全量純米蔵
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純米酒イベント2008年9月11日 08:31
福顔酒造蔵元 小林章さんに聞く ~蔵元インタビュー第八回~
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みなさん、こんにちは!
「全量純米蔵ファンド2008」の募集開始から一晩経ちましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
先日のブログにも書きましたが、出資証明を兼ねる限定おちょこ、
楽しみですね~!
完全オーダーメイドなので、お届けまで時間がかかってしまいますが、
楽しみに待ってて下さいね!
さて、蔵元インタビュー、今回は酒どころ新潟からいらっしゃいました、
福顔酒造蔵元、小林章さんにお話を伺いたいと思います。
スタッフ:小林さん、よろしくお願いいたします。
小林さん:よろしくお願いいたします。
スタッフ:さて、恒例の質問ですが、小林さんが「全量純米蔵を目指す会」(以下、「目指す会」)に
参加したきっかけは何だったのでしょうか?
小林さん:以前に純米酒の会に入会していたときから、神亀酒造の小川原専務に
お世話になっておりまして、その小川原専務が「目指す会」を立ち上げる
ということなので参加いたしました。
スタッフ:なるほど。やはり小川原専務を慕って参加された方は多いのですね。
ではメンバーの一人として、今後「目指す会」はどういった取り組みを
行うべきとお考えでしょうか?
小林さん:今日もありましたが、まずは「目指す会」で純米酒造りの研究を継続的に実施し、
品質の向上に努めることでしょう。
(インタビュー当日、「目指す会」メンバーたちは利き酒による研究会を行っていました)
そして、そのためにも全量を純米酒にしたいと考えております。
スタッフ:「食の安全」が何かと話題になる昨今ですが、「目指す会」の取り組みを
間近に見せて頂いて、生産者の努力は並大抵のものではないな、と敬服する思いです。
では、酒造りで一番気をつけていらっしゃることは何でしょうか?
小林さん:事故がなく、無事に造りを終了することです。
純米酒の製造過程は複雑かつ繊細ですから、いろいろなことに気を遣わなければ
なりません。
スタッフ:私も酒造りを見させてもらったことがありますが、
重労働ですし、朝早いし…。私だったらくじけてしまうかも知れません(笑)。
では、最後に福顔酒造さんの今後の目標・夢を教えてください。
小林さん:「地産地消」で酒造りを続けていくことです。
小林さん、ありがとうございます。
小林さん達の日々の努力が、飲む人をみな「ニコニコ」させる福顔酒造のお酒の魅力を生み出すのです。
●福顔酒造株式会社の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/14 -
その他2008年9月11日 02:10
森喜酒造場蔵元 森喜英樹さんに聞く ~蔵元インタビュー第七回~
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みなさん、こんばんは!
つ、つ、ついに「全量純米蔵ファンド2008」の募集がスタートしました!
過去2回のファンドを上回る勢いで、皆様からのご支援を頂いている状況です!
興味はあるけどまだ参加していないという方、
是非ぜひお申し込みはお早めに!
さて、蔵元インタビューもはや第7回目、
今回は既に全量純米化を達成している希少な蔵元である、
森喜酒造場の森喜英樹さんにお話を伺いました!
スタッフ:森喜さん、本日はよろしくお願いいたします。
森喜さん:こちらこそよろしくお願いいたします。
スタッフ:森喜酒造場は既に全量純米化を果たしていますよね?
その森喜さんがあえてこの「全量純米蔵を目指す会」(以下、「目指す会」)に
参加したのはなぜでしょうか?
森喜さん:そうですね、確かに個々の酒蔵で全量純米化を目指すことにも意義はあります。
ただし、それでは純米酒の普及、製造技術の向上には限界があります。
改めて全国に純米酒を普及させること、また、消費者に満足頂ける
純米酒の醸造技術を会得するには、少なくとも数十社で協力しあって
行うことが必要だと思い、今回の参加を決めました。
スタッフ:なるほど。「目指す会」もまだまだ発展していかなければならないということですね。
森喜さんからご覧になって「目指す会」は今後どのような活動をすべきとお考えでしょうか?
