと願っていても、生活をするという最低限の必要なお金さえ手に入れるのが困難なお仕事です。
 
自分達だけで食べて行くのが精いっぱいな世界。
 
仕事として正当な報酬が得られているのでしょうか?
 
本当は身近な「食」の大事な問題であるにも関わらず、スーパーに行けば野菜を必ず買えることが当たり前である現代人には、その危機感が薄れてきています。
 
大規模で機械化された農業が出来るのは、日本国内でも限られています。
 
多くの人の細かい人海戦術による作業が山々に囲まれた日本の農業なのです。
 
工業化された農作物を好んで食べたい人はいますか?
 
スーパーの売り上げが良い食品は、自分達の生活の為の価格の安い食品です。
そんな「食」の問題、矛盾をどう解決して行けばいいのでしょう?
 
農業をしたい人、仕事として生活したい人、良いもの売りたい人、安全で美味しい物を食べたい人、そういう循環の輪を繋ぐのが弊社の仕事なのです。
 
その山積された問題の一つの解決法がハバネロ栽培って、突拍子もない話だと思いますか?


 


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いつも当たり前のように食べている野菜ですが、生産者さんの顔を思い描きながら食べることはなかなか無いように思います。
私自身そうです。
 
しかし、日本の「食」を支える人がいてくれるからこそ、美味しくて安全な食事ができていることをしっかりと認識しなければならないと改めて思います。
 
国内で初めてハバネロの商業生産に成功した有限会社篠ファームは、契約農家とあらかじめ野菜の価格を決め、収穫後全てを買い取り、地域の農家の活性化に貢献している企業です。
 
上記のメッセージにもありましたように、自分たちで価格設定をしにくい農家の方にとって、篠ファームさんとの契約は「安心できる」そうです。
 
日本の「食」や「農業」に対して強い思いがあるからこそのビジネスモデルです。
 
そんな篠ファームさんを応援したい、そう思った方、ぜひ【京はばねろ 篠ソースファンド】への出資をご検討頂ければ幸いです。
 
 
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