全量純米蔵
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蔵元インタビュー2008年9月4日 14:34
鯉川酒造蔵元 佐藤さんに聞く ~蔵元インタビュー第一回~
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みなさん、こんにちは!
「全量純米蔵ファンド2008」の募集開始もいよいよ近づいてきました!
今回のファンドの特徴は、なんと言っても複数の酒蔵の純米酒を投資対象としているところ。
全量純米蔵ニュースでは皆様に今回のファンドをより一層楽しんで頂けるよう、
「全量純米蔵を目指す会」に参加する蔵元たちをご紹介していきます!造り手の人となりに触れつつ、純米酒で杯を重ねる…
きっと普段の何倍もお酒を美味しく感じるはずです!
さて、トップバッターは山形県鯉川酒造株式会社の佐藤一良さんです。
スタッフ:佐藤さん、こんにちは。
佐藤さん:こんにちは。
スタッフ:さっそく質問をしていきたいと思います。
まず、佐藤さんが「全量純米蔵を目指す会」(以下、「目指す会」)に
参加したきっかけは何だったのでしょうか?
佐藤さん:もともと「目指す会」に参加する前から、全量純米化に活路を見いだして
10年ほど頑張ってきました。ちょうどそのときに神亀酒造の小川原専務に
お声を掛けて頂き、同じ志を持つ蔵元の方々と頑張ろうと思い参加しました。
スタッフ:なるほど。研究会の実施など、精力的に活動している「目指す会」ですが、
佐藤さんから見て今後「目指す会」はどういった取り組みを行うべきと
お考えでしょうか?
佐藤さん:もちろん技術的に切磋琢磨し、各蔵が優良な純米酒を醸すことも大事ですが、
各蔵の販売ネットワークを活かし、「純米燗酒」の売り先を一つでも
多く増やすことが大事だと考えています。
スタッフ:一純米酒ファンとして、一人でも多くの人にこのおいしさを味わってもらいたい、
私も佐藤さんのお話には同感です。
さて、今回の「全量純米蔵ファンド」、他の蔵元様にとってもそうですが、
佐藤さんにとってもかなり新しい挑戦だったと思います。ファンドへの参加を決めた要因は何だったのでしょうか?
佐藤さん:理由は様々ですが、やはり「阿波山田錦」を使って酒造りができる、
というのが一番の理由でしょうか。
(参考:今回のファンドでは参加蔵全てが、この「阿波山田錦」という
最高級の酒造好適米を用いて純米酒を醸造します)
スタッフ:鯉川酒造と言えば「亀の尾」という伝説の酒米を復活させ、
今や大人気の蔵というイメージがありますが?
佐藤さん:徳島の「阿波山田錦」を、山形の酒蔵として仕込水にこだわり、熟成に十分耐えうる
純米酒を醸してみたいという気持ちはありますね。
スタッフ:そうですか。やはり「阿波山田錦」というのはプロの目から見てもとても
魅力的な素材なんですね!
ところで話は変わりますが、佐藤さんはご趣味は何でしょうか?
酒造り以外の時の蔵元さん、興味あります!
佐藤さん:私は音楽が大好きです。リスナーとしてもプレイヤーとしても
音楽と接しているときが非常に楽しいですね。
スタッフ:弊社も音楽を基盤にしてきた会社ですので、非常に共感します。
私もこの仕事に就いて感じたことですが、日本酒造りは一種の「芸術」ですよね!
さて、最後になりますが、今後の目標や夢を教えて頂けますでしょうか?
佐藤さん:もちろん「阿波山田錦」で最高の純米酒を醸すことも大きな目標ですが、
山形の一「造り酒屋」として、やはり地元の米にこだわり、
純米熱燗にこだわっていきたいと思っています。
佐藤さん、ありがとうございました。
伝説の酒米「亀の尾」を自在に使いこなす「アーティスト」、佐藤さん。
彼が至高の酒米「阿波山田錦」を用いて醸し出す純米燗酒、旨くない訳がないですね!
●鯉川酒造株式会社の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/12
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