森喜さん:今はまだ比較的少人数の団体ですが、まずは参加蔵全体で、
最低限の組織運営のベースを考えなくてはと思っています。
スタッフ:今後の生産活動をよりよくしていくためにも組織運営は大切な課題ですよね。
さて、全量純米化も既に果たし、各所にファンを抱える森喜さんが
「全量純米蔵ファンド」へのご参加を決定した理由があれば教えて下さい。
森喜さん:今回のファンドは参加蔵が自社の生産能力に応じて米の調達量を選択でき、
比較的小規模でもファンドへの参加が可能ということだったので、そこに魅力を感じました。
スタッフ:ありがとうございます。今回のファンドは世界初の試みですが、
来年、再来年と継続していくことで、酒蔵及び投資家の方々の共感を
得ることが出来ればと思っております。
では森喜さん、最後に今回のファンドで作るお酒への意気込みを教えてください。
森喜さん:当然のことながら、当社の酒で今までにないラインアップを
考えなくてはならないと思っています。
それと、阿波山田錦という米のポテンシャルを生かす作りを考えたいと思っています。
森喜さん、ありがとうございました。
全量純米化を果たしてはや数年、その実力を是非本ファンドを通して
体感して下さい!!
●合名会社森喜酒造場の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/19 -
酒蔵訪問記2008年9月10日 16:03
羽根田酒造蔵元 羽根田修さんに聞く ~蔵元インタビュー第六回~
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みなさん、こんにちは!
第6回は山形の地で400年もの間酒造りを営んでいる、
羽根田酒造の蔵元、羽根田修さんの登場です。
スタッフ:羽根田さん、こんにちは。
羽根田さん:こんにちは。
スタッフ:早速ですけれども、「全量純米蔵を目指す会」(以下、「目指す会」)に
参加したきっかけは何だったのでしょうか?
羽根田さん:10数年前に「酒は純米、燗ならなお良し」という故上原浩先生の教えを知り、
以来、純米酒のおいしさを自覚するようになりました。
(上原浩先生:日本酒業界では知らない人はいない、醸造の研究及び指導の第一人者)
また、造り手として純米酒を醸す中で、その難しさと面白さを少しずつ味わってきました。
そういった純米酒の魅力に触れて、お客さんも変化してゆくのを感じ、
純米酒を増やしていくことが酒蔵の生きる道と思い、参加しました。
スタッフ:純米酒に対するニーズが増えてきていることを肌で感じたわけですね。
ではそういった現状を踏まえて、今後「目指す会」はどういった取り組みを
行うべきとお考えでしょうか?
羽根田さん:過去において「日本酒=純米酒」の時代があったわけですから、
全量純米化は実現可能なはずです。
ただ、造り手側が「純米蔵になるぞ」と声高に叫んでも意味はありません。
純米酒を愛する人を増やしていくことが大切だと思います。
日本酒は「国酒」なのですから。
スタッフ:確かにそうですね。純米酒は実際飲んでみると本当に深い味わいがありますし、
こうした純米酒のおいしさをより多くの方に共感して頂くのが、
まずは大切なことだと私たちも実感しております。
では最後に、投資家の皆様へ一言頂けますでしょうか。
羽根田さん:今回のファンドには(日本の)東の蔵も西の蔵も参加していますので、
個別の蔵の違いだけではなく、それぞれの地域によるお酒の個性の違いを、
お届けする特典で体感して頂ければと思っております。
羽根田さん、ありがとうございました。
投資家特典、楽しみですね。
お酒が届いた暁には、400年の歴史と造り手の情熱に想いを馳せながら、
味わって頂ければと思います。
●羽根田酒造株式会社の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/9 -
蔵元インタビュー2008年9月10日 03:28
秋鹿酒造蔵元 奥裕明さんに聞く ~蔵元インタビュー第五回~
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みなさん、こんにちは!
