全量純米蔵
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蔵元インタビュー2008年9月9日 02:05
大矢孝酒造蔵元 大矢俊介さんに聞く ~蔵元インタビュー第三回~
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みなさん、こんにちは!
ついに「全量純米蔵ファンド2008」の募集開始日(9/10)が決定しましたね!
思えば企画立案からここに至るまで約1年、ようやくたどり着いた感があります…。
ただ、皆様により一層楽しんで頂けるよう、最後まで気を抜かず頑張ります!
ご期待下さい!
さて、実は本日私、本ファンド参加蔵の一つである神奈川県は大矢孝酒造株式会社に行って参りました。
テレビ取材に同行する形で見学させて頂いたのですが、自然に囲まれたとても雰囲気のある酒蔵でしたよ (^□^)/
たくさん写真も撮ってきたので、近々アップしますね!
ということで、第3回はその大矢孝酒造蔵元の大矢俊介さんにご登場頂きます。
スタッフ:大矢さん、こんにちは。
大矢さん:こんにちは。
スタッフ:さて、皆さんに聞いている質問からですが、「全量純米蔵目指す会」(以下、「目指す会」)に
参加したきっかけは何だったのでしょうか?
大矢さん:まさに、日本酒の未来がここにあると思ったからです。
やはり良い純米酒は旨いですし、また熟成させることによりさらに旨味が増します。
熟成の効かないアルコール添加の酒では在庫は「悪」ですけど…。
我が蔵も純米酒に活路を見出し、純米酒の製造割合を年々増やしている
ところでしたので、「目指す会」の趣旨はぴったりでした。
スタッフ:純米酒は日本酒の本来の旨味を伝えてくれますからね。
では、大矢さんは今後「目指す会」はどういった取り組みを行うべきとお考えでしょうか?
大矢さん:「目指す会」に参加している蔵が、相互に、
そして継続的に協力し合うことが大切だと思っています。
具体的には醸造技術の講習会を実施すること、
原料米確保のために農家と組織的・継続的に取引をすること等が必要だと思います。
スタッフ:なるほど。買い手が確保できていれば、農家の方々も安心して米作りに励むことができる、
そして良い酒米を得た酒蔵は良い純米酒を醸し、最終的に潤いをもたらしてくれる訳ですね。
一スタッフとしては、今回のファンドがこのサイクルに貢献できることを願ってやみませんが、
大矢さんは本ファンドに可能性を感じたのでしょうか?。
大矢さん:そうです。また、個人としましても参加することによって、
今後良い「学び」があると思ったからです。
スタッフ:ファンドに参加した後のことも含めて考えていらっしゃるのですね。
さて、今回のファンドで作るお酒への意気込みを是非教えてください。
大矢さん:素晴らしいお米を使えるわけですから、2年間の熟成後を見通した
お酒を造ることを意識したいですね。
スタッフ:しぼりたてやひやおろし(夏の期間熟成させたお酒)も楽しみですが、
やっぱり熟成酒ですよね!
最高の熟成酒ができあがるのを一ファンとして期待しております。
ところで、普段の酒造りにおいて一番気をつけていることは何でしょうか?
大矢さん:職場の安全管理です。特に発酵中のタンクはガスが充満していて、
一つ間違うと酸欠になってしまいますからね。
私も小さい頃親に良く注意されたものです(笑)
スタッフ:酒造りの基本は「人」ですものね。
蔵人が常に安全に酒造りが出来る環境は大切ですよね。
ちなみに「人」ということで大矢さんご自身のこともお伺いしたいのですが、
ご趣味は何でしょうか?
大矢さん:趣味は釣りです。鮎をよく釣りに行きますよ。
スタッフ:素敵な趣味ですね。確かにこの蔵の周りには清流が多く流れていそうな感じがします。
その清流が名酒を造り出すのでしょう。
さて、最後に大矢さんの今後の目標・夢を教えてください。
大矢さん:おいしい純米酒をみなさんにお届けしつつ、企業としての基盤を作り上げることです。
大矢さん、ありがとうございました。。
豊かな自然環境の中でしっかりと計画的に作られていく大矢孝酒造さんの純米酒。
その裏では日本酒の未来を純米酒に託した大矢さんの熱い想いがたくさん詰まっています!
●大矢孝酒造株式会社の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/7
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