全量純米蔵

純米酒イベント2008年12月20日 00:16

下村酒造店 蔵元 下村裕昭さんに聞く ~蔵元インタビュー第十二回~

下村酒造店 蔵元 下村裕昭さんに聞く ~蔵元インタビュー第十二回~

みなさん、こんにちは!


だいぶ間が空いてしまいましたが、蔵元インタビュー第十二回としまして、
全量純米酒ファンドの第4弾「奥播磨ファンド」
http://www.zenryojunmaikura.jp/fund/details/110
も行っている下村酒造店 蔵元 下村裕昭さんにお話を伺いました。

奥播磨ファンド

スタッフ:下村さん、こんにちは。

下村さん:こんにちは。

スタッフ:皆さんに聞かせていただいているのですが、「全量純米蔵を目指す会」(以下、「目指す会」)
に参加したきっかけは何だったですか?

下村さん:神亀酒造の小川原専務に教えていただいたのがきっかけでした。
私も純米酒こそが日本酒だと考えていたので、
参加させて頂くことにしました。

スタッフ:やはり専務だったんですね。それでは、「目指す会」に入って、
どのような取組みをしていきたいとお考えですか?

下村さん:うまい純米酒の啓蒙活動を行っていきたいと考えています。

スタッフ:そうですよね。うまい純米酒の存在をもっと多くの方に知っていただくこと、
とても大事ですよね。
実際に、下村さんご自身でも啓蒙活動をされてるようですね。

下村さん:はい、趣味の領域かもしれませんが、一人でも多くの方にうまい純米酒を
飲んでもらうイベントをよく開催させてもらっています。

スタッフ:「うまい純米酒」、いい響きですね。その酒造りで、下村さんが、
一番気をつけて、こだわっている部分はどのような部分なんですか?

下村さん:麹作り、もと作り、もろみ管理の3つです。

スタッフ:下村さんはお米にもこだわられているそうですね?

下村さん:私たちの蔵がある播磨地方は、古くから稲作が盛んに行われ、
播磨の名の由来は「播種(稲作)を磨く」という所からから来ているそうです。

その播州平野の北西に位置する「奥播磨」周辺では、
酒造好適米「山田錦」の次世代を担う品種「兵庫夢錦」が多く作付けされており、
奥播磨ブランドの約半分はその「兵庫夢錦」を使用しております。

山田錦に比べ兵庫夢錦はまだまだ歴史も浅く、日本酒ファンや酒造家の間
でもあまり知られておりませんが、下村酒造店としましては何とかブランド
を確立し全国にその素晴らしさを広めたいと思っています。

スタッフ:山田錦を祖とする次世代の品種「兵庫夢錦」、とても楽しみです。
今回、「全量純米蔵ファンド2008」に参加されなかった理由もこのあたりに
あるのですか?

下村さん:はい。いま、下村酒造店としては「兵庫夢錦」を使った商品を増やしていきたい
と思っておりまして、「全量純米蔵ファンド2008」は、「阿波山田錦」であったので、
今回は見合わせて頂き、今回は単独での「奥播磨ファンド」
とさせて頂くことになりました。

スタッフ:確かに、同じ酒造好適米「山田錦」を使いつつも、各蔵それぞれの風土や技術、麹、
水などによって個性豊かに醸される純米酒を飲み比べるのもとても楽しいですが、
同じ地域の風や土、森から育まれるお米とお水、麹によって醸される純米酒の味わいも
とても楽しみです。

最後に今後の夢などあったら教えてください。

下村さん:家族だけでお米作りからすべてやってみたいです。

下村さん、ありがとうございました。
地元の酒造好適米「兵庫夢錦」にこだわった酒造りをする下村さんの
醸す純米酒、とても楽しみです。


●下村酒造店の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/22

●「奥播磨ファンド」詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/fund/details/110
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