第五回となります今回は、昨年既にファンドによる資金調達を実施しており、
今回の「全量純米蔵ファンド2008」にもご参加して頂きました、
秋鹿酒造蔵元、奥裕明さんにインタビューしたいと思います!
スタッフ:奥常務、昨年もお世話になりましたが、今回のファンドもよろしくお願いします。
奥常務:こちらこそよろしくお願いします。
スタッフ:さて、秋鹿酒造は既に全量純米の蔵として、押しも押されもせぬ人気酒蔵なわけですが、
その状況下で「全量純米蔵を目指す会」(以下、「目指す会」)に参加したのはなぜでしょうか?
奥常務:「酸度の高さ」や「一貫造り(米作りから酒造りまでを自蔵で手がける)」など、
私どものお酒やその造り方は個性的であるとよく言われます。
その個性をフルに生かしつつ、よりおいしい純米酒を造るためにはどうすべきか、
それを学ぶために参加しました。
スタッフ:確かに私も秋鹿さんのお酒を初めて頂いたときは、かなりの衝撃を受けました。
パンチがあって、それにも関わらず後味にキレがあって…。
思い出すだけで飲みたくなってきます。
さて、奥常務から見て、今後「目指す会」はどういった取り組みを行っていくべきと
お考えでしょうか?
奥常務:各蔵の持っている酒造りに関する情報の交換を頻繁に行い、
共有していくことだと思います。
スタッフ:神亀酒造の小川原専務の言葉を借りるとすれば、「みんなでよくなっていく」べき
ということですね。
その「よくなっていく」過程において「目指す会」はファンドによる資金調達を
組み入れたわけですが、奥常務ご自身はファンドについて
どのようなお考えを持っていますでしょうか?
奥常務:最初は意味が分かりませんでした(笑)。
ただ、話を聞くにつれて、日本酒業界には無かった、この新しい資金調達方法に
魅力を感じました。そして、熟成酒を増やしていくためには有用であると感じました。
スタッフ:ファンド業界でも日本酒を投資対象にするなんて全く新しい話でしたよ(笑)。
少し個人的なことをお伺いしてもよろしいでしょうか?
奥常務のご趣味はなんでしょうか?
奥常務:お酒との相性を考えながらお料理を食べることです。
スタッフ:なるほど。お酒と料理、どちらが欠けても本領は発揮できないですものね。
秋鹿さんのお酒であれば、しっかりとした味との料理にも合いそうですね。
さて、最後に今後の目標・夢を教えてください。
奥常務:今はまだ一部ですが「一貫造り」を広げて、
最終的には蔵で使用する原材料を全て自分たちで賄うことが目標です。
奥常務、ありがとうございました。
「全量純米蔵」の先、「全量一貫造りの蔵」を目指す奥常務。
昨年ファンドに参加できなかった方も、本ファンドを通して
秋鹿さんのこだわり抜かれた純米酒をご堪能いただければと思います!
●秋鹿酒造有限会社の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/18 -
蔵元インタビュー2008年9月10日 01:56
梅津酒造蔵元 梅津雅典さんに聞く ~蔵元インタビュー第四回~
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みなさん、こんにちは!
今回は鳥取県の梅津酒造蔵元の梅津雅典さんにお話を伺いたいと思います。
スタッフ:梅津さん、こんにちは。今日はよろしくお願いします。
梅津さん:こちらこそよろしくお願いします。
スタッフ:さて、恒例の質問からです。
梅津さんが「全量純米蔵目指す会」(以下、「目指す会」)に参加した
きっかけは何だったのでしょうか?
