全量純米蔵
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酒蔵訪問記2010年10月7日 10:20
【蔵元インタビュー】 「諏訪泉」東田社長に聞く <後編>
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みなさん、こんにちは!
本日も諏訪酒造東田社長のインタビュー<後編>をお届けします!
全量純米蔵ファンドはもちろん、昨年度から単独ファンド「諏訪泉満天星ファンド」
も実施している東田社長に、純米酒ファンドについてお伺いしました!
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Q:純米酒ファンド、という取り組みについて率直にお聞かせください。
A:もちろん資金調達という点でも助かっていますが、これまでリーチすることの
できなかった新規のファン層の獲得ができた点が成果だと思います。
今まで諏訪泉をまったく知らなかった方も「ファンド」という面からご興味頂けますし、
投資家特典の純米酒を通じて弊社製品を知ってもらうこともできます。
Q:なるほど。様々な人と接点が持てるようになるのもファンドのメリットということですね。
出資者の皆様またはこれから出資しようと考えている方へお伝えしたいことがあれば
教えてください。
A:純米酒ファンドは社会参加、社会を変革する活動です。
昔は一部のお金持ち、いわゆる「旦那さん」でなければできなかったことが、
インターネットという道具により一人一人の額は小さくても、
意志のあるお金として機能します。
銀行に預けるより少しリスクがあると思いますが、意志のあるお金の預け方として、
積極的に参加してほしいと思います。
Q:さて、今年の造りについてお聞きしたいと思います。
今年はいつ頃から造りに入られますでしょうか?猛暑の影響はありますか?
A:今年は11月中旬から製造開始を予定しています。
猛暑の影響ですが、早稲品種の酒米は不作です。
また、高温障害による品質低下が考えられますが、一般的な話であって、
米作りを熱心に行っている農家は、上手に猛暑の影響を避けているように思います。
原料米の質が蔵によって異なる、ということは、酒の品質の差が出やすい年になりそうです。
(諏訪泉の仕込み水は真っ青!)
Q:よいお米を使って丁寧に造りを行えるか、蔵の実力が問われる年ですね。
今年の酒造りの特徴や新たに挑戦することがあればお聞かせください。
A:今年は地元智頭町「諏訪泉酒米研究会」の農家さん3人に
10年ぶりに酒造好適米「五百万石」を作ってもらいました。
昨年麹室(こうじむろ)を改造した結果、密閉性が格段に向上し、
ひょっとしたら五百万石でも良い酒ができるかも?と考えたのが理由です。
五百万石は早稲品種ですので、良いお酒ができるならば早仕込みが可能になります。
しかし、出穂が周りの米より早くて、スズメや鹿、サギなど、
いろんな動物に食べられてしまいました。
このさい、人も動物も「みんな一緒に食べよう」なんていうキャッチコピーも
いいかもしれないですね (笑)
(注)諏訪酒造の近年のテーマは「幸せな食卓」を作るです。
家族や友人が集まる食卓作りに日本酒がどのように貢献できるかを考えています。
上記はこのテーマにかけたもの。
Q:楽しみですね!さて、最後になりましたが、今後蔵として取り組んでいきたい
ことを教えてください。
A:新規の取引先を獲得することにより拡販、そして製造数量の増加を目指します。
現在は製造が600石ですが、最終的には1,000石を目標にします。
その過程では、熟成酒の適正在庫を持つために、ファンドの資金は欠かせないものと
なるように思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
幸せな食卓作りを目指して、日々純米酒の普及に励む東田社長。
これからも目が離せません!!
諏訪酒造の酒造りを応援する「諏訪泉満天星ファンド2010」は、現在好評募集中です!
インタビューを読んで応援したいと思われた方、ぜひファンドにご参加ください!!
「諏訪泉満天星ファンド2010」 ファンド詳細
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