梅津さん:造り酒屋として当たり前かも知れませんが、ただただ美味しい純米酒を造りたい、
といつも心から感じていました。
そして「目指す会」への参加はその願いを叶えるための最良のステージだと思いました。
「目指す会」を先導するのは、「小川原良征」(神亀酒造蔵元)ですからね。
(参考:神亀酒造は全国に先駆けて全量純米化を達成した蔵であり、
その立役者が小川原専務その人である)
結局「小川原良征」という人に惚れたことが一番大きかった訳です(笑)
スタッフ:なるほど。梅津さんにとって小川原さんはカリスマ的存在なのですね。
今後梅津さんにとって「目指す会」はどういった取り組みを行うべきとお考えでしょうか?
梅津さん:より良い純米酒を造るために、造り手として更なる勉強をしていくべきだと思います。
もちろん今でも研究会を開催していますが、今後もこの習慣は続けていくべきだと思います。
また、純米酒の将来へのロマンを共有していけばモチベーションも上がり、
いいものができていくと思います。
スタッフ:純米酒の輝かしい将来に「ファンド」が少しでもお役に立てれば、と願ってやみません。
ところでその「ファンド」、初めて話を聞いたとき、どう思いましたか?
梅津さん:ちんぷんかんぷんでした(笑)
スタッフ:ですよね(笑)。でも、今回ファンドへの参加を決定したわけです。その理由とは?
梅津さん:今以上にもっと美味しい純米酒を造るきっかけになると思ったからです。
「阿波山田錦」という素晴らしい材料で純米酒を醸すことが出来ますし、
また、参加蔵同志で切磋琢磨してレベルの向上を図ることも可能だと思います。
スタッフ:お話を伺っていると梅津さんの勤勉さがひしひしと伝わってきます。
でもたまにはお酒のことも忘れてストレス解消を図ったりするんですよね?
ご趣味とか聞かせてもらってもいいですか?
梅津さん:うーん、、、。酒造りそのものが一番の趣味ですかねぇ、、、。
スタッフ:ひえー \(*o*)/
気を取り直し、今後の目標・夢を教えてください。
梅津さん:自分自身で納得のいく酒を造り続けることと、
「日本酒造りは、日本人の文化である」ということを世間に伝えることです。
梅津さん、ありがとうございました。
「日本酒造りは日本人の文化」、素敵なお言葉です。
勤勉で努力家、その梅津さんの人柄が形となった純米酒をどうかご賞味下さい!
●梅津酒造有限会社の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/16 -
純米酒ファンド2008年9月9日 23:57
全量純米蔵ファンド2008 出資者限定おちょこ
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「純米酒ファンド」では、WEB上でのお申込で完結しているため、
これまでの第1弾、第2弾ファンドの購入者の方から、
出資証明書にあたるようなものを送って欲しいというご要望を多く頂いておりました。
そのご要望を受けまして、第3弾にあたる「全量純米蔵ファンド2008」では、
出資証明書といたしまして、「全量純米蔵目指す会」の限定おちょこを
お送りさせていただくことにいたしました。
※なお、発行料(制作料・送料)といたしまして、1口につき、1000円を
別途頂戴すること、ご了承いただければ幸いです。
限定おちょこのデザインはこちらです!
(実際にお送りするおちょこは若干デザインが変わる場合がございます)
実は、本邦初公開となる、「全量純米蔵を目指す会」のロゴデザインは、
資生堂の広告などを手がけている著名なグラフィックデザイナー
「太田和彦」氏のものになります。
太田氏の著書:「異端の資生堂広告/太田和彦の作品」
太田氏は、資生堂在席時より、居酒屋巡りに目覚め、
以来日本各地の昔ながらの居酒屋を探訪する中で神亀酒造のお酒に心酔し、
神亀酒造の小川原専務とは十数年の旧知の仲とのこと。
今回、そういったこれまでの経緯があり、太田氏による「全量純米蔵を目指す会」
ロゴデザインが実現しました。
そして、このロゴを初めて掲載するのが、今回の「全量純米蔵ファンド2008」
出資者限定おちょことなります。
「全量純米蔵ファンド2008」の資金を活用して醸された11蔵の純米酒を、
この出資者の方だけが手にする限定おちょこで、ぜひお楽しみください。 -
純米酒イベント2008年9月9日 19:24
テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」に「全量純米蔵ファンド2008」が紹介されました。
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2008年9月9日のテレビ東京「モーニングサテライトニュース」に「全量純米蔵ファンド2008」
が紹介されました。
映像はこちらからご覧なれます。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/nms/days/080909/o1.htm
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蔵元インタビュー2008年9月9日 02:05
大矢孝酒造蔵元 大矢俊介さんに聞く ~蔵元インタビュー第三回~
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みなさん、こんにちは!
ついに「全量純米蔵ファンド2008」の募集開始日(9/10)が決定しましたね!
思えば企画立案からここに至るまで約1年、ようやくたどり着いた感があります…。
ただ、皆様により一層楽しんで頂けるよう、最後まで気を抜かず頑張ります!
ご期待下さい!
さて、実は本日私、本ファンド参加蔵の一つである神奈川県は大矢孝酒造株式会社に行って参りました。
テレビ取材に同行する形で見学させて頂いたのですが、自然に囲まれたとても雰囲気のある酒蔵でしたよ (^□^)/
たくさん写真も撮ってきたので、近々アップしますね!
ということで、第3回はその大矢孝酒造蔵元の大矢俊介さんにご登場頂きます。
スタッフ:大矢さん、こんにちは。
大矢さん:こんにちは。
スタッフ:さて、皆さんに聞いている質問からですが、「全量純米蔵目指す会」(以下、「目指す会」)に
参加したきっかけは何だったのでしょうか?
大矢さん:まさに、日本酒の未来がここにあると思ったからです。
やはり良い純米酒は旨いですし、また熟成させることによりさらに旨味が増します。
熟成の効かないアルコール添加の酒では在庫は「悪」ですけど…。
我が蔵も純米酒に活路を見出し、純米酒の製造割合を年々増やしている
ところでしたので、「目指す会」の趣旨はぴったりでした。
スタッフ:純米酒は日本酒の本来の旨味を伝えてくれますからね。
では、大矢さんは今後「目指す会」はどういった取り組みを行うべきとお考えでしょうか?
大矢さん:「目指す会」に参加している蔵が、相互に、
そして継続的に協力し合うことが大切だと思っています。
具体的には醸造技術の講習会を実施すること、
原料米確保のために農家と組織的・継続的に取引をすること等が必要だと思います。
スタッフ:なるほど。買い手が確保できていれば、農家の方々も安心して米作りに励むことができる、
そして良い酒米を得た酒蔵は良い純米酒を醸し、最終的に潤いをもたらしてくれる訳ですね。
一スタッフとしては、今回のファンドがこのサイクルに貢献できることを願ってやみませんが、
大矢さんは本ファンドに可能性を感じたのでしょうか?。
大矢さん:そうです。また、個人としましても参加することによって、
今後良い「学び」があると思ったからです。
スタッフ:ファンドに参加した後のことも含めて考えていらっしゃるのですね。
さて、今回のファンドで作るお酒への意気込みを是非教えてください。
大矢さん:素晴らしいお米を使えるわけですから、2年間の熟成後を見通した
お酒を造ることを意識したいですね。
スタッフ:しぼりたてやひやおろし(夏の期間熟成させたお酒)も楽しみですが、
やっぱり熟成酒ですよね!
最高の熟成酒ができあがるのを一ファンとして期待しております。
ところで、普段の酒造りにおいて一番気をつけていることは何でしょうか?
大矢さん:職場の安全管理です。特に発酵中のタンクはガスが充満していて、
一つ間違うと酸欠になってしまいますからね。
私も小さい頃親に良く注意されたものです(笑)
スタッフ:酒造りの基本は「人」ですものね。
蔵人が常に安全に酒造りが出来る環境は大切ですよね。
ちなみに「人」ということで大矢さんご自身のこともお伺いしたいのですが、
ご趣味は何でしょうか?
大矢さん:趣味は釣りです。鮎をよく釣りに行きますよ。
スタッフ:素敵な趣味ですね。確かにこの蔵の周りには清流が多く流れていそうな感じがします。
その清流が名酒を造り出すのでしょう。
さて、最後に大矢さんの今後の目標・夢を教えてください。
大矢さん:おいしい純米酒をみなさんにお届けしつつ、企業としての基盤を作り上げることです。
大矢さん、ありがとうございました。。
豊かな自然環境の中でしっかりと計画的に作られていく大矢孝酒造さんの純米酒。
その裏では日本酒の未来を純米酒に託した大矢さんの熱い想いがたくさん詰まっています!
●大矢孝酒造株式会社の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/7 -
蔵元インタビュー2008年9月5日 10:56
田治米合名会社蔵元 田治米さんに聞く ~蔵元インタビュー第二回~
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みなさん、こんにちは!
前回の鯉川酒造佐藤さんのお話、いかがだったでしょうか?
今後もドンドン蔵元の皆さんに登場してもらいますので、
見逃さないで下さいね!
さて、今回は創業元禄十五年、300年の伝統を誇る兵庫の名醸蔵、
田治米合名会社の田治米博貴さんです。
スタッフ :田治米さん、こんにちは。和装が似合いますね!
田治米さん:ありがとうございます。
スタッフ :早速ですが、田治米さんが「全量純米蔵目指す会」(以下、「目指す会」)に
参加したきっかけは何だったのでしょうか?
田治米さん:もともと全量純米化を目指し取り組んできたのですが、そんなとき「目指す会」
発足の話を頂き、同じ志を持った方々と一緒に「本来の日本酒」である純米酒を
醸していこう、広めていこうと思い、参加しました。
スタッフ :田治米さんのお考えと「目指す会」の理念がバッチリ一致したということですね!
今後田治米さんにとって「目指す会」はどういった取り組みを行うべきとお考えでしょうか?
田治米さん:純米酒というものを世間の人たちに広く認知していただけるように取り組んでいくべきだ
と思います。そういった意味では純米酒とファンドを組み合わせることによって、新たな層
に純米酒の存在を知って頂くことが出来るのでは、と思います。
スタッフ :今回ファンドの参加を決定した理由を教えてください。
田治米さん:前述の取り組みでもお話しましたが、弊社及び弊社で醸す純米酒をより多くの方に
知って頂きたい、一人でも多くの方にファンになって頂きたいと思い、参加しました。
スタッフ :なるほど。今回のファンドでは参加する蔵が共通して徳島県阿波町産の「山田錦」を
用いることになっていますが、田治米さんとしてはこの最高の酒米を用いて
どういった純米酒を造ろうとお考えでしょうか?
田治米さん:良い米で丁寧に醸した純米酒は、熟成させるほど旨味を増すもの。熟成に耐えうる
酒造りを目指します。
スタッフ :田治米さんのご趣味はなんでしょうか?
田治米さん:今は「仕事」ですかね(笑)
「一粒の米にも無限の力あり」を心に、米の旨みを最大限に引き出す丁寧な酒造り
を目指しています。
スタッフ :素敵な言葉ですね。最後に今後の目標や夢を教えてください。
田治米さん:伝統を守り、他の蔵元や地元との共存共栄を果たしながらも、
「only one」の存在を目指します!
田治米さん、ありがとうございました。
田治米さんの醸す「only one」の純米酒、この機会に是非味わってみたいですね。
●田治米合名会社の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/15 -
蔵元インタビュー2008年9月4日 14:34
鯉川酒造蔵元 佐藤さんに聞く ~蔵元インタビュー第一回~
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みなさん、こんにちは!
「全量純米蔵ファンド2008」の募集開始もいよいよ近づいてきました!
今回のファンドの特徴は、なんと言っても複数の酒蔵の純米酒を投資対象としているところ。
全量純米蔵ニュースでは皆様に今回のファンドをより一層楽しんで頂けるよう、
「全量純米蔵を目指す会」に参加する蔵元たちをご紹介していきます!造り手の人となりに触れつつ、純米酒で杯を重ねる…
きっと普段の何倍もお酒を美味しく感じるはずです!
さて、トップバッターは山形県鯉川酒造株式会社の佐藤一良さんです。
スタッフ:佐藤さん、こんにちは。
佐藤さん:こんにちは。
スタッフ:さっそく質問をしていきたいと思います。
まず、佐藤さんが「全量純米蔵を目指す会」(以下、「目指す会」)に
参加したきっかけは何だったのでしょうか?
佐藤さん:もともと「目指す会」に参加する前から、全量純米化に活路を見いだして
10年ほど頑張ってきました。ちょうどそのときに神亀酒造の小川原専務に
お声を掛けて頂き、同じ志を持つ蔵元の方々と頑張ろうと思い参加しました。
スタッフ:なるほど。研究会の実施など、精力的に活動している「目指す会」ですが、
佐藤さんから見て今後「目指す会」はどういった取り組みを行うべきと
お考えでしょうか?
佐藤さん:もちろん技術的に切磋琢磨し、各蔵が優良な純米酒を醸すことも大事ですが、
各蔵の販売ネットワークを活かし、「純米燗酒」の売り先を一つでも
多く増やすことが大事だと考えています。
スタッフ:一純米酒ファンとして、一人でも多くの人にこのおいしさを味わってもらいたい、
私も佐藤さんのお話には同感です。
さて、今回の「全量純米蔵ファンド」、他の蔵元様にとってもそうですが、
佐藤さんにとってもかなり新しい挑戦だったと思います。ファンドへの参加を決めた要因は何だったのでしょうか?
佐藤さん:理由は様々ですが、やはり「阿波山田錦」を使って酒造りができる、
というのが一番の理由でしょうか。
(参考:今回のファンドでは参加蔵全てが、この「阿波山田錦」という
最高級の酒造好適米を用いて純米酒を醸造します)
スタッフ:鯉川酒造と言えば「亀の尾」という伝説の酒米を復活させ、
今や大人気の蔵というイメージがありますが?
佐藤さん:徳島の「阿波山田錦」を、山形の酒蔵として仕込水にこだわり、熟成に十分耐えうる
純米酒を醸してみたいという気持ちはありますね。
スタッフ:そうですか。やはり「阿波山田錦」というのはプロの目から見てもとても
魅力的な素材なんですね!
ところで話は変わりますが、佐藤さんはご趣味は何でしょうか?
酒造り以外の時の蔵元さん、興味あります!
佐藤さん:私は音楽が大好きです。リスナーとしてもプレイヤーとしても
音楽と接しているときが非常に楽しいですね。
スタッフ:弊社も音楽を基盤にしてきた会社ですので、非常に共感します。
私もこの仕事に就いて感じたことですが、日本酒造りは一種の「芸術」ですよね!
さて、最後になりますが、今後の目標や夢を教えて頂けますでしょうか?
佐藤さん:もちろん「阿波山田錦」で最高の純米酒を醸すことも大きな目標ですが、
山形の一「造り酒屋」として、やはり地元の米にこだわり、
純米熱燗にこだわっていきたいと思っています。
佐藤さん、ありがとうございました。
伝説の酒米「亀の尾」を自在に使いこなす「アーティスト」、佐藤さん。
彼が至高の酒米「阿波山田錦」を用いて醸し出す純米燗酒、旨くない訳がないですね!
●鯉川酒造株式会社の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/